変革を求める国民から絶大な支持を集めたのは、ミャンマーにおける非暴力民主化運動の指導者で、ノーベル平和賞受賞者でもある、アウン・サン・スー・チー氏。
国民民主連盟・NLDの党首として、次期政権を主導するスー・チー氏だが、外国人の家族を持つことから、憲法の規定で大統領にはなれない。
しかし、外国メディアのインタビューで、次期大統領にはなんの権限もないと明言し、私がすべてを決定すると強調した。
アメリカの経済誌、フォーブスが今月発表した、2015年、世界で最も影響力のある人物で、3年連続首位となったロシアのプーチン大統領に次ぐ第2位は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相。
昨年2位だったオバマアメリカ大統領を抜き、5位からの急上昇となった。
2016年のアメリカ大統領選まで1年を切り、大統領候補の指名レースは、実業家、ドナルド・トランプ氏ら非主流派の宣伝合戦で右傾化する波乱の共和党に対して、安定の民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官の優位が固まっている。
クリントン氏は、民主党候補者討論会で。
父親が娘に、お前は大統領にだってなれるということができるアメリカをつくる。
と述べ、初の女性大統領誕生に、強い意欲を示している。
今や世界を動かす政治の場で、女性たちは大きな影響力を持ち、発言力と実行力を発揮している。
いや、もはやこの地球は女性が回していると言っても過言ではない。
そこで、今回のそこまで言って委員会NPは、ユネスコ世界記憶遺産への南京大虐殺の文書登録。
その裏で影響力を発揮したボコバ事務局長とは。
慰安婦問題を巡る日本と韓国の政府間協議で、執ように食い下がるパク・クネ大統領の真意とは。
中台分断後初の中国と台湾の首脳会談。
来年1月の台湾総統選に出馬する蔡英文氏とは。
さらに日本国内では、主婦たちが戦々恐々としている、2017年の消費税率10%への引き上げは、予定どおり行われるのか。
また、夫婦別姓、女性の再婚禁止期間など、女性たちが不平等と訴える問題への司法判断は。
などなど、国内外のさまざまな問題と、それに対して大きな影響力を持つ女性たちにスポットを当て、徹底討論。
審査する過程が不透明であった、これにもユネスコの在り方にも問題があると思います。
そして、スタジオには今週、国会でユネスコを厳しく批判した自民党の稲田朋美政調会長が登場。
さらに、当委員会ではおなじみの憂国のジャーナリスト、櫻井よしこ氏がスペシャルMCとして緊急参戦。
台湾問題の生き証人、金美齢さんも加わって、日本を代表する鉄の女たちがそろい踏み。
そこまで言って委員会NP、地球は女で回ってる?
鉄の女3人衆と徹底討論スペシャル。
えー、お任せします。
なんですか?
お任せします。
最初からですか。
僕の出る幕ございません。
大体、きょうスタジオね、上段この辺、むさくるしいもん、この辺。
そういうこと言わない。
むさくるしいもん。
末延さん、そんなところ座るの初めてでしょう。
もえちゃんの隣、初めて。
ちょっと緊張します。
いや、そこはもえちゃんの隣じゃなくて、田嶋陽子さんの席なの。
そういうことね、分かりました。
羨ましがってるの?あそこ座りたいって。
あそこに座りたかった?そうですか。
何言ってるんですか、金さんの隣に座れるなんて、こんな名誉なことじゃありませんか。
ありがとうございます。
すごいなと思ったのはですね、自民党政調会長ってやっぱすごいんだなと思いましたね。
ものすごいSPの数です。
今、映ってませんけど。
稲田さん、命狙われているんですか?
いえいえ、そんなことはないです。
今僕、ぱっと立ったら、どつかれまんの?
そうですか、あそこ、2人立ってる。
改めてご紹介いたします。
きょうは自民党の稲田朋美政調会長にお越しいただいております。
よろしくお願いします。
しかし、大臣と違って、あまり普通には政調会長っていうポジションってなじみがないんですけど、要するに何するんですか?
要するに政策の取りまとめです。
簡単に言うと。
でも公明党と連立政権だから、公明党と政策のすり合わせとかしなきゃいけない?
最終的にはやります。
そうすると、この野郎、余計なこと言いやがってとか、心の中で思いながら仕事をしたりする?
そんなことありません。
政調会長やるとね、大臣3回分ぐらい。
もう2ランク、3ランクぐらいアップしますね、政治家のステータスとしては。
だからそこに安倍さんが据えてるっていうところが、やっぱりSPの多さでしょうね。
なるほど。
ということは安もんの大臣よりは…。
安物って。
安物じゃない。
だから稲田さんがきょう、非常に重要だと思う。
ここで失敗したら、難しいです。
なんですか、それは。
稲田さん、初めてじゃないですか?稲田さん、何回目でしたっけ?ここずいぶん。
政治家になる前から来てますね。
100人切り訴訟のときの弁護…。
そうですね、だから10年ぐらい前からは出てます。
そしてご紹介遅れましたが、本日の委員会の皆さんです。
そしてそして、スペシャルMCには、櫻井よしこさんです。
よろしくお願いいたします。
そういえば、この間ね、さる所でね、櫻井さんの大きな記事を見ましてね。
なんでしょう。
朝日新聞。
あっ、分かりましたよ、それ、1万1321人。
そうですね。
そうです。
ちょっと映像でますか?
こちら。
これ、はいはい、これはなんというタイトルの?
これは美しい日本の憲法を作る国民の会。
一日も早く憲法改正を実現しましょうということで、東京武道館に、1万人をメドに集めたら、1万1000人を超える人たちがいらして、2階席、3階席はもうね、立ち見が出たんです。
これね、すごく新しい局面に、憲法改正の動きが入ったなと思うのはですね、今までは、憲法改正って国内の動きだけだったんですけども、今回はすごく国際的になりましたね、アメリカの上院議員のジョン・マケインさんっていう方がいらして、この方、メッセージを送ってくださって、安倍首相の積極平和外交、大賛成だと。
集団的自衛権をやった日本をとても尊敬するということでですね、ワシントンで、民主党と共和党が一致して今の日本を応援しますというメッセージ。
それだけではなくって、会場にね、外国の人たちが何十人も来てたの。
その外国の人っていうのは台湾の方もいらしてたし、それからもちろんアメリカからもですね、アジアの国、それから…、中国の人も、どういう目的か知りませんけど。
それにしても驚いたのは、これ、翌日、朝日が大きかったんですよ、記事が。
突出して大きかったんですね、どういうことですかね。
朝日新聞のほうが産経新聞よりもはるかに大きな記事が…。
写真が入ってて、それで気が付いたぐらいです。
それでね、よく取材してました。
そうですか。
朝日の記者にしては、すごく公平な記事を書いたなと。
もしかして、和解しました?
いや、私、その方とは会っていませんけども、朝日はやっぱりね、少し反省したんじゃないですか。
櫻井さん、それ、逆ですよ。
逆?
危機感をあおるためですよ、護憲派に。
そうなの?
これだけ増えてますと。
だから頑張らなきゃいけません。
その記事のおもしろかったのが、その記事には1万1000人って書いてあって、その下のほうに、要するに逆の立場の集会が、数百人って書いてありましたね、なんか出てましたね。
あれはでも人によっては数十人ということを言う人もいましたけど、私行っていないから分かりませんけれども。
朝日新聞はですね、この前、日韓首脳会談があったじゃないですか、そのことを朝日新聞が社説に書いてたんですけど、超上から目線で、仲よくしなきゃだめだよって言って、誰のおかげで日韓関係壊れたの、お前だろ!お前が言うなってはんこ作って押してやりたかった。
おっしゃるとおりではありますが、どんどんテーマがゆがんできますので、違う方向に行きますからね。
でもね、私のインターネットの番組なんですけど、言論テレビっていうのにお呼びして、稲田さんも何回もお出になってくださったけど、1つのテーマ、じっくり落ち着いて話すことによって、判断能力が高まっていく。
その番組、言論テレビといいます。
どうぞご覧くださいませね。
もういきましょう。
最初の議論も女性に関しますからね。
最初はユネスコが抱える問題点からです。
地球は女で回ってる?ユネスコの政治利用。
先月、ユネスコの世界記憶遺産に中国が申請した南京大虐殺の文書の登録が認められたことに関して、今週の衆院予算委員会で、自民党の稲田朋美政調会長は、こう批判した。
非常に遺憾であります。
まず何が登録されるか、全く明らかにされていません。
いまだに明らかにされていません。
中国に働きかけるのみならず、ユネスコのルールの透明化と、制度の改善に全力を尽くすべきだと。
いわゆる南京大虐殺を巡っては、犠牲者数などにおいて、日中間で議論があり、歴史的な評価や事実認定が定まらない案件の世界記憶遺産登録は、極めて異例だといわれる。
日本政府も、ユネスコの政治利用だと、事前に懸念を示していたが、その声を無視して登録に踏み切ったのが、ユネスコのイリナ・ボコバ事務局長。
ことし9月には、中国の抗日戦争勝利70年記念行事に出席するなど、昨今、その親中ぶりが問題視されているボコバ事務局長だが、もとは共産党独裁体制下のブルガリアで、議会議員や外務大臣などを務め、もともと中国共産党にもシンパシーを持っているともいわれている。
また今回、南京大虐殺の文書を記憶遺産に登録したことについて、あるジャーナリストは。
彼女は、来年の国連事務総長選挙に出馬するので、国連の常任理事国である中国が自分に拒否権を発動しないための裏取引をしたと、指摘している。
一方、昨年、日本はユネスコに対して、世界で最も多い37億円もの分担金を支出しているが、南京大虐殺の文書の記憶遺産登録への措置として、菅官房長官は、ユネスコへの分担金について、停止、もしくは削減を検討すると表明。
これを受け、ボコバ事務局長は、記憶遺産の登録手続きには透明性が欠如していると認めたうえで、制度の改善に向けて、事務局内で検討を始めていると語ったが。
そこで皆さんに質問です。
日本は、ユネスコへの分担金や拠出金を、停止すべきだと思いますか?
分かれましたね。
ははー、なるほどね。
中国が停止したって、中国がその分を払うだけだと。
いえいえ、37億ぐらいですから、大した金じゃないんですよ。
そんなの止めたって、中国が、じゃあ、うち払いますになって、日本払ってないぞって言われるから、そんなちまちましたことやるより、人をもっと投入して、全然出てませんから、国際機関に。
もっとどんどん出てって発言して、それからとりあえず中国が出してる文書の検証をまず求めて、そういうことをもう、ずっと日本、ちょっとやってなかったから、もっとそこを頑張ればいいんでね、あんまりこう、なんかこう、気持ちは分かりますけど、じゃあ金ストップみたいなね、日本人はね、立派な民主主義国家ですからね。
自信持ってね。
本当、おっしゃるとおりだと思います。
なんかこう、こうだったからお金を止めるっていうのは、大人気ないなって思います。
それよりも、ちゃんと根本をってことですよね?
もしね、アメリカみたいに脱退しても、また戻るときそれ払わなきゃいけなくなるから、義務ですから、分担金は。
そういうことも含めて言うと、あえて同じ土俵降りてってけんかするよりは、もうちょっと美しい土俵でやったほうがいいかなと思います。
ごめんなさい、今僅かな金っていわはったけど、僕は大きいと思う。
これの分担金の決め方は、日本ちゅうのは、こういうのわりと軽くぼんぼんぼんぼん出すと思うねんけど、誰が決めるんですか?日本?
いや、あれは。
あれは自動的に、GDPとか人口とかで決まるんじゃないですかね。
国力に応じて。
だけど毎年の予算の中にそれが入ってくる。
ただ、ほかのお金も含めて言えばね、そんなにこれだけが決して大きな金額ではない。
一方で、停止等を含め、やっぱり見直しを検討すべきだと?
人を出すべきだとかっていうのは全くそのとおりですけど、やっぱり、不当なことされたらですよ、不快感の表明はやるべきなので、その停止等を検討します、選択肢の1つとして、停止はありますよっていうことを発信する意味で、私はそういうことを言うっていうのは重要だと思います。
金額の問題じゃなくて、やっぱり不快感を表明すべきだと。
私、金額の問題だと思ってて、だから37億を1円だけ払ってですね、要するに、全然お前さん払ってもいないのに、
形だけ払うことは払って、一線だけは守って、その代わり言いたいことは言うと。
あのね、経済制裁ってことばが常にあるわけよ。
要するにルールを守らない、国際的なルールを守らない国に対して、みんなで経済制裁をするって言ってるわけですよ。
ですからこの経済制裁っていうのはね、とてもね、有力なカードなんだけども、日本はね、国連でもね、なんかほとんど一番高額払ってるわけじゃない、一番高額なアメリカがお金払ってないもんだから、それでね、中国はね、そのときになると、うちは開発途上国ですとか言って、やっぱりまともなお金を払おうとしてないわけでしょ。
そうすると日本はね、必ずなんか言われるとね、今もえちゃんが言ったみたいにね、大人気ないとかね、やっぱり払うべきでしょうとか。
そういう言い方をするんですよ、日本人は。
だけど実はね、ばかにされてね、さんざん、なんか反日カードを使用されてね、それでこの反日カードっていうのは限度額無制限でね、ちらつかされるとね、ぱらぱらぱらぱらっと小判が落ちてくるっていうね、長すぎた。
ユネスコはね、松浦さんがかつて事務総長やって、かなり改革しましたよ、透明度。
だから、足場はあるんですよ。
だからここはちょっと大人の構えで改革を求めていくっていうのが、僕は美しいかなと思いますけどね。
だから返す返すも松浦さんが事務総長をやりながらね、こういう結果になってるって、日本はどういうふうに国際的な機関の中で、立ち回ってきたのかと思うと情けないんだけどね。
僕はね、停止のこの議論っていうのはやるべきだと思うし、停止してもいいと思うんだけども、ただね、やっぱり結果が出てからこういう対応になるのは、げすだと思ってるんですね。
むしろね、このことはすでに、ずっと言われてたわけですよ。
言われてたわけなんだから、その段階で、一度ね、これ、保留すべきなんですよ。
金を。
遅すぎますよね。
保留して結果がおかしくならないようにすることのほうがやるべきことだったのに、今さら結果が出てからやるのはげすですね。
またこのボコバっていうのが、本当に大した玉なんですよ。
さっきビデオでもありましたけど。
あれ、眼鏡は、稲田さん、変な眼鏡じゃない?眼鏡の専門家から見て、どうなんですか?
竹田さん、なんですか、いや、むしろ脱退すべき。
さっきもVTRありましたけども、中国のほら、抗日パレードに参加してにこにこ写真撮ったりしてるわけですよ。
しかもあれ、軍事パレードですよ。
ユネスコのトップですよね。
ユネスコの目的って、憲章に書いてあるんですけど、国際平和と人類の福祉と推進、これがユネスコの存在目的なんですよ。
それと軍事パレードに行って、ちゃらちゃら手振るって、全く水と油なわけですよ。
国連事務総長のパン・ギムンさんも行ってたもんね。
みんなだめだね。
だから結局、パン・ギムンにしても、このボコバにしても、結局、中国にからめとられちゃってるわけですよ、だから全くユネスコが政治利用の舞台になってしまってて、もう最初の存在目的そのものがねじ曲げられてしまってるんですよ。
だから、脱退ですよ。
払わないどころじゃなくて、脱退すると、こんなのね、国連の精神ないだろう。
アメリカは、払ってないんじゃなくて脱退したんでしたっけ?
一度したんですね。
一度戻って、また最近、外れたんですよ。
メンバー認めたから。
しかも。
今回登録されるであろう南京大虐殺関連文書というのは、どこにあるかと言ったら、南京大虐殺記念館だか博物館だかにある、恐らく文書なわけですよ。
もしこれが決まると、ユネスコがそれを保管するためのメンテナンスフィーを、お金を出すわけですよ。
それを出すかって言ったら、日本人の税金ですよ。
あの資料、かなりでたらめだから。
それが南京大虐殺に入るんですから。
今回のね、ユネスコのやり方っていうのは、14人の専門家が協議をするんですけども、誰一人、このことについての専門家っていないんですよね。
中国が資料を出しました、それを検証する仕組みがないってことを、稲田さんがおっしゃってたわけなんですね。
日本側には、全然見せてもらいない。
そして決まりました。
じゃあ日本側は、これ、どういう内容のものなんですか、どういう資料なんですかっていったらね、出てきたのは、目次だけなんですよ、実は。
目次だけで、その目次に書いてある膨大な資料があるはずなんだけど、これは例えば南京のそのアーカイブにあったりとか、いろんなところにあるわけで、これをじゃあ日本人が行って、どうやって見るんですか、本当に出してもらえるんですかというところがあって、つまり日本政府とか、日本の民間の研究者とかが、実際にこの資料を見たくても、ものすごく入手し難いような状況の中で、目次だけが出て、そして中国の一方的な言い分だけを聞いて、日本側の反論は、その場では許されないで、決められてしまった、これが稲田さんがおっしゃった、制度はおかしいじゃないかって。
これ、決まったあとは、文書は当然のことながら、公開されるんですか?
公開されていない。
何が登録されているかも分からない。
決まってない?
公開してもらえると思ったら大間違いで、私たちが行って、この目次のこれはどこにあるのか、世界のどこの図書館にあるのか、どこのアーカイブにあるのか、全部特定して行きます。
行って見せてもらえるかどうかも分からないと、ものすごくね、ものすごくアンフェアな。
ものすごい緩い機関であることは事実。
でもそのいいかげんな緩い機関の登録をすごくこう、われわれ、ありがたがるところがあって。
世界遺産だから。
世界遺産とか、なんとか遺産とかって、それはどうなんですかね。
シベリア抑留の記録が舞鶴で保管されていて、それはロシアから批判されてますけど、全然違うのは、ちゃんとロシア側にも話し、協力を求めながら、何を登録するかも全部やって、しかも大変貴重な、シベリアの抑留されている方々の木に書いた日記とかですね、そういうものですよね。
今回、目次見たら、南京軍事法廷の記録でしょ。
まさしく100人切りの南京軍事法廷の記録っていったら、まさしく3時間だけの裁判で一人の証人も1人の証拠もなく、南京虐殺をしたっていう、でたらめ裁判ですよ、でたらめな。
それが記憶遺産にされるとしたら、私はおかしいと思います。
そして中国は。
次は慰安婦の問題がね、また出てきますから。
また2年後に、また中国は、これを出そうとしているんですけれども、その内容はね、もうかなり明らかになっていて、上海師範大学の教授でね、ソチリョウさんという59歳の人がいるんですよ。
この人は、慰安婦に、中国の慰安婦について、本を書いて、もう出たかもしれないんですけど、彼の言い分は、中国の慰安婦は、20万人以上いました。
韓国の慰安婦も20万人で、全体で40万人です。
その中の75%が殺されましたって言うんですよ。
だから慰安婦が30万人殺された。
だから南京大虐殺、かっこ付きの大虐殺ね、で、30万人が殺されたと言って、私たちはぬれぎぬを着せられてますけども、それと同じ数の慰安婦が殺されたという主張をしている方が、この上海師範大学教授の方で、この人が今、中国、韓国、それからインドネシア、フィリピン、オランダなどと一緒にですね、来年、再来年、これをまた記憶遺産に登録しようとしているんですよね。
こういった動きが、もう着々と進んでる。
そういえば、日本の女子高生の13パーが援交って、国連の特別報告やったの、オランダの報告者なんですよね。
これなんか、ネットワークがあるのは間違いないでしょうね。
そういうものに対して、その登録される前に、日本は抗議することはできないんですか?
もうさんざんしましたよね。
ただ、中国に何があるかとか、ユネスコに働きかけていますけど、さっきおっしゃったように、人を出すとか、委員の中に日本人を入れるとか、あとユネスコのルール自体を透明化するとか、そういう本質的な働きかけっていうのは少し不十分だったんじゃないかと思いますね。
あとね、反論は、日本は今、安倍政権になってから相当やってるんですけど、問題は反論より早く、やっぱり中国や韓国が、うそを言っているわけだから、そのうそに対して、事実関係として認めるところは認めてもいいわけで、英語でもっと発信しないとだめだと思うんですよね。
櫻井さんなんか英語でかなり発信をしてくださってるわけですけど、ケント・ギルバートさんだっているわけだし、やっぱりね、いろんな形で英語の発信力を高めるというのは、日本は決定的に弱かったわけで、僕はね、稲田さんぜひ、もう自民党としてすっごい力を入れるべき。
割れてたからね、そこの非常にエネルギーが弱かったですよ。
そういうのがあるって言って。
朝日新聞と私たち、割れてたもんね。
いや、そうなんですよ、はい。
僕、そもそもちょっと聞きたいんですけども、おっしゃっているようなことが、前からもう分かっていて、でもユネスコって、外務省には、国連課っていう所がたぶんあると思いますけれども、外務省は、一体何をしてたんですか。
外務省にも一生懸命やってる方はいるかもしれないんですけれども、お役所としては何もやってなかったに等しいと思う。
今回ね、外務省だけではないと思いますよ。
馳さん、文科大臣、下村博文さんの後任の方が行って、スピーチしましたね。
そのときのスピーチの内容見てね、私もうね、これはとてもだめだと思ったの。
彼はね、ユネスコの制度が不透明ですという話をした。
でもね、不透明なのは当たり前の話で、それに基づいて、われわれがどういうぬれぎぬを着せられて、どんなに日本人が傷ついて怒っていてね、悲しい思いをしていてね、不公平だと思っているかということを、伝えなきゃいけないんです。
それを全然言わない。
それでなんで、そのことを言わないのかっていったら、なるべく穏やかにプレゼンテーションしたかったから。
大人げないっていうね。
文科省の役人が書いた文章でしょ。
そうです。
外務省も文科省もあっちの問題だっていうね、そういう感じで、役所、縦割りで動いてなかったっていうことですよ。
あとはね、うそを言ってるっていうことを明確にしなきゃだめ。
虚偽を言ってるということをですね。
中国が言うと、韓国が言ってるのと、もしかしたらうそじゃないの?っていう国際世論を作っていかなきゃいけないわけですよ。
日本の中に、やっぱりNGOなんかで、反日的なね、そういうネットワークを作って、海外に発信しているグループもいっぱいあるわけですよ。
その日本の新聞が書いたことじゃないかっていうね。
朝日ですけども。
そう。
そこのところも、だからあまり言いたくなかったけど。
朝日新聞だけじゃなくて、東京新聞も。
東京新聞も。
長谷川さん、答えてたよ。
でもこの間…。
だからそうだとするとね、この問題は、ユネスコを今テーマに議論してるけども、ユネスコの問題じゃなくて、これは日本政府の問題であり、朝日の問題であり、東京新聞の問題で。
日本人の問題でしょう。
それだけじゃない。
日本はもっとね、そういう国際社会に出ていける人を育てるべき。
そういう教育をみんな心がけるべきであってね、やっぱり日本の国益のためにこういう仕事をしたいんだっていう人を、若い人をどんどん育てなきゃいけないんですよ。
すぎたみほさん、いい活動なさいましたよね。
要するに、杉田みおさんなんて、杉田みほさんなんてね、民間の立場で、国連。
自費で行ったの。
つまり、反対のことを言う、悪くいうね、左派のNGOはいくらでも活動してたけども、そういう本当に正しいことを伝えようとする民間が、存在しなかったわけですよね。
そこを国際感覚、金美齢さんおっしゃるように、国際感覚を持った若者たちがどんどん問題意識をもって、それこそ国連に行って、話をしてくるぐらいの、民間の力も絶対必要ですよ。
外務省がそこらへん非協力的で、僕は1990年の頭ぐらい、国連担当記者してましたが、そのとき、日本の緒形貞子さんを事務総長にいいだろうって、イギリス外務省がね、かなり言ってた時期があるんですよ。
僕は取材してたけど、代表部とか日本の外務省に当たると、なんであの人なんだみたいなね、非常にジェラシーの塊みたいなリアクションが戻ってくるわけですよ。
そういう部分を含めて、外務省の閉鎖性とか、人材をもっと外に開いていないっていうことが、結局こういう問題をね、やっぱ起こしてるんだと思うんですよね。
1つだけ言いますとね、外務省はそれでも変わってきてるんですよ。
なんか評価するように聞こえるかもしれないけど、本当、評価していいと思うんですね。
それはなぜ変わったかというと、政治が変わったからなんです。
こんなこと許せないと、ちゃんと反論しなさい、反論する責任は、われわれ政治家が持つんだということを、政治の側がはっきり示したことでね、官僚の皆さん方は、今までね、こんなこと言ったら怒られるだろうなといったことを、思ったことを言い始めたと思う。
だから政治のイニシアチブって、すっごく大事だと思う、ね。
それで言うとね、この間、初め年内、いや、それは年内は無理だろうという話になったんですが、いわゆる従軍慰安婦の日韓の今、局長級の外務省の会談が行われるということなんですが、大体そんなもので妥結って一体なんなのよってことも含めて、次いきましょう。
その韓国、パク・クネ大統領の心中やいかに。
地球は女で回ってる?日韓首脳会談。
11月1日、韓国・ソウルの大統領府で、日中韓首脳会談が3年半ぶりに行われ、安倍晋三総理、韓国のパク・クネ大統領、中国の李克強首相が顔を合わせた。
会談では、首脳会談の定例化と、来年の日本開催で一致したが、歴史認識問題で共闘する中国と韓国を相手に、安倍総理は1対2の対決を余儀なくされた。
議長国、韓国のパク大統領は、歴史を直視し、未来を志向すると日本をけん制。
一方で、中国に配慮し、南シナ海問題を議題として取り上げるのを避けた。
会談後に行われた夕食会のあいさつで、パク大統領は、雨降って地固まるという3国共通の格言を引き合いに、日中韓首脳会談の意義を強調したが、今後、本当に地は固まるのか?そして、パク大統領の言う雨の意味は?
翌日、パク大統領、安倍総理共に、就任以来初めてとなる1対1の首脳会談が実現。
ここでも、パク大統領は、歴史直視の姿勢を変えることなく、慰安婦問題が、日韓の関係改善への最大の障害になっていると指摘し、被害者が受け入れることができ、国民が納得できるレベルの解決を求めた。
そして、日韓両国は、慰安婦問題を巡る政府間協議を継続し、早期の妥結を目指すことで一致したが、日本政府は1965年の日韓請求権・経済協力協定で賠償問題は解決済みとの立場は堅持するとのこと。
そして今週、ソウルで首脳会談後、初の日韓外務省局長級協議が行われ、韓国政府当局者は、慰安婦問題の早期解決に向け、深く有意義な協議を行ったと述べ、具体的には話せないが、少しずつ目標に向かって動いているとの認識を示したが。
そこで皆さんに質問です。
先日の首脳会談で、勝ったのは?安倍総理、パク大統領、どちらだと思いますか?
あっ、これは一致しましたね。
っていうか、そもそも勝ち負けかっていう。
私もそう書きました。
そもそもね、たかが日韓首脳会談で勝ったとか負けたとかっていうのはね、せこい。
だけども、広い目で見ると、国際社会では日本が断然上なんだから。
正直な話ね、メディアがやっぱり悪いんですよ。
首脳会談やってないとか、なんとかって。
僕はね、勝ったと思いますよ。
これはね、外交ですからね、勝ち負けあるんですよ。
それで、なぜ勝ったか、それは断ってきてたのは、あっち側なんだから、パクさん、ついでに言えば習近平さんもそうですよ。
安倍総理はもう皆さんご案内のとおり、いつだって、中国、韓国が会いたいと言うなら会いますよと、こういう態度だった。
にもかかわらず、3年半もなぜ日中韓首脳会談が開かれなかったか、それはひとえに習近平さんが、会わなかったからですよ。
それを今回会ったのは、会わざるをえなくなったからなんですよ。
韓国についても一緒で、今回、会わざるをえなくなった、それは外交的には勝ちです。
安倍さんは、一歩も譲歩しなかったんですよね。
ところがパク・クネ大統領も習近平国家主席も、向こうは譲歩したわけ。
だってまず、中国側は、日本が尖閣の問題、領土問題を認めなければ会わないと言ってたわけですね。
パク・クネ大統領は、この慰安婦問題が進展しなければ会わないと言っていた。
ところが安倍さんは、そういう条件抜きで会いましょうよと言ってたわけなんですね。
実際に条件抜きで会ったわけですよ。
それでここにも書きましたけれども、成果なし。
成果なしが成果なわけ。
つまり安倍さんは譲歩しなかった。
ただ問題は、慰安婦問題は残るから、ゴールポストは動かさないって日本は言っているわけだから、協議継続というのか、なんかそういう形を…。
そこが僕、ちょっと、末延さんと意見が違ってて、やっぱり交渉っていうことばと、それから妥結っていうことばを使いましたよね。
これだとね、じゃあ、1965年、あれで解決してるんでしょ。
解決してたら、それからもう一回、交渉とか、妥結ってことはないと思うので、あのことば使いは、やっぱりちょっと妥協したなってい
そのあたり、じゃあ、キーマンの一人でいらっしゃる稲田さん、どうですか?妥結、交渉も含めて。
今おっしゃったように、中国、韓国とも、いろんな前提をつけないと会わないって言ってきたところ、安倍総理はいつでもドアはオープンですよとおっしゃっていて、それがなんの前提もなしに、今までどおり会談をしたこと自体が、私は成果だし、安倍総理の勝利、勝利ということばを使ったらあれかもしれませんけど、非常に日本にとっていいことだったと思います。
あと、歴史を直視して、未来志向、当然のことですよね。
私たちは客観的事実を大切にする、言うべきことは言う、そして、法的には解決済みだっていうことを冷静に言っていけばいいだけではないかと思います。
ただ、相手の立場を考えると、やっぱり韓国では、憲法裁判所が、慰安婦問題で日本から謝罪も補償もとってこれないこと自体が憲法違反、不作為な憲法違反っていう、そういう判決が出ていますので、なかなか難しいことはこれからも考えられると思います。
ばかげた判断ですよ。
歴史を直視って稲田さんがおっしゃった、そして日韓会談でも使われたね、僕は歴史を直視っていう相手のことばを、そのまま返すべきだと思うんですね。
すなわち慰安婦の問題というのは、強制拉致・連行して無理やり姓奴隷にしていたっていう、事実はないということを明確にして、売春はありましたよと。
そのことに対してはね、政府間交渉はもう決着済みだけれども、かつて、売春という、これはなぜ起こったの?って言ったら、これははっきり言って貧しさからなわけですよ。
その中でいろいろとくどかれていったかもしれない、それは不本意で行った人もいっぱいいる。
だけどそれは売春という行為があって、その売春に対して日本はこれから先ね、今ある枠組みも含めて、民間として、きちっとなんらかの対応をしましょう、僕はあっていい。
だけど強制拉致・連行はないということは韓国の皆さん、よろしいですねっていうことだけ、僕、落としどころとしてはいい。
そうすると稲田さん、今の、現に外務省どうしの局長級ですか、交渉が行われ、妥結に向けて話し合い行われているという環境の中で、一体妥結って、なんですかね。
まずは、今、おっしゃった強制連行、性奴隷、そして虐殺ですね。
これはなかったということを認めていただいて、そして慰安婦像を撤去してもらうのが、大前提だと思います。
私もまさにね、あっちは慰安婦像を世界中でばらまいているわけだから、もしこれを最終的な解決で同意するというのであれば、これは韓国政府の責任において、ぜひ撤去していただきたいなと。
だからね。
これは思いますね。
政府間で話し合いがあって、何がしかの歩み寄りがあっても、アメリカにいる中国人の団体だとか、韓国の団体っていうのは、やめないって言っているんですよ。
つまりあっちこっちに作ることをやめませんとね、だからこれは止められないんですよ、実は。
だからこそね、ユネスコの問題で見られたように、こちら側がきちんとした情報を出して、反論することが大事なんですよ。
ちょっといいですか、最初の、一番最初の肝心な問題、その日韓首脳会談のところ。
あれについて、実は中身が双方、あまり明らかにしてないんですよ。
約束事で、明らかにしないようにしようということになっている。
だから僕ら、ジャーナリストもよく分からないわけだけど、さっきの例えば慰安婦像の撤去の問題、私は当然、あれは韓国側に要求すべきだと思ってるんだけど、あのあたりは、実はどうだったんでしょうか。
日韓首脳会談、いや、僕は事実をもしご存じだったら、聞きたいんだけど、首脳会談では、これは議論されたんでしょうか。
いや、それは、明らかにされていません。
ですよね。
私が思うには、おっしゃってるはずですよ。
安倍さんは、必要な言うべきことは全部言いましたと、記者会見でおっしゃった。
言うべきことの中に、慰安婦像の撤去が入っていないとは思われない。
安倍総理のお考えからすると、当然入っていると、これは私がそんたくしますけれども、たぶん間違ってないと思う。
日韓首脳会談も、日中首脳会談も、議事録が出なかったのはね、長谷川さんがおっしゃったの、ものすごくいいポイントなんですよ。
私はね、ここすごく大きい意味があると思ってるんです。
僕もそう思う。
つまり、私も思っているんですけど、その日韓首脳会談でも、日中首脳会談でも、その中身が全部明らかになってしまったら、困るのはパク・クネさんであり、習近平さんなんですよ。
その事実自体が、私は今回は圧倒的に日本が押したと思います。
別に答えは求めてませんけど、実はそんな話って、本当は入ってくるんですか?
政府・与党では?
いやいや。
明らかにはされて…。
それなら次いきたいと思います。
地球は女で回ってる?消費増税。
安倍政権が目玉政策として掲げる、一億総活躍社会の実現に向けて、具体策を話し合う国民会議の民間議員に、タレントの菊池桃子さんが抜てきされた。
菊池さんは元アイドルとしての知名度に加えて、子育てとタレント業を両立し、労働問題にも強い思い入れがあるなど、一億総活躍を体現する、第一人者としての起用だという。
とはいえ、一億総活躍社会の実現とは、具体的に何をやるのか、決まってないうえに、そもそも一億総活躍社会のスローガンへの違和感を指摘する声も。
その一方で、一億総徴収、消費税率10%への引き上げが、2017年4月に迫っている。
政府・与党は、この消費税率引き上げと同時に、生活必需品などの税率を低く抑え、低所得者の税負担を和らげる軽減税率を導入。
現在、その対象品目についての話し合いが行われているが、公明党は、酒類を除く飲食料品を主張。
その場合、1兆3000億円の税収減となり、自民党や財務省は否定的で、自民党は精米や野菜などの生鮮食料品を軸に、一部の加工品を加える方向で検討に入った。
いずれにせよ、軽減税率を導入すれば、税収減となることから、政府はその穴を埋める財源として、新設が予定されていた低所得層の医療・介護などの自己負担を抑える総合合算制度を見送り、そこで浮いた4000億円を充てることを決定。
自民党税制調査会や財務省は、あくまでもこの4000億円の枠内で軽減税率を導入する考え。
しかし2012年、当時の民主党政権が自民、公明両党との3党合意で決定した、社会保障と税の一体改革では、消費増税に伴う増収分の全額を、医療や年金・介護など、社会保障制度の財源に充てると規定されていたはず。
軽減税率の導入で、社会保障制度がおろそかになるのは本末転倒のような気もするが。
1000兆円以上の借金を抱える日本で、消費税10%時に財源の手当がないまま、軽減税率を導入すれば、さらに財政状況が悪化することは必至。
先月末、IMF・国際通貨基金は、日本の財政立て直しには、信頼できる中期計画が必要だとして、消費税率を10%に引き上げ、増え続ける社会保障費を削減するよう求めているが。
そこで皆さんに質問です。
消費税率10%への引き上げに賛成ですか?反対ですか?また、軽減税率の導入に賛成ですか?反対ですか?
割れましたね。
これはやっぱり稲田さん、政府にとっては、国際公約でもあり、国内の公約でもあり、再来年の4月から10%というのは、もうこれは方針変更は全く考えてない状況ですか?
1回先延ばししましたよね。
そのときに、景気条項も外して、もうそれはリーマンショックみたいなことがあれば別ですけども、10%ということで、それを前提として財政再建、2020年に向けて立ててますから、私はこれはやるべきだと思います。
これ長谷川さんなんかは、この番組でずーっと、いや、来年の衆議院選挙は、これを先延ばしにすることを公約にするんだって言うてはりますが、どうです?
今、この中国バブルの崩壊がね、だんだんじわじわ効いてきて、これはもうどんどん悪くなってきますよ、中国は。
そうするとね、これはリーマンショックはものすごい一時的なものだったけど、今回の中国バブル崩壊っていうのは、いわば、慢性的にばーっと悪くなっていって、結果的に来年の5月ぐらい、決断するときには、もうめちゃくちゃ悪いですね、中国は。
だから総理が言っているリーマンショック並みという状況に状況に近づいてくると思います。
それから軽減税率はね、これははっきり言ってすじわるなんですね、すじわる。
どうしてかっていうと、生鮮食料品、みんな一律に下げたら、高所得者も低所得者もみんな一律に下がっちゃうじゃないですか。
なんで軽減税率の話出てきたかっていえば、それは低所得者には、総体的に生活必需品の負担が重いじゃないかという、これが理由ですから、高所得者に総体的に有利になるようなこの軽減税率はもともとすじわるですよ。
軽減税率がすじわるっていう話がありましたけど、僕は消費税そのものがすじわるだと思うんですね。
というのは、消費税というのは、税率一定だから、高所得者有利なんですよ。
だからつまり、お金が入ってきたときにとるのが、所得税ですよね、お金が出てくときに取るのが、これは消費税じゃないですか。
所得税は、累進課税ですから、多く稼いだ人ほどがばって持っていくわけですね。
ところがお金使うときは、所得関係なく全員同じ金額、同じ比率なわけですね。
だから年収いくら以上の人は消費税20パーっていうわけにはいかないじゃないですか。
だから消費税そのものがすでにすじわるなんですよ。
僕は立場なんだけども、世代間の格差を是正していくためには、消費税って実は大事であって、今さらね、所得税だとか、法人税だとか、今の現役世代に対して、今動いている会社にかけて、それで社会保障賄いましょうなんてできないんですよ。
そうじゃなくて、もらいすぎ世代、払いすぎ世代って、よくいわれるけども、いわば、もらい過ぎ世代の方たちにもう一回保険料ください、もう一回年金納めてくださいっていかない以上は、消費という段階で、税金を払ってもらうっていうふうにしないと、世代間、埋まんないんですよ。
消費税を導入した竹下元総理がですね、当時、周辺に導入のときにおっしゃっていたのが、やっぱり2桁に上げていくときには、2段階、軽減税率で、そういうことは考えざるをえないだろうなっていうことは当時おっしゃってたですね。
もえちゃん、やむをえない。
ねぇ、国の負債を考えると、やむをえないのかなって。
子どものことを考えるとっていうことですかね。
そうです、今後のことを考えていくと、やはり子どもが大きくなったときに日本を支えるってなったときに、やっぱりそれを考えると、どんどん人口減ってますから、取れるものは取ったほうがいいのかなと。
高ければいろいろ考えるでしょうね。
だって田中さんもこういう番組やってらっしゃるから、消費税10%になっちゃうね、みたいな話になりますもんね、おうちで。
そうですね。
でもわが家では、政治の話をすると、けんかになるので話さないでいるんですよ。
意見の対立。
田中さんは何?左派系なの?
え?そんなことないですけど。
ざこばさん、結構、税金取られてる気がする。
僕、今まで正直、消費税上げたらええとか、10%、今までずっと言うてたんですけど、税金は払うべきやろ、せやけど、最近ちょっといろいろ調べてたら、結構、はろうてんねん。
結構、取られてると思いません?
はろうてます。
これ、税理士が悪いのかと思うくらい。
政治…も悪いかもしれません。
こら、あかんわ、これ以上取ったらあかんって思いだしてきた。
それはね、それはね、むちゃくちゃ稼いではるから。
いやいや、違う違う。
結構はろてんねん。
それはね、前の年の稼ぎが効いてきてる。
あんたに…。
えー?
200も取ってるやんか。
200?
そんなんで済むわけないじゃん。
私は×××か!いやいやいや。
今のピーー根。
そう思うんですよ。
なんかぎょうさん、最近はろうてるような気するんですけど、…のこと、皆さん方、どうなんですか?
そりゃようけ払ってますわ。
高いなとは思いますよ。
おもてるでしょ。
日本の問題は、税金を払ってる方は、かなり高いもの払ってるんですが、日本は、企業で今払っていないのが、法人税払っていないのが、今度、いろいろ変わりましたから、違ってるでしょうけども。
75%ぐらいが法人税払っていない。
そして個人は、50%以上の方が所得税をたぶん払っていないと思うんです。
ですからね、どんな収入の人も、一応きちんと払うようにするということを徹底しないと、すごい上の高額所得の人ばっかり払わされるっていうのはもうさっきどなたかおっしゃったけども、もう限界があるんですね。
やっぱり国民負担と、それからもらってる福祉とがアンバランスだと思うんですね。
10%っていうのは、世界から見たらそんなに高いものでもないし。
全然。
先ほど、その景気の話ありましたけれども、今、数字見れば、四半世紀の企業収益とか、ですから有効求人倍率は47都道府県すべてで上がってますし、地方の法人税も47都道府県すべてで上がってるんですね。
もちろん賃金とか、あと非正規の問題とか、いろいろ解決しなきゃいけない問題ありますけれども、今、GDPの200%も借金のある国で、一体、いつじゃあ消費税を上げるんでしょう。
今ですっていう、そういう、私は思いで賛成して。
ざこば先生ね、毎年、ざこば師匠ね、毎年ね、医療費、みんな健康保険で。
あれ、毎年1兆円増えてるんですよ。
1兆円ずつ毎年増えてて、今40兆円ですよね。
でもこの一般会計予算100兆円と比べて、医療費が40兆円、これもちろん、私たちも保険料払ってますから、全部この税金から医療費を払ってるわけじゃないんですけども、でも40兆の医療費を払ってて、これはしかも毎年、高齢化に伴って1兆円ずつ増えてるっていうことはね、どこかで誰かがちゃんとやらないと、もえちゃんの子どもさんたちの世代にね、みーんな借金付け回しにすることに。
本音のところで、将来的には、日本は消費税20%の時代が来ますか?
いや、それは予測できません。
それは…しないほうがいい。
20はいくよね。
さあ続いていきましょう、こちらです。
地球は女で回ってる?夫婦別姓と女性の再婚禁止期間。
結婚したとき、夫の姓を名乗るか、それとも妻の姓を名乗るか。
日本の民法では、この二者選択が義務づけられており、夫婦が別の姓を選択することはできない。
この夫婦別姓を巡り、事実婚の夫婦らが、国を訴えた裁判が、先週、最高裁で結審した。
原告側は、結婚した夫婦の96%が夫の姓を選択している現状を指摘し。
女性のみに改姓を強いており、憲法の保障する平等権などを侵害している。
と主張。
これに対して国側は。
夫婦の姓をどちらにするかは、2人の選択に委ねられており、違憲とはいえない。
と、反論。
また、今回の裁判では、女性だけに離婚後6か月間の再婚禁止期間を設けた規定についても争われ、原告側は。
女性に必要以上の制約を課しており、違憲だ。
都、主張。
女性の再婚禁止期間は、父性推定の混乱を防ぐ目的で、民法733条に規定されているが。
DNA鑑定など、医科学が進歩した現代には、時代遅れ。
として、禁止期間の撤廃を求めたのに対し、国側は、父子関係の紛争を防ぐための規定で、合理性があると反論。
2件とも結審し、最高裁大法廷は、判決期日を12月16日午後3時に指定。
家族の在り方に深く関わる2つの規定について、初の憲法判断が示されることになったが。
そこで皆さんに質問です。
夫婦別姓制度の導入と、女性の再婚禁止期間の撤廃。
あなたは賛成ですか?反対ですか?
これも割れましたね。
これ2つ同時は無理なんでね、まず夫婦別姓からいきましょうか。
渡辺さん、ちなみに結婚されてますよね?
してます。
本名はどちら?
本名は夫のほう。
ということは、仕事のときだけは渡辺姓、旧姓を名乗っているということですか。
なんか不都合は?
不都合?仕事で自分の…。
っていうか、戸籍名が渡辺じゃないことで。
いやー、めんどくさかったですけどね、パスポートとかそういうのが、変えるってめんどくさいなって。
でも不都合は、今のところ、私は感じてないです。
なるほど。
さあ、これに関して言うと、個人の自由じゃないんだ、竹田さん。
これは、長谷川さんが個人の自由って書くのを一応、ちらっと見ちゃったので。
これ、長谷川さん、なんで自由なんですか?これ。
え?
自由じゃないじゃないですか。
別姓との話は、別に、名前と結婚の現実ってものは、別に違っていたっていいじゃないですか?
自由よりも大切なものってあるじゃないですか。
要するに、家族法、民法で家族法っていって、…法とか、契約関係は結構事情によって変わることありますけども、あらゆる法律の中で、最も変わりにくいものは憲法と家族法なんですよ。
なぜ家族法かといったら、だってこれ民族の伝統文化の根本だから。
だから、朝鮮を併合したときに、日本の民法、全部挑戦で適応したんだから、家族法だけは彼らのものを作らせたんですね。
そのぐらい家族法ってとても大切で民族の根幹。
特に問題をいいますけど、これ、もし夫婦別姓を導入すると、事実婚が多くなるということになるんですね。
夫婦別姓の国は非常に婚外子が多くて。
夫婦別姓だと事実婚が多くなるってどうしてです?
つまり法律婚と事実婚の差があいまいになってくるんです。
フランスのように、パートナーシップ。
日本はですね、婚外子は2.0%が、…、スウェーデンは55.4%あるんですね。
まずこれが問題1。
もう一つは、日本の家族婚、ちょっと金さんとはまた違うんですが、日本の場合は養子の制度とかあるんですよ。
そうするとね、養子とか組んだりして、子どもが親のどっちの姓を名乗るかとかやり始めるとね、表札がかけられなくなる。
そこもちょっとシミュレーションしたんですけども、サザエさんがね、だって磯野さんでしょう。
お母さんは石田フネさんでしょう。
それぞれお父さん、お母さんの姓
めちゃくちゃになるんですよ。
全部含めて。
だからといってスウェーデンは国として破滅してないじゃないですか。
だからもともと持ってる家族制度が違うんですよ。
ちゅうか、世界の中で、夫婦同姓をほうりつで義務づけてる国は世界で日本しかないんです。
日本も江戸時代まではそうじゃなかったけど、近代になってね、家族制度、
別姓にしろっていってるわけじゃないですからね。
今回の最高裁は。
迷ったんだけど。
原則ね、別姓を認められても、ほとんどの日本のカップルは、同姓を選ぶと思いますよ。
でも子どもがお父さんとお母さん、どっちか名前が違うとね、せっかく家族になったのに。
それに関しての反論はすごく簡単で、今、大混乱、逆にしてるのは、同姓だから、中学、高校で、ものすごい離婚が多いわけですよ。
そうすると、姓が変わった瞬間に、お前のところ離婚したなっていう話になっちゃう。
そっちもあるんだ。
基本的に私は、日本の明治以降の伝統だけど、やっぱり夫婦同姓で同じ表札掲げてりゃ、それがいいと思うんだけど、それを法律で強制しなくても、保たれるのが文化で、そうしなきゃ保たれないのは文化か?っていう。
そうじゃないですよ。
やっぱりね、法律で保つだけではなくて、法律がやっぱりある一定方向に導くってことはあっていいと思います。
さあ、もう一ついきます。
再婚禁止撤廃、女性にだけ6か月間は、再婚しちゃいけないよという法律がある。
これは禁止撤廃に賛成、賛成のほうが、こっちは多いんだな。
どうですか?皆さん。
賛成の人。
だから実態に合わせるわけですよ、だって現実に違う子どものケースだってあるわけだから。
科学的にもそれは立証できるわけだから。
そうするとね、自分の子どもだと思って、ずっと育てていたお父さんに対して、隣のお父さんがいきなりやって来て、ちょっと待った、その子は俺の子だって言えることになるんですよ。
私はそれは法制度としておかしいと思います。
つまり772条って、民法の規定ですけれども、要するに、生まれた瞬間に、父親が誰かということ、とりあえず確定するという効果があるんですね。
確かに、科学が進んでいるから、それはDNA鑑定したらそれは明確に分かります。
ここの法制度の趣旨というのは、DNA鑑定を待たずにいったんとりあえず確定するわけですよ。
もし違うっていう結果がDNAで分かったら、あっ、実はお父さん、この人ねって、あとで修正できる。
だからこれは子どもの権利を守るため、あと家庭環境を安定させるため、それでいろいろな意味で、保護法益があるんですね。
だから科学の進歩でDNAが分かるからというのは、本質的な論点から外れてます。
やっぱりこのね、生まれた瞬間に子どもの父親が確定するという。
自分の子どもじゃないといえるのは、その夫だけ、原則、夫だけということにすることで、安定させてるんですね。
やっぱり法制度なんだから、奥さんが妊娠して産んだ子どもは、夫の子どもと推定するっていうのが、私は正しいと思います。
でも、例えばですよ、前の夫がどうしようもなくて、離婚したくて、逃げてて、こちらで家庭を持って、離婚届は出してくれなくて、逃げてるんだけど、こっちで子どもが出来たときに、とりあえずこっちの嫌な人の子どもになんなきゃいけないっていうのは、嫌じゃないのかなって思う。
だからそうすると、実際のお父さんがいや、おれの子じゃないよと言ったとしたら、じゃあしばらく父親不在になっちゃうわけです。
だからとりあえず。
そこで一番、実は問題なのは、嫌な元の旦那が俺の子じゃないって言ってくれりゃ、話は簡単なんですよ。
ところがそこで、嫌がらせしようと思って、いや、絶対、俺の子だって法律上は俺の子だって言い張った場合に、すごいややこしいことになる。
そこでDNA鑑定でひっくり返す。
DNA鑑定で、必ずしもひっくり返せない、今の法律では。
そこで申し立てすることによって、本当のお父さんが認知をするということができて、そちらの戸籍に入れるので、一手間かかりますけれども、私は法制度は守るべきだと思います。
さっきの名前のあったじゃないですか、夫婦別姓。
うちも実は、再婚をするときに、すごい名前で話し合ったんですよ。
もえちゃん、今、じゃあ。
なぜかというと、子どもが8歳と4歳で、上の子がもう年頃だから。
名前変えたくないと。
そう、名前を変えたくないってなったら、山口のままにしようってなって。
結局、どうなった?事実婚?
主人が、すごい大人で、山口になってもいいよって言ってくれたんです。
田中さん…。
だったんですけど、子どもが、田中になりたいって言ったので。
ああ。
のろけとんのかい!
いい話だ。
地球は女で回ってる?中台首脳会談。
今月7日、中国の習近平国家主席と、台湾の馬英九総統が、1949年の中台分断以降、初めての首脳会談を行った。
会談で習氏は、大陸と台湾は一つの中国に属し、国と国との関係ではないとする1992年合意を確認。
来年1月の台湾総統選で優位に立つ独立志向の強い野党・民進党を、けん制したが。
この首脳会談に対して、民進党の蔡英文主席は、
失望した!
と、批判している。
そもそも中台分断は、なぜ起こったのか。
日本敗戦後の1945年、中国大陸では、毛沢東率いる共産党と蒋介石の国民党との間で、内戦が激化。
結果、共産党が勝利し、1949年10月に、中華人民共和国が成立。
国民党は台湾に逃れた。
その後、台湾では国民党の一党独裁が続いたが、1986年、民進党が結成。
国民党の一つの中国という原則も受け入れず、党綱領に台湾独立を掲げた。
1996年、台湾初の直接選挙に反発した中国は、台湾海峡でミサイル演習を行い、米軍が空母を派遣するなど、緊張が高まったが、その露骨な威嚇に、台湾住民の中国離れが加速。
独立志向の強い民進党政権が誕生すると、中国共産党は警戒感をあらわにして、台湾の独立阻止を目的とした、反国家分裂法を施行。
2008年、再び親中派の馬英九氏が政権を奪還すると、将来の統一を見据えて、融和政策に転換し、今に至っている。
今回の歴史的な中台首脳会談について、日本とアメリカはそろって、中台が平和的な関係を維持することを歓迎しているが、一方で、中国が国民党政権を取り込み、南シナ海問題で、自国の立場を強化するために利用する可能性があり、警戒を強めている。
先月、台湾総統選を前に来日した蔡英文氏は、安倍総理とも非公式に接触したと見られ、すでに日本との良好な関係を築き上げているといわれているが、果たして来年1月、民進党政権、蔡英文総統は誕生するのか。
仮にそうなれば、中国が外交圧力を強める可能性が高いと見られているが。
そこで皆さんに質問です。
今後、台湾は、どうすればいいと思いますか?
金さん、もうお待たせをいたしました。
言いたいこと山ほどありそうな。
間違いなく蔡英文さんが勝ちます。
そして台湾で初の女性総統が誕生します。
蔡英文さんは、台湾人のアイデンティティー、中国が今とってもね、慌てているのは、国民党が間違いなく負けると。
だから、なんとか少しでもね、国民党の負けをですね、あまりにもたくさん、なんていうのかな、差が開いてしまうと、持ち直しができないうえに、実は同時期に、立法委員っていいまして、日本の衆議院議員に当たる選挙もするんですよ。
今回の流れとしては、蔡英文が、総統になって、そして立法委員も過半数を取ると。
そうなれば、台湾側のね、要するに意思が、いろんな決定が通るっていうことになる。
だけどその負け方が、国会議員の数を少しでも、要するに救おうということで、習近平はやっぱり、どうしても少しは中国側の国民党に、やっぱり力を入れなきゃいけない。
それにはどうすればいいのかと。
ですから、馬英九と会談をするという、そういう舞台を作ってパフォーマンスをやったんです。
これは実は、共産党と国民党が、話し合いするのはね、実に久しぶりでありまして、かつて、中国で共産党と国民党がね、力を合わせたのは、対日本のときだったんですよ。
共産党と国民党が争ってる場合じゃないと。
日本が敵なんだと。
だからその、仲よく、協力し合って、日本と戦いなさいっていうね。
要するに、国民党と共産党が一緒になるときは、共通の敵がいるときだと。
そういうことです。
今回、手を結んだのは、台湾、独立したいという、台湾の民意が共通の敵であると。
そうです。
それが怖いと。
だけどね、現状維持なんですよ。
だけども、アメリカの台湾関係法もね、現状維持っていうことをいってるわけ。
つまり中国が攻めて来たら、力をね、貸すと。
だけど、台湾が今、現状を壊すと言ったらね、それも止めると言っているんですよ。
でも実はね、現状っていうのは、台湾は独立してるんですよ。
台湾は一つの国ですよ。
ね、ただ、いつその中華民国っていう名称を台湾に変えるかっていうことにかかってて、だって一度も中華人民共和国の統制を受けたことない。
辛坊さん、辛坊さん、金さんに、台湾の話させたら長いから、司会者でしょう。
だから入らないと。
気持ちがいい。
だけどね。
気持ちは本当によく分かります。
やっぱりね、台湾で、逆に国民党の大弾圧って、日本の党首なんかとは比べものにならないことを、蒋介石一派はやらかしたわけでしょう。
そういうことですよ。
だからもう話せば長いんだけど。
火に油を注いでるとしか思えない。
日本国と連邦を組む。
ただね、これ、ただ独立するといったら、完全に中台戦争になるんですよ。
独立した瞬間、日本国と中華民国、もしくは台湾ですけど、連邦を組めばいいんです。
それぞれ独立国ですよ。
それぞれ議会があって。
ただね、人と物と金が、自由に動けるように、そして通貨は日本円に統合して、だってもう兄弟みたいなもんなんです。
そもそも、台湾の最初の独立の父は、鄭成功といって、日本人と中国人の、まあね、ハーフですよ。
そしてそのあとね、中国の支配から逃れて、日本になったわけですよね。
だからもう台湾の歴史というのは日本との関係を抜きにして語ること自体が不可能なの。
だから台湾人のアイデンティティーと日本人のアイデンティティーの間に、非常にかぶるものがある。
だから兄弟で、日本と台湾が本当に友好関係を結んで、連邦を結んで、だって英連邦って、イギリスとか、カナダとか、オーストリアとか、連邦じゃないですか。
あんなふうに日台が連邦を組んだら、これはもう、アジアの平和は盤石です。
全くおっしゃるとおりなのよ。
つまりね、台湾の生存っていうのはね、やっぱりね、アメリカと日本のサポートがなきゃね、あの大きな中国に相対できないわけ。
だけどアメリカじゃあ、遠すぎるわけですよ、実は。
だから本当に、日本が頼りなんです。
でもね、おっしゃるとおりね、これからちょっと大切なことだから。
蔡英文が総統になって、安倍政権が続いている間はね、この日台のこの関係っていうのは、黄金期に入る。
蔡英文が台湾の総統になる。
で、安倍政権が続くと。
それが日台の関係っていうのはね、これから黄金期に入るということを、私がはっきり言います。
中田さんは、未熟な外交。
私は、馬英九さんとは一番会った、たぶん日本の政治家なんですね。
僕、別に彼の親中路線が好きなわけじゃないわけ。
なんでそうしたかっていうと、僕、横浜市長のときに、台北市と姉妹都市関係を作ったわけですよ。
これはもう、中国からすごい横やりが入って、普通の自治体、できないんですよ。
だけどそれを僕がやったもんで、馬英九氏とはもうさんざん何度もかんたんあいてらしてきた。
彼はね、はっきり言ってね、ポピュリストではあるけれども、別に本当に統一をしたいと思ってるかどうかは疑問ですよ。
それよりも何よりも、とにかく経済悪い中で、中国の依存体質を今、出てたように、ある意味ではどんどんどんどん深めていって、エクファという自由貿易協定、作ったりしながら、とにかく台湾の経済を浮上させなきゃ、自分の政権もどんどんだめになっちゃう。
結果としてはそれでもだめで、最後の最後、こういう形でも、やけっぱちのように国民党救うためにはなんでもやるぞっていうことで、今回の結果になったわけですね。
だけど、これから先、今、金さんがおっしゃったとおり、僕は台湾と日本と、そしてアメリカとがっちり組んでいく、その黄金期を迎えるにあたっては、なんで未熟な外交って書いたかっていうと、この未熟なっていうのは、もちろんいいかげんなつもりで書いたわけじゃなくて、独立にはまだ期が熟してない、未熟、そして、大陸との、これは合併なんか、これなんか機は全然熟してないと、ある意味では、裏と表を使い分けながらね、現状維持をするっていうことで、中国がどんどんどんどん落ちぶれていくのをしっかりと国際社会として、外堀埋めるっていうことの時間だと思うんですよ、これから先。
稲田さん、台湾の強みを発揮すべき。
アジアにおける今、日本の役割って、法の支配を貫徹させることですよ、民主主義とか、人権とか。
そういったときに、台湾って、私、かつて靖国裁判を起こしたときに、台湾の人に靖国神社に補助参加したいっていう人たちがいたんですよね。
そして、すごく日本人以上に、日本らしさってものを持ってる方々がいっぱいいらっしゃって、そういった民主主義、法の支配というものを貫徹するという、そういう強みを台湾はどんどんこれからも発揮していただくというのが非常に重要かなと思います。
蔡英文さん、私も前回の総統選の前にお会いしましたけれども、そういう価値観を共有される方だと思います。
そうですね、いっぺん、金さんのコネで蔡英文さん、来ていただくということでね、総統選の前でもあとでも、
さあ続いていきましょう。
最後に、きょうは鉄の女3人衆と徹底討論スペシャルですから、最後にこれを伺っています。
本当に今、地球を回している女性は誰だと思いますか?どうぞ!なるほど。
中田さん、ふざけてんの?
だって、現実に地球回してる女なんているとは思えないじゃないですか。
僕、子どものころ、こう思ってたんですよ。
妖怪人間ベラって、だって、人間の間に入って、いざこざ解決してあげたり、勧善懲悪で本当にいい女性だったんですよ。
人間、みんな感謝してたんですよ。
やっぱりあれは本当に…。
もういいから、次いきましょう。
ドイツ、メルケルさん。
僕はね、メルケルさんって、東ドイツで育ったでしょ。
つまり、共産主義者のプーチンとか、中国の習近平って共産主義者の世界も理解する、一方で、民主主義者のオバマさんとか、西ヨーロッパのリーダーのことも分かる。
2つの世界を見れる唯一の僕はリーダーだと思うんで、メルケルって人は、今後もウォッチングという意味で書きました。
書きたい名前はたくさんあるんですよ。
だけどもね、誰か一人って言われたらね、それはやっぱり、自分しかないでしょう。
期待どおりのお答えです。
竹田さん、プーチン大統領の彼女ってなんですか。
要するに、これは、世界で一番影響力があるって、3年連続プーチン大統領ですから、離婚してるから奥さんがいたら、奥さんって書いたところですけど、彼女がいるかどうか知りませんですけども、もしいたとしたら、もしかしたら、一番影響力のある男を裏で動かしてる女性がいるんじゃないかなと。
すごい、竹田さんと全く一緒です。
一緒。
世界を動かしている男性のことを支えている嫁とか、彼女とかが、実はすごいんじゃないか。
もえちゃん。
私?
…。
私は…。
田中さん、全部あなたの言いなりになってるんだ。
そんなことないですよ。
そんなことない?
そんなことないですけど。
田中さんは、将来的には仏壇屋さん継ぐんですか?
山口さん。
いやいや、継がないでしょうね。
一人では回せない。
そりゃそうでっしゃろ、こんなん、結構、私、まともに答えてまうねん。
冗談でええのに、こんなん、あほはあほなりに、まじで答えてまうねん。
やっぱり、みんなで回してはんのと、ちゃいまんの。
ごめん、おもろないやろ、本当にな。
そんなことない。
おっしゃるとおりですよね。
そのとおりですよね。
一人って言われちゃうと困っちゃうよね。
長谷川さんも同じような答えですか?
いやもう、地球を回してるのは、それはもう、宇宙の神様に決まってるんですよ。
長谷川家は奥さんだけどな。
そうですね。
そうです。
奥様が回してます。
ざこばさん、勉強になりますね。
そうですね。
まあまあ、日本もね、
(森)
まだまだ知られていない隠れた名所や絶品グルメを2015/11/15(日) 13:30〜15:00
読売テレビ1
そこまで言って委員会NP[字]
早期妥結へ?慰安婦問題どうすれば解決?▽透明性も公平性もない?ユネスコと中国の奇妙な関係▽中台首脳“歴史的会談”日本への影響▽誰のため?消費増税&軽減税率
詳細情報
出演者
【司会】
辛坊治郎
渡辺真理
金美齢
桂ざこば
長谷川幸洋
末延吉正
稲田朋美
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竹田恒泰
山口もえ
【スペシャルMC】
櫻井よしこ
番組内容
地球は女で回ってる!?金&櫻井&稲田“鉄の女三人衆”と徹底討論スペシャル!!
▽透明性も公平性もない?ユネスコの事務局長と中国の“関係”
▽日韓首脳会談で交渉加速?慰安婦問題どうすれば解決!?
▽中台首脳“歴史的会談”日本への影響は?
▽誰のため?消費増税&軽減税率ほか
スタジオ観覧
隔週金曜日の収録に、100名の観覧者を募集中。希望の方は、住所・氏名・年齢・電話番号を明記、ハガキでご応募下さい。
〒530−8055
読売テレビ
「そこまで言って委員会NP」観覧係
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/iinkai/
ジャンル :
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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