フランス・パリで120人以上が死亡した同時多発テロでフランスの検察当局は、同一グループが3つに分かれて実行したとの見方を示した。
一連のテロではこれまでに129人が死亡、352人がケガをしていてうち99人が重体だとのこと。
フランスの検察当局は14日の会見でテロは7人からなる同一グループが3つに分かれて行ったとの見方を示した。
こちら被害を受けたレストランでは人々が次から次へと花束を手向けにやってきますがその隣の日本料理店でも、窓ガラスに銃弾の跡がくっきりと残っています。
また、人質事件があった劇場で死亡した容疑者の1人はフランス国籍で、2010年からフランス当局の監視対象になっていたとのこと。
一方、犯行に使われた車が防犯カメラの分析から特定されこの車をベルギー内で借りた男ら3人がベルギー当局にブリュッセル近郊で逮捕された。
本来ならクリスマス商戦で書き入れ時なんですがこちらのデパート、テロの影響で営業を休止しています。
フランス政府は15日から3日間を喪に服すと決めたほか、国内の観光施設や文化施設、学校などを閉鎖し、テロへの警戒を強めている。
パリ中心部の共和国広場です。
夜から徐々に人が増え始め多くの人が集まりましたが、午前3時半を回った現在も残っている人がいます。
像の周りには一面ろうそくがともされ花束やメッセージが置かれています。
メッセージには、テロに屈しない決意を示すものや宗教を超えた人類の友好を強調するものが多く相次ぐテロに、どうしたらいいかわからないと話す人がいる一方で一部の容疑者がこんなことをしたからって、イスラム教徒すべてを嫌ってはいけないと話す人もいました。
今回の事件では容疑者の1人がシリア難民として入国した可能性が指摘されているが、これについては、難民は政治の問題であって1人1人の難民に問題はないとの声も聞かれた。
1月のシャルリ・エブド銃撃テロの際、100万人規模のデモが行われ人々で埋め尽くされたこの広場が、再びフランスの市民にとって団結の象徴となっている。
トルコを訪れている安倍総理大臣は、オーストラリアのターンブル首相と初めての首脳会談に臨んだ。
G20首脳会議に出席するため、トルコに滞在中の安倍総理は9月に就任したオーストラリアのターンブル新首相と初めて会談し、パリで発生したテロ行為は我々が共有して守ろうとする価値に対する挑戦であると述べ、国際社会が一致団結して断固非難すべきだという考えを表明した。
間もなく開幕するG20は、国際社会とテロとの戦いが首脳間の協議のメインテーマとなることが予想される。
現在行われている来年のアメリカ大統領選挙に向けた与党・民主党候補による討論会でも急きょテーマが変更され安全保障問題に時間が割かれている。
党内レースで大きくリードしているクリントン前国務長官は討論でイスラム国対策での地上部隊の投入に否定的な姿勢を明確にしたが、パリでのテロはアメリカにも強い衝撃を与えていて候補者たちのスタンスにも今後、影響を与える可能性がある。
お伝えしていますようにパリ同時多発テロではこれまで129人が死亡、2015/11/15(日) 11:30〜11:40
MBS毎日放送
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