11月17日 15時05分
去年、都内でものまねショーを開いたイベント会社の社長らが、暴力団とのつながりを隠してホテルから会場を借りていたとして、警視庁はこの社長らを詐欺の疑いで取り調べています。
容疑が固まり次第、逮捕する方針です。
取り調べを受けているのは、千葉県にあるイベント会社の社長と東京・品川区に拠点を置く稲川会系の暴力団幹部ら4人です。
警視庁の調べによりますと、社長らは、去年11月に、東京・港区のホテルで開いたものまねショーをめぐって、ホテルの約款で禁じられているにもかかわらず、暴力団とのつながりを隠して会場を借りていたとして、詐欺の疑いがもたれています。
これまでの調べで、ショーは、イベント会社の社長と暴力団幹部が企画し、芸能プロダクションに所属する複数のタレントが派遣され、数百人の客が集まったということです。
警視庁によりますと、ショーの売上金の一部が暴力団幹部の知り合いの口座に振り込まれているということです。
警視庁は、容疑が固まり次第、社長や暴力団幹部らを逮捕する方針で、ショーの売上金が暴力団の資金源になっていたとみて調べることにしています。
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