地球ドラマチック「本当はワイルドなペットたち」 2015.11.14


私たち人間の親しい友ペット。
彼らには今でも野生の能力が秘められています。
ペットは何千年にもわたり人間に飼いならされてきました。
しかしそれをはるかにしのぐ長い年月ペットの祖先は野生動物として生きてきたのです。
すぐれたハンターとしての能力。
ハンターから逃れるため脚の速さを発達させたもの。
ペットには今でも驚くべき能力が隠されています。
人間とは異なる感覚を駆使し危険を察知したり仲間とコミュニケーションをとったりしています。
私たちの傍らで暮らすペット。
かわいらしい姿に隠された野生の秘密に迫ります。
ペットが備えているすぐれた野生の感覚。
このハムスターはそれを秘密のミッションに使おうとしています。
檻を上るのは決して得意ではありませんが本能に駆り立てられて上を目指します。
ハムスターは敵に襲われるのを避けるため夜間に行動します。
暗いところでも目が利く上にヒゲを使って周りにあるものを探る事ができます。
耳は人間には聞こえない超音波を捉える事ができすぐれた嗅覚であらゆる匂いを嗅ぎ分けます。
ハムスターは自らの感覚によって得た情報を基に頭の中に周囲の地図を作り上げます。
この地図を利用すれば何の目印もない砂漠を何キロにもわたって移動する事も可能です。
もう一つのすぐれた能力はお腹にある臭腺から出る分泌物です。
要所要所に分泌物を残しておけば自分の匂いをたどって元来た場所に戻る事ができます。
穴を掘る習性があるため穴を見るとじっとしていられません。
ボールの中に入ってもしっかりと行く先をコントロールできます。
たまにはこんな事も。
行く手には数々の危険や障害物が待ち構えています。
しかしすぐれた聴覚によって危険を回避します。
跳ね返ってくる超音波を聞き取り危険な階段が前方にある事を感知したのです。
ハムスターの秘密のミッションはまだ続きます。
車に乗っての外出はイヌにとってワクワクするような刺激に満ちています。
主に視覚に頼る人間とは違いイヌは嗅覚を利用して周りの状況を把握します。
匂いを嗅ぎ分ける嗅細胞の数は人間が500万個程度なのに対しイヌは2億個を超えます。
イヌの嗅覚がひときわ鋭く反応するのは食べ物に対してです。
イヌのすぐれた嗅覚は野生のハンターだった祖先から受け継がれたもの。
そのため血液中に含まれる化学物質アルデヒドに特に強い反応を示します。
イヌの嗅覚の世界を再現する方法があります。
「シュリーレン撮影法」と呼ばれる技術で匂いを運ぶ空気の流れを目に見えるようにする事ができます。
イヌは鼻孔の横にある切れ目で呼吸をします。
鼻孔から噴出された空気が回転しより多くの匂いを鼻の中に取り込みます。
このような空気の流れを自ら作る事で効率的に匂いを集める事ができるのです。
オスは発情期のメスの匂いならどんなにかすかなものでも嗅ぎつけます。
鼻をなめる事でメスの匂いをより確実に捉える事ができます。
口の中にメスのフェロモンに反応する感覚器官があり鼻をなめた舌がそこに匂いを運び込むためです。
一目ぼれならぬ一嗅ぎぼれ。
しかし人間に飼われている場合その恋が実る事はまずありません。
恋の街パリであっても事情は同じです。
ここで駆けだして行けないのがペットのつらさ。
(イヌの鳴き声)イヌの世界は報われぬ恋に満ちているのです。
ネコの嗅覚もすぐれています。
1時間に数百種類の匂いを嗅ぎ分ける事ができるのです。
ネコはイヌと違い飼われていても嗅覚の赴くまま自由に行動する事ができます。
ネコはイヌハッカの匂いなら10億分の1の濃度でも嗅ぎつけます。
イヌハッカにはマタタビと同じ効果のある成分が含まれていてネコを酔っ払ったような状態にします。
ほんの数回かんだだけで効果絶大です。
大人のネコなら10匹中8匹はイヌハッカに引きつけられめいてい状態になります。
大型のネコ科動物であるトラやヒョウでも同様です。
体に害は無いと見られていますが人間の酔っ払いさながら少々だらしない姿をさらす事になります。
まるでネコの宴会ですが本来独立心の強い動物なのですぐに本性が出てきます。
10分ほどすると酔いも覚めてきます。
群れを作らない動物ネコは再びそれぞれの縄張りに戻っていきます。
キンギョにもすぐれた能力があります。
キンギョは1,000年以上前に中国で登場しました。
フナを改良する事で人為的に作り出された種です。
長い間の品種改良によって今ではさまざまな品種が出回っています。
実験によってキンギョは飼い主を見分けられる事が分かっています。
記憶力も良く5か月程度は記憶を保つ事ができます。
大きく広がる顎で何でも吸い込みます。
その後食べられるものは口の奥にある歯ですり潰し食べられないものは吐き出します。
キンギョは人間に見えない波長の光を見る事もできます。
特に重要な感覚器官は体の横にある「側線」。
これを使って水の動きを感知します。
シュリーレン撮影法を使えば空気と同じように水の流れも見えるようにできます。
他のキンギョが泳ぐ時に作り出す水流を側線で感じ取るため互いにぶつからずに泳ぐ事ができるのです。
敵の存在も感知します。
例えばネコがキンギョ鉢に触れるとすぐに衝撃波が伝わりキンギョは身を翻します。
(ネコの鳴き声)キンギョが水の流れを感じ取るように鳥は空気の流れを感知できます。
セキセイインコは周囲の空気の流れに反応して羽ばたきを調整し飛び方をコントロールします。
羽毛の根元にある神経繊維の末端から絶えず周囲の情報が脳に送られます。
このすぐれた感覚によって乱気流を避ける事ができるのです。
更に上昇気流を探して乗る事で飛行の効率を上げます。
他にもセキセイインコにはすぐれた知覚能力があります。
オスの求愛行動は見かけの良さでメスの注意を引く事が第一です。
そのためにオスは取って置きの手段を用意しています。
セキセイインコの目は紫外線を捉える事ができます。
それによって人間には見えない色を見る事ができるのです。
頭部と頬の黄色い色素が紫外線を吸収しメスの目を引きつけるようになっています。
オスは自分の華やかな色を見せびらかしてメスの気を引こうとします。
メスが関心を示しました。
羽毛が紫外線を多く吸収し鮮やかに見えれば見えるほど健康な証しになります。
セキセイインコのオスは人間には分からない部分でメスに自らをアピールしているのです。
ハムスターの秘密のミッションは大詰めを迎えようとしています。
目当てのものをついに見つけ出したのです。
目当ての宝物はトイレットペーパー。
住みかに持ち帰るため頬いっぱいに詰め込みます。
最後の試練は住みかまで迷わずに戻る事です。
頭の中の地図に従って来た方向に向かいます。
自分が残した匂いをたどっていけば住みかに帰れるはずです。
無事戻る事ができました。
ハムスターは住みかをより暮らしやすく改良する事が大好きです。
ハムスターの頬袋は詰めたものを乾いたままの状態に保てるため新しい寝床は快適そのもの。
野生の感覚を駆使する事でハムスターは飼い主も知らぬ間に住みかをリフォームしているのです。
秘密の行動が大好きなハムスターとは対照的に人間との触れ合いを積極的に求める動物もいます。
ウマには仲間どうしで使う独特の合図や感覚があります。
ブラッシングはウマが他のウマに歯を当てる行為のまねでありいわば友情のサインです。
ウマどうしの場合肉親や仲の良い友達としかこのような行為は行いません。
首元をそっとかじるのには心拍数を下げ心を落ち着かせる効果があり群れに調和をもたらします。
ウマどうしが絆を結ぶのには時間がかかるため生涯に3頭以上のウマと仲良くなる事はまれです。
人間もウマと強い絆を結びたければウマの流儀に合わせる必要があります。
出産が近づいたメスは群れから引き離されます。
動けないところを敵に襲われるかもしれないという不安で神経質になるからです。
メスは1頭だけで出産する事を好みます。
子ウマは体が完全に出来上がった状態で生まれてくるため母体には大きな負担がかかります。
難産になる場合も多くメスにとっては危険を伴う行為です。
(ウマのうなり声)無事出産しました。
子ウマは生まれてすぐに立ち上がろうとします。
僅か数分のうちに最初の一歩を踏み出し数時間以内にしっかり動けるようになります。
常に敵に狙われてきたウマの野生の本能が生まれて間もない子ウマを駆り立てるのです。
すぐに走り出そうとさえします。
外の世界に出ると子ウマは母親について生きるすべを学んでいきます。
これは敵を後ろ脚で蹴る練習です。
身体的な技術ばかりではなくウマ社会のルールも急ピッチで学びます。
例えば地面に転がる行動を一つとってみても序列が上のものから先に転がるという決まりがあるのです。
まとわりついてくるハエとのつきあい方も学ぶ必要があります。
ハエは伝染病を媒介するためできるだけ追い払わなくてはなりません。
そのためにウマは尻尾を使いますが自分自身にたかるハエよりも他のウマにたかるハエを追い払うのに役立ちます。
母親はハエに煩わされていますが子ウマにはあまりたかっていません。
母親が尻尾で追い払っているからです。
子ウマも母親のハエを追い払おうと努力していますがまだあまり役に立っていないようです。
群れを作る動物ウマにはこのようにさまざまなルールがあります。
幼いうちにそれを学ばないと生きていくのが難しくなります。
ウマと人間とのつきあいは1万年前まで遡ると言われています。
しかし群れで生活しながら人間と長く関係を築いている動物は他にもいます。
南アメリカの高地アンデス。
ある村ではモルモットの群れが飼い主の帰宅を大合唱で迎えます。
7,000年前から続く光景です。
モルモットはあらゆるペットの中でもとりわけよく鳴き声をあげます。
興奮すると飛び跳ねます。
「ポップコーンジャンプ」と呼ばれるものです。
(モルモットの鳴き声)1匹の有力なオスが数匹のメスからなる群れの面倒を見ます。
どの鳴き声にも意味があります。
このはしゃぐような声は楽しんでいる証拠でものを食べている時によく発します。
不機嫌な時に出す声。
(モルモットの鳴き声)警告を発する声。
(モルモットの鳴き声)オスがメスに求愛する時はゴロゴロと喉を鳴らします。
(モルモットの喉を鳴らす音)しかしオスの求愛がはねつけられる事も珍しくありません。
それでもオスはなかなか諦めません。

(ぶつかる音)メスの妊娠期間は60日から70日程度で一度に2匹から6匹の子供を産みます。
子供は十分に育った状態で生まれるためメスは出産に苦労します。
齧歯類の動物には珍しくオスが出産に立ち合います。
生まれてくる子供にオスが父親らしい関心を寄せています。
子供は羊膜に包まれて生まれてくるため母親が羊膜をかみきり呼吸ができるようにします。
3匹の子供が生まれました。
感覚器官は十分に働いていて敵に襲われたらすぐに逃げる事ができます。
しかし活発すぎて迷子になってしまう子もいます。
父親はそのような子を見つけると母親のもとに戻します。
モルモットのメスは出産後すぐに次の妊娠が可能になります。
オスが出産に立ち合うのはそのチャンスを逃さないためでもあるのです。
動物の母親は子供たちの世話をし育てようとします。
しかし育児を放棄してしまう母親もいない訳ではありません。
この子イヌの母親もそうでした。
身寄りのない子イヌを育てたのは何とメスネコでした。
このネコは母性本能が強かったため種の違う動物も我が子として受け入れたのです。
子イヌは同じ日に生まれた子ネコたちとともに本当の家族のように暮らしています。
しかしイヌとネコの違いがはっきりと現れる事も。
ネコは特定の乳首を自分専用にして毎回同じ乳首に吸いつきます。
一方イヌにそのような習性はなく他の子を押しのけて荒っぽく乳首を奪い取ろうとします。
ネコと一緒に暮らしていてもイヌの野生の本能が顔を出してしまうのです。
(イヌとネコの鳴き声)本来イヌとネコは共通点の少ない動物です。
それでも一緒に育ったイヌとネコは何とかコミュニケーションの方法を見つけようとします。
このネコは仲の良いイヌに体を擦り寄せて自らの匂いをつけマーキングをしています。
ネコは独立心の強い動物なので常に親愛の情を示す訳ではありません。
単独で狩りをする動物ネコはハンターとしての感覚を常に研ぎ澄ませています。
周波数が高く人間には聞こえにくいネズミの鳴き声もネコは聞き取る事ができます。
目は暗い場所でもよく見えます。
前足で地面を探り静かに忍び寄ります。
獲物をじっと見つめ一瞬も目を離しません。
飛びかかる前にできる限り獲物に近づきます。
ネコの動きが止まりました。
ネズミが少しでも動けば飛びかかります。
しかし「窮そネコをかむ」のことわざどおりネズミも反撃に出ます。
(ネコの鳴き声)すぐれたハンターであるネコでさえ狩りに失敗する事の方がはるかに多いのです。
イヌはネコほど狩りの機会に恵まれていませんが野生の感覚は今も健在です。
その一つとして満腹になったイヌは残った骨を埋めようとします。
他の犬や動物に分からない場所を探さなくてはなりません。
食料を隠す行為は野生のオオカミもよくやる事です。
獲物が取れない時の備蓄用です。
オオカミは隠し場所を覚えていて空腹になると戻ってきます。
しかし人間から餌をもらっているイヌは埋めた食料を掘り出す事はめったにありません。
時には別のイヌが掘り出してしまう事もあります。
野生の感覚と人間に飼いならされた感覚が入り交じって奇妙な行動をとる事もあります。
飼い主にとっては迷惑極まりない話ですが骨を隠すのはイヌにとってごく自然な行為なのです。
棒をくわえて運ぶのもイヌがよくやる行為です。
これは野生の世界で食料をくわえて子供たちに持ち帰る本能に由来するものです。
今では単なる楽しみとなり棒を取るために水の中にも飛び込みます。
(水音)イヌが水から上がったらすぐにそばを離れた方が賢明です。
イヌは体を高速で回転させる事でおよそ70%の水分を振り払う事ができます。
最初に頭を回し始め全身を揺さぶります。
揺さぶる方向が変わるたびに水分が激しく飛び散ります。
毛の先端にかかる力は地球の重力のおよそ70倍にもなります。
小型犬の場合大型犬以上に速く体を揺さぶらなくてはなりません。
見慣れたペットであるイヌやネコも至る所で野生的な振る舞いを見せているのです。
日本には半ば野良状態のネコがたくさん暮らす島があります。
ネコは匂いで周りにメッセージを残します。
オスは重要な場所に尿でマーキングをし自分の存在を主張します。
尿だけでなく頬にある臭腺からも固有の匂い成分を分泌します。
また仲間と見なしたものにもマーキングをします。
人間の飼い主に頬を擦りつけるのもこのためです。
物をひっかく行為では足の臭腺からも匂い成分が分泌されます。
しかし従順な性格のネコはむしろ自分の存在を主張しないよう匂いの元を隠したがります。
多くの飼いネコは自分の排せつ物を隠して人間に従順な態度を示しますがここまで礼儀正しいネコはまれです。
使用後に水を流せれば完璧なのですが。
例え土や砂が無くても排せつ後には痕跡を隠す動作をします。
周りにあるものをひっかくのです。
自分の匂いを隠すにせよ隠さないにせよほとんどのペットは匂いでコミュニケーションを図ります。
中でもイヌはその代表格です。
南米ペルーの古都クスコではペットのイヌを放し飼いにする事が許されています。
街灯はイヌの主なマーキング場所です。
尿の匂いによってどんなイヌがいつごろそこを訪れたかが分かります。
群れを成している場合1匹がマーキングをしたあとに別のイヌが更にマーキングを重ねる事で群れの大きさをアピールする事もできます。
高い位置に尿をかけられるイヌの方が序列が上で逆らわない方がいい相手です。
しかしイヌどうしが真剣に争う事はめったにありません。
こうしたじゃれ合いは親しみを深めるための行為です。
仲間を見つける方法は匂い以外にもあります。
(イヌのほえる声)イヌはほえる時時速160キロ以上の速度で空気を声帯から押し出します。
(イヌのほえる声)大きなイヌになればその音量はジェット機の騒音にも匹敵します。
イヌの祖先オオカミはめったにほえないため鳴き声によるコミュニケーションは人間に飼いならされる過程で生まれたと考えられています。
鳴き声にはいろいろな意味があります。
4〜5回素早くほえるのは仲間を呼び寄せるため。
そのような声を聞くと他のイヌは心拍数が上がりいつでも行動を起こせる状態になります。
(イヌのほえる声)そして互いの姿を見つけると伝染したようにほえだします。
(イヌのほえる声)高い声で1〜2度短くほえるのはいわば仲間を歓迎するもの。
(イヌのほえる声)低い声で何度もほえるのはよそ者がやってきたという警告。
(イヌのうなる声)仲間どうしでも時にはケンカをします。
真剣な戦いのように見えますが実はそれほど深刻なものではありません。
どちらもひどいかみ方はせず流血沙汰になる事はごくまれです。
(イヌのうなる声)イヌどうしのコミュニケーションは人間が思っている以上に複雑なものです。
ほとんどのイヌは日が暮れるころには飼われている家に戻ります。
しかしクスコの町なかでイヌは人間とは別の独自の社会を築き上げているのです。
ウマも互いにコミュニケーションを交わし社会的な生き方をしている動物です。
フランス南部のカマルグには放牧状態で半ば野生化したウマの群れがいます。
序列の高いメスが群れを率います。
リーダーに進んで従う性質はウマが人間の良き友である理由の一つです。
砂浴びはウマの重要な日課です。
序列に従い最初にリーダーが寝転がります。
このようなルールはどのウマも子ウマのころに母親から教わります。
オスは群れを守るため見張りに立ち最後に砂浴びをします。
年齢と経験を積んだメスのリーダーは群れを食料と水のある場所へ導きます。
リーダーは群れの仲間と絶えずコミュニケーションを交わしています。
そのための大切な器官が耳です。
仲間の声や周りの音を聞くだけではありません。
細やかな動きで自分の感情を伝える事もできます。
例えば耳を下にパタッと倒すのはリラックスした気分や楽しい気分を表します。
何かに興味を示すと耳を前に傾けます。
耳を後ろに押さえつけるように倒すのは怒った時で相手が指示に従わないと攻撃を仕掛けます。
ウマは体の触れ合いにとても敏感で人間には感じる事ができないほど軽いタッチにも反応します。
乗馬ではこの敏感さを利用し乗り手がかかとの位置や力の入れ具合を微妙に変える事でウマをコントロールします。
さまざまな方法でコミュニケーションを交わすウマの群れ。
そこに存在するものは仲間どうしの絆です。
若いオスは仲間を相手にケンカの練習をします。
いつか必要になる戦いの技術を安全に試すチャンスなのです。
(ウマの鳴き声)親しい仲間だからこそできる模擬練習です。
すぐれた能力を備えたウマ。
人間の友として生きる他の動物もそれぞれに野生の能力を秘めています。
私たちの大切な友そして家族の一員でもあるペット。
しかし同時にペットは野生の能力を駆使して独自の世界を生きています。
彼らが秘められた野生の本能を忘れる事はないでしょう。
2015/11/14(土) 19:00〜19:45
NHKEテレ1大阪
地球ドラマチック「本当はワイルドなペットたち」[二][字]

あなたの家のペットにも驚きの能力が!?犬や猫から金魚まで。かつては野生動物だった祖先由来の能力で、ペットたちは飼い主が知らない秘密の世界を生きている!

詳細情報
番組内容
長い年月をかけて人に飼い慣らされたペットたちの野生とは?ハムスターは跳ね返ってくる超音波を聴き取り、暗闇で危険を回避する。金魚は特別な感覚器官で水流や衝撃波を感知し、他の魚との衝突や外敵の攻撃を避ける。その様子を、水流を写し出せるシュリーレン撮影で映像化する。また空気の流れを可視化し、犬の鼻が効率的に匂いを集めるさまも紹介。最新技術を駆使し科学的見地からペットに潜む野生を探る(2014年イギリス)
出演者
【語り】渡辺徹

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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