11月17日 19時23分
栃木県小山市の雑居ビルなどで販売する目的で大量の大麻を栽培していたとして、暴力団組長の男ら3人が大麻取締法違反の疑いで茨城県警察本部に逮捕されました。
暴力団組長は「栽培はしていたが趣味だった」と容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、小山市の住吉会系暴力団組長、藤本明容疑者(60)と同じ暴力団の幹部の須賀祥行容疑者(58)、それに栃木市の暴力団組員、山口彬容疑者(33)の3人です。
警察の調べによりますと、藤本容疑者らは小山市内にある雑居ビルと店舗だった建物で、販売する目的で大麻を栽培していたとして大麻取締法違反の疑いが持たれています。
警察は藤本容疑者らが大麻を栽培しているという情報をつかみ、17日午後からビルなどを捜索した結果、段ボール箱や袋に入れられた乾燥大麻と、鉢に植えて栽培中の大麻草などおよそ1500万円分を押収しました。
調べに対し、藤本容疑者は「栽培はしていたが趣味だった」と容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めているとということです。
警察は入手方法や販売ルートなどについて調べを進めることにしています。
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