大関どうしの対戦がきょう七日目にあります。
琴奨菊と豪栄道です。
ニュースをお伝えします。
フランスの首都パリで日本時間のけさ早く、コンサートホールやレストランなど少なくとも6か所で何者かが銃を乱射したり、爆発物を爆発させたりする事件があり、合わせて120人以上が死亡しました。
フランスのオランド大統領は、前例のないテロだとして非常事態を宣言し、警察は同じグループによる同時テロの疑いがあるとみて捜査しています。
パリの警察によりますと、13日午後9時ごろ、日本時間、午前5時ごろパリ中心部のコンサートホールでロックグループのコンサート中に複数の男らが観客に向けて銃を乱射し、人質を取って立てこもりました。
その後、警官隊が突入し容疑者を殺害しました。
パリではほぼ同じ時間帯にコンサートホールから1キロ余り北のレストランで発砲があったほか、パリ近郊のサッカースタジアムの出入り口付近で爆発が起きるなど合わせて少なくとも6か所で事件が相次ぎました。
パリの検察当局は、一連のテロ事件で合わせて120人以上が死亡したと発表しました。
また、容疑者についてこれまでに8人が死亡し、このうち7人が自爆テロで死亡したとしています。
警察は容疑者がほかにもいる可能性も排除できないとして市民に自宅から出ないように呼びかけています。
最も被害が大きかったコンサートホールについて、BBCは、目撃者の証言として2、3人の若い男が自動小銃を10分から15分の間撃ち続けたと報じたほか、AFP通信は、容疑者らがアラビア語で神は偉大なりと叫んでいたり、フランス軍によるシリアへの空爆を非難したりしていたと伝えています。
フランスのオランド大統領は、テロのあったスタジアムでサッカー男子のフランス代表対ドイツ代表の親善試合を観戦していましたが、試合の途中に避難し、その後テレビを通じて前例のないテロだと述べ非常事態を宣言しました。
生字幕放送でお伝えしています船岡⇒九州場所七日目福岡国際センターは、中入りの休憩時間です。
毎場所お送りしている映像が語る大相撲。
きょうは、この人この技鹿児島出身、元関脇鶴ヶ嶺のインタビューです。
鶴ヶ嶺は栃錦、若乃花の栃若時代大鵬柏戸の柏鵬時代その後の輪湖時代にかけてもろ差しの名人として活躍小柄な体格をカバーするために身につけたこの技は、息子の逆鉾そして孫弟子にあたる横綱鶴竜にも受け継がれました。
懐かしい取組とインタビューをご覧ください。
(実況)もろ差し名人の鶴ヶ嶺さっそうとして土俵に上がりました。
鶴、飛び込んでもろ差し。
右から左、もろ差し。
朝潮、防戦であります。
鶴、寄った、がぶり寄り。
寄り倒し鶴ヶ嶺の勝ちであります。
場内からわっと拍手がくるもろ差しで勝った。
その夜なんて気持ちいいもんでしょうね。
そりゃあ、自分の思うとおり相撲取れたら、そりゃあもう1杯飲みますよ、満足して。
ついつい過ごすこともありますけどね。
私は体が小さかったもんですからね幕内入ったときでも21貫だし。
それで、まわしを取られてつられたり、うっちゃられたりようしよったもんですから。
たまたま、昭和28年の末から29年に大岩山という人がおりましてね、私が21貫で向こうが33あったんですけれどもねその人とはけんか四つで私は右、向こうは左。
右の巻き替えの応酬したんですよね。
そして、私が差し勝ってまわしを取らせないでそのまま寄ってって寄り切ったんですよ。
それが、私の相撲もろ差しというものになったきっかけなんですよ。
そのときに寄り切ってからああ、これが自分の相撲なんだなこう思うたのが、もろ差しのきっかけですね。
差し身のいい方というのはどうも肘を痛める方が多いですね。
私は肘は全然痛めませんでした。
それはね、今この年になっても後遺症何もないですね。
肘の痛いこと一切ない。
ただね、私が自慢できるのは二本差してからあとの処置がね腕の張り方これはもう自慢できましたね。
絶対相手にきめられたりそういうことされませんでしたから。
深くは差しませんからね。
私は横みつを取って必ずかいなを返すようにしていましたから。
かいなを返すと同時に肘を張ってましたから絶対にきめられませんでした。
うちの逆鉾はもろ差しにならなかったら私よか上手かもしれませんけどね二本差してからはあとは俺のほうが上手だぞと今でもまだそう思いますよ私は。
逆鉾なんか深く差しちゃうそれじゃあだめだ。
横を。
深く差すとおなかの出てる人はおなかに乗っかってしまうんですよね。
だから横みつ、肘を張った。
なかなか勝てなかったのが若乃花でしたね。
若乃花関には8連敗ぐらいしてますね、7連敗かな。
十二日目に、私はもう9勝してる8勝か、勝ち越してたんですね。
若乃花関は11連勝十二日目に合ったんですけれどねそのときは計算立ててったんですよ。
もうそれまでは、もろ差しになっても寄ってって必ず土俵際でやられてましたからね。
今度だけは二本差したらつれるかどうかは分からんけれどあまり、つりは私は得意じゃなかったもんですからつりができるかどうか分からんけれども、とにかくつってやろうと思ってね。
二本差すのは間違いなく差せるだろうと計算して。
(実況)十二日目は注目の相撲であります。
西の横綱若乃花。
依然11連勝、勝ちっぱなし。
一方は今まで8回顔が合いましていずれも敗れております鶴ヶ嶺。
立ち合い十分の鶴ヶ嶺。
うまいところ差してもろ差しを果たしました。
若乃花、上手が引けません。
首を巻いて無理な体勢になりました。
ぐいっと鶴ヶ嶺つりぎみに寄りました。
ぐいっと寄り切り。
鶴ヶ嶺の勝ちであります。
若乃花、連勝ならず。
大きな番狂わせであります。
鶴ヶ嶺の殊勲。
その人の特技の相撲。
1つ、ああこうなったら絶対この人が勝つんだなと。
前はね、例えば私のこと私がもろ差しになったらうわっと言いましたよ。
拍手がきましたね。
そういう、ああ鶴ヶ嶺がもろ差しなんだな、もろ差しは二本差したんだから勝つんだなとこう思ってくれたんじゃないかなと思いますね。
だから、今のお相撲さんたちもそれは望んではいるんでしょうけれどもねやっぱり努力してもらわなくちゃいかんのですかね。
個性あるお相撲さんが出てきてね土俵をにぎわせてくれなくちゃいかんですね。
正面の解説は舞の海秀平さんです。
どんなふうにお聞きになりましたか。
舞の海⇒おもしろかったですね。
1つのことに気がついて何かをきっかけにですね。
それをひたすら磨いていく。
まさに職人ですね。
もろ差しになっても肘を全く痛めなかったんですね。
相当緻密な計算差し手の技術ですよね。
そういうものをかなり磨いていったんじゃないかなと思いますね。
そしてあの若乃花も、もろ差しで下したという殊勲の星。
栃若時代さらには柏鵬時代で活躍をしました。
特に、かいなを返して肘を張るのが1つのコツだというお話がありましたね。
必ず下手を差すときめにきますからね。
相手力士はそれよりも先に肘を張ってしまうときめられませんからそういった細かいこともいろいろと計算しながら鍛えていったのかなと思いますね。
鶴ヶ嶺、先代の井筒親方。
思い出というか交流はありますか覚えていますか。
入門して幕下のころなんですが、両国国技館に部屋から向かうとき相撲取りに行くときですね。
お寺が回向院というお寺があって敷地内ですれ違いました。
うちのいまだに勝ったのは君かと。
井筒部屋のその後の幕内の安芸乃州という力士がいてその力士に勝ったのが印象に残っていたということですね。
霧島関が、大関からもしかすると陥落するかもしれない。
崖っぷちの場所だったんです。
そのときに花道の奥で鶴ヶ嶺の井筒親方が心配そうに見ているんです。
あの光景はじーんときました。
師匠が弟子を思うその心配な気持ちですよね。
現役を38歳まで務められました。
井筒三兄弟長男鶴嶺山次男逆鉾三男寺尾現在の錣山親方ですね。
育て上げられました。
平成18年に、77歳で亡くなっていらっしゃいます。
審判長をしたときにただいまの協議についてご説明申し上げますというフレーズは鶴ヶ嶺の井筒親方からという説もあります。
そのように聞いています。
非常に解説は分かりやすかった親方というふうにも聞いています。
中入りの時間で映像が語る、大相撲この人この技元関脇、鶴ヶ嶺のインタビューをお送りしました。
寄り切り、貴ノ岩の勝ち。
十両力士、貴ノ岩は3勝目押し相撲の大栄翔が巻き替えをねらいましたが、うまくいきませんでした。
2勝5敗です。
早速巻き替えをねらいましたね。
うまくいきませんでした。
もろ差しにはなれませんでしたけれどもね。
立ち合い、貴ノ岩も左足で踏み込んでいます。
思わず大栄翔が引いてしまいました。
大栄翔は消極的な相撲を取りましたね。
下手投げです。
下手投げにふって巻き替えにいきますね。
さらに、巻き替えようというところそれを許しませんでした、貴ノ岩。
貴ノ岩が巻き替え左をねじ込んでもろ差しになったときに大栄翔はさらにもろ差しを許さないとまた巻き替えましたね。
そのときに若干重心が浮くんです。
どうしても浮いてしまいますね。
巻き替えられたところを出ろとそういう攻めの鉄則がありますけれど。
大栄翔は巻き替えのときに若干、腰が浮いてしまいました。
そこを貴ノ岩がうまく寄り切りました。
かわる土俵は2勝4敗どうしです東は千代大龍東の前頭13枚目豊響は返り入幕で西前頭13枚目、2勝4敗です。
11月14日千代大龍は27歳の誕生日です。
今場所は4連敗のスタートですがそのあと2連勝です。
少し星を盛り返してきました。
過去3年、九州場所はいずれも勝ち越しています。
おととしの九州場所は技能賞を獲得して11勝4敗でした。
どんな話をしていましたか?奥様の実家が福岡の太宰府市にあるそうで結婚してからは勝ったときだけ奥様の実家に帰ることができるということで負けるとだめということで1つ励みになっているそうです。
きょうは誕生日ですので太宰府へ帰ってお祝いをしてもらいたいと言っています。
なんとしても勝ちたいところですね。
場所中は勝負に徹したほうがいい思いますけどね。
きょうが誕生日という千代大龍です。
対戦相手は押し相撲の豊響です。
千代大龍の圧力、突き出して勝ちました。
あたり勝ちましたまっすぐ前に出ました。
これで3連勝です。
豊響は連敗が止まらず5連敗です。
決まり手は突き出しです。
向正面は関脇琴錦の中村親方です。
きょうはいい相撲でしたね千代大龍は。
そうですね。
押し相撲は連敗連勝があるんですが、きょうはようやく吹っ切れた感じですね。
あたったあとの突きっぱなしですね。
豊響も腰が重く強い突っ張りがあるんですが見事にそれを突き放しましたね。
勝ったら家族のところに帰れるというのはどうですか。
私は子どもの顔を見たほうが力が出るかなと思うんですね。
私も場所中、地方では家族に会ってパワーをもらった気がしますね。
五日目に初日が出たあと千代大龍はそのときはご家族が見に来てくれたので負けられないという対戦だったそうですがそこから勝って3連勝です。
舞の海⇒勝ちっぷりはいいですが負けっぷりもいいですね。
ぱたっと足が止まるとだめですがそういうむらをなくせばもっと上位で取れると思うんですね。
これで中盤3連勝の千代大龍です。
向正面の中村親方先代井筒親方、元鶴ヶ嶺ですが親方はご存じですか。
私は幕下時代から井筒部屋にお世話になりましてこんなにしゃべる親方を見たのは初めてです。
稽古場では全くしゃべりませんで怖い感じでした。
怖い雰囲気を作って引き締めたんでしょうかね。
そうですね、先代井筒親方は相撲の取り方を私も耳にしましてもろ差しをヒントにしましたね。
例えば今の井筒親方の二本入るため、そして入ったあとここは今の井筒親方から教わりました。
先代の井筒親方は右からは簡単に入れるですから右から簡単に入ってあとは左を巻き替えるというような話を聞きまして私も右からばっかり入っていましたが、時には左から入って右から巻き替えるという相撲を取りました。
私はそれで3代目若乃花に3連勝したことがありました。
不得手のほうから入って得意のほうはあとから入るということですね。
そうですね、そういうことで私もまねしたことがあります。
関脇鶴ヶ嶺、三賞を14回当時最多。
それを抜いたのが向正面の関脇琴錦の中村親方です。
通算三賞18回獲得していらっしゃいます。
土俵上の北太樹と高安制限時間いっぱいです。
高安は5勝1敗と好成績です。
高安は三日目から4連勝中です。
立ち合いです。
送り引き落とし高安が勝ちました、6勝目です。
最後は引きずりました高安、6勝目です。
北太樹敗れて3勝4敗です。
舞の海⇒土俵際まで攻めたときは北太樹は勝ったと思ったでしょうね。
どちらも得意の左がまず入りました。
上手を引いたのは高安のほうです。
ただ、一枚まわしでしたね。
北太樹は寄っていったときに最後投げを打たれたときに下手をはなしてしまいましたね。
決まり手は送り投げです。
もろ差しになって出ていったんですがね。
中村⇒高安がまず左下手を切りましたね。
そのまま前まわしを取りにいくわけでもなくてそのままの状態で出ていきました。
そうなりますとやっぱり回り込まれますね舞の海さんに聞きたいんですが私は下手を切る動作をしたことがないんですが最近下手を切る力士が多いですね。
そのあと、どうしようという動作を見られない人も多いんですがあそこは勝負を決めるところかもしれませんがじっくり前まわしを取ったほうがいいと思うんですがね。
舞の海⇒また腰を振ってうまく下手を切るんですがそのあとじっとしていてまた取られるという同じことを繰り返す力士もいますね。
要するに何のために切りにいくかですよね。
高安が6勝1敗、5連勝です。
北太樹、敗れて3勝4敗です。
高安のコメントです。
浮かない顔をして帰ってきました。
呼び込んじゃいましたと言っていました。
ただそのあとは高安はうまく回り込んで出し投げからの送り投げです。
早くも土俵上が制限時間いっぱいです。
東は3勝3敗の豪風西は2勝4敗の朝赤龍です。
きのう豪風は豊響との対戦で動き勝って連敗を止めました。
最後ははたき込みで破っています。
対戦する朝赤龍は三日目ときのう白星を挙げて2勝4敗です。
合わせるのは木村元基です。
はたき込み、豪風4勝目です。
朝赤龍は敗れて2勝5敗豪風は4勝3敗と白星先行です。
きょうは豪風、自分の間合いで相撲を取れましたか。
舞の海⇒そうですね常にはたきをねらっていますね。
馬力も落ちてきましたからこのまま押していくと押しきれない押していくとまわしを取られるかもしれないということですぐに距離をおいて相手の出方を見ながらバランスを崩したところをうまくはたき込みましたね。
ベテランになればこういう取り口でもいいと思いますね。
いつまでも馬力が持続できるわけではないですからね。
30代の後半になりました豪風です。
幕内前半の取組が進んでいます。
今場所の新入幕、御嶽海が西から上がりました。
長野県の木曽郡出身。
今場所は連勝スタート、三日目から連敗がありましたがそのあと再び、連勝という新入幕の場所です。
前の意識をしっかりと持ち続けているのが、いい結果につながっているという話の御嶽海。
今場所は連勝で始まりました。
三日目四日目と連敗がありましたがそのあとは白星を2つ並べています。
向正面は元関脇琴錦の中村親方です。
この新入幕どうですか。
四つに組んだらまだまだですがあたったあとの突きっぱなしですよね。
何発か突っぱってまた、頭をつけ、これはすばらしいなと思います。
きょうは臥牙丸との対戦です。
こちらも星を伸ばして4勝2敗。
立ち合いの圧力はどちらが勝るか。
きめ倒し。
臥牙丸の勝ちです。
肘は大丈夫でしょうか。
御嶽海、立ち上がりました。
二本入って気迫を見せた御嶽海ですがきょう敗れて4勝3敗です。
臥牙丸勝って5勝2敗。
決まり手はきめ倒しです。
舞の海さん攻防がありましたね。
御嶽海はつかまってしまいましたね。
捕まったところでどうかと思いましたけれども。
鶴ヶ嶺のようにですね、肘を張って寄っていく技術があればよかったんですがきめられてしまいましたよね。
圧力は臥牙丸のほうが勝っていったんしのぐようにして右に回りました。
右左と入りました。
ちょうど上腕の辺り抱えられますと身動きができないんですよね。
この辺りなんとかかいなを返そうとするんですけれども。
ここを持ち上げるようにして臥牙丸が寄っていきます。
中村親方御嶽海勝機なかったでしょうかね。
完全にはきまっていないですよねここで押し込んで一本は抜けると思うんで肩すかしにいって揺さぶるという手もあったんじゃないでしょうか。
二本差しこだわってしまったのか。
抜けないことはなかったと思います。
御嶽海は左の下手のほうが力が出ますので左を抜ければ展開が変わったのでしょうが臥牙丸勝ってこれで幕内の勝ち星通算200勝です。
舞の海さんもろ差しになったり巻き替えの攻防ですとかそういった相撲の内容が前半何番かありますね。
もろ差しの名人とまではいかないですからね。
もろ差しに積極的になったというよりはなってしまったという展開ですね。
御嶽海は重かったです、と言うのがやっとでしたね。
刈屋アナウンサーのリポートでした。
千代鳳と地元福岡出身の返り入幕5勝1敗の好成績の松鳳山です。
きのうの取組です。
刈屋さんどんな話をしていますか。
相撲の流れはよかったと思うんですがあの投げも館内がよく沸いてくれたんですが、自分としては、よくないですね。
ああいうふうに持ち上げて投げてしまうと相手の体重を感じてけがにつながってしまう。
下に下に投げていかないとだめですねと話していました。
しかしあれだけ声援をもらえると気持ちいいですという話でした。
この両者は2回目の対戦いずれも松鳳山が勝っています。
3回目の対戦です。
ここまで5勝1敗、好成績できている松鳳山と千代鳳。
立ち合いが成立しませんでした。
中に入った、寄り切り松鳳山の勝ち6勝目です。
張り差し速攻の相撲です。
千代鳳、敗れてきのうきょうと連敗です。
向正面は元関脇琴錦の中村親方速攻の相撲で勝ちました。
速い相撲でしたね。
そうですね。
幕内に戻ってからですねこの声援も後押しになっていると思いますが、集中力がまた増してきたような気がします。
きのう、きょうは右から張っての二本差し。
きょうは磐石、突っ張りましたけれども時には頭であたって突っ張っていく中で右から張って相手を一瞬ひるませて二本入るという技連続技というようなものも見受けられますからね。
気持ちにもだんだん余裕ができてきたのかもしれませんがね。
元鶴ヶ嶺のインタビューをお送りしましたが逆鉾、現在の井筒親方昭和63年を振り返ります。
(実況)きょうもやりました逆鉾です。
船岡⇒舞の海さん強い、そしてうまい相撲ですね。
下手を差されてもすぐに左をこじ入れていきますよね。
右を差して左を巻き替えるという展開だったんですよね。
私も引退する前に逆鉾関と対戦させてもらいましたが差し身がすごく早いんですよね。
逆鉾関にもろ差しになられるんですか。
もろ差しになるまではいかないんですけれどね。
私のような小兵力士でも内側からこじ入れてくるんですよね。
突き落としです。
徳勝龍の勝ち徳勝龍勝って3勝4敗佐田の富士は敗れて2勝5敗です。
決まり手は突き落としです。
どちらも同じぐらいの圧力から佐田の富士がすぐにバランスを崩してしまいました。
舞の海⇒もろいですね。
お客さんも自分から主体的に技を放ってそして白星を勝ち取ると館内も沸きますよね。
相手が滑って転んでしまった勝負というのはそれほど盛り上がりませんよね。
リポートです。
松鳳山、張ったあとさっと二本入りましたとおっしゃっていました。
逆鉾の弟子元関脇鶴ヶ嶺の孫弟子の横綱鶴竜もろ差しの攻めを見せています。
ことしの初場所十三日目、日馬富士戦を振り返ります。
実況
巻き替える鶴竜もろ差し下手投げ、鶴竜が勝った。
船岡⇒巻き替えて最後は投げで勝った鶴竜。
話を聞いてもらいました。
鶴竜はもろ差しあるいは技についてどんな話をしていますか?もろ差しは体の大きさ、手の長さ体格によって人それぞれのもろ差しがある。
師匠はあたって左右と入るんですが自分はこのような相撲流れの中での巻き替えからのもろ差し私は流れの中の巻き替えからのもろ差しですという話です。
師匠からは若いころから言われているのは巻き替えからのもろ差しはタイミングが命。
自分がこの体勢このタイミングというふうになったら体が動くという話でした。
若いころはタイミングがずれて失敗しているビデオを見たり稽古場で確かめたりしている。
そしてこの巻き替えを確立したという話です。
タイミングのことですね。
あるんですね。
自分にしか分からない絶妙な僅かなタイミングがあるんでしょうね。
不思議ですね。
もろ差し巻き替えというのは井筒部屋の伝統のような気がします。
鶴竜と鶴ヶ嶺さんも表情が似ていますね。
そうでもないですか?私はなんとなく似ているな不思議だなと思いながら見ていました。
穏やかな表情というんですかね。
相撲を取るときはもちろん違いますが。
優しい、細めの目ですね。
中村⇒舞の海さん鶴ヶ嶺さん、逆鉾さんも横綱鶴竜も自分が巻き替える空間を作るのがうまいんですね。
密着した状態で巻き替えにいくと伸びてしまうんですね。
いい動きの中で空間を作るからこそ、巻き替えられるんですね。
そのうまさがありますね。
その辺りは下がってからの巻き替えは絶対だめだった。
前に圧力をかけながら巻き替えるとその空間ができるんだという話をしていました。
巻き替え、もろ差しだけでこれだけいろいろな話が広がりますね。
もろ差しにしても上手投げにしても下手投げにしても力士それぞれが微妙に投げの打ち方、違う味を出してきますからね。
土俵上は制限時間いっぱいです。
4勝2敗の魁聖対戦するのは4勝2敗の蒼国来です。
拍手と歓声
寄り切り、蒼国来の勝ち。
拍手
この一番も攻防がありました。
蒼国来5勝目5勝2敗。
舞の海さん、よく残しました。
拍手
あれだけ胸が合って圧力がかかりますとどうかと思いましたが。
まず押し上げてから差しにいきました蒼国来です。
魁聖は不得手の左四つですが今場所は左四つでも前に出ていきます。
がっぷり組んでいるように見えますが蒼国来が重心が低いですね。
まわしの位置が確かに違いますね。
魁聖の腹の下に蒼国来の締め込みがありますよね。
これで残せるんですよね。
今度は右からの攻めです。
下手を切るための下手投げですね。
向正面の中村さんよくしのいでの反撃ですね。
魁聖が左四つに組んで上手からの攻めこれはいいんですが左の下手これに問題があるんですよ。
鶴ヶ嶺さんの話にもありますがかいなを返すのができていないんです魁聖が上手ばかりにこだわってしまって左の下手側をまっすぐ手が伸びた状態で引き付けもせずに出ていっているから残られてしまうんです。
回り込まれてしまうと。
上手だけの攻めだったから蒼国来も回り込むことができたんです。
左の下手をしっかり引き付けてあるいはかいなを返していれば蒼国来は残せなかったんです。
蒼国来は5勝2敗魁聖は4勝3敗です。
幕内前半の取組は残り3番です。
3勝3敗の琴勇輝対戦するのは同じく3勝3敗の玉鷲です。
蒼国来のリポートです。
重かったと言って戻ってきました。
最初、突き起こそうと思ったけれど起きなかったと言いました。
途中でもろ差しをねらいにいったようですね、下手投げから。
下手投げで振って右も入りました。
琴勇輝の指のテーピングですよね。
すべて束ねて巻いていますからね。
まわしはいらないと突ききるんだという覚悟の表れですよね。
今場所、最初の相撲は押し倒しで佐田の海に勝ってそのあと、阿夢露、旭秀鵬と突き出しで破っています。
3つの白星は前に出る相撲で挙げています。
直近は名古屋場所、突き出しで琴勇輝が勝っています。
ともに押し相撲の両力士です。
この一番まで木村寿之介が合わせます。
ほっ!
気合いの声
押し出し、琴勇輝の勝ち。
琴勇輝、ついに白星先行。
玉鷲、敗れて3勝4敗です。
舞の海さん、琴勇輝のほうが下からの攻めでした。
あたっても玉鷲を起こしていますよね。
互いに、のど元目がけて突き立てていきました。
玉鷲のほうはしだいに外からいくようになってしまいました。
最後まで玉鷲のほうが上体が起きていますよね。
琴勇輝はさらに押しやすくなりますね。
きょうは中入りの時間も含めてもろ差し、あるいは巻き替えの技術について話を聞いたりしてきました。
現役時代、現在向正面に座っている中村親方、関脇琴錦はもろ差しからの一気の攻めで幕内での平幕優勝2回がありました。
そのうち平成10年九州場所2回目の平幕優勝のときの取組を振り返ります。
横綱貴乃花が組まれました。
まず右が入ってという展開でした中村さん、巻き替えなんですよね。
なかなか巻き替えを簡単に許す横綱ではないんですよ。
ですがこのとき冷静に考えて空間を作らなければいけないと思ったんですよね。
2度ほど押っつけから上手をねらいにいったんですよ。
上手をねらいにいけば横綱も嫌がって肘を張ります。
そうすると空間が生まれますよね肘を張っていますから。
その一瞬の空間をねらったということですね。
巻き替えるために上手をねらうということですね。
そもそも上手を取っても勝てる相手ではありませんからねらいにいってみようとそうしたら横綱が肘を張ってきたんですよ。
空間をねらって巻き替えたということです。
横綱の腹をたたくような瞬間もありましたよね。
やってる本人としては分かりませんけども私としてはあえてそういう状況を作り上げての巻き替えです。
貴乃花の顔を横向きにさせていますか。
相手を横向きにさせようとかそういうことではありません。
とにかく空間を作ることですか。
空間を作るため巻き替えたら肘を張るということ。
小さく入って空間を広げるということそれをあえてやったということです。
そして十四日目貴ノ浪から白星を挙げて2回目の幕内優勝、最高優勝を果たしました。
中村さんこういったことはふだんから研究していましたか。
考えて本場所の土俵でやれるものではないんですよ。
自分でテーマを決めて稽古するんですよ。
相撲というものは前へ出ることが大事圧力を身につけてそれからは例えば二本入る稽古に集中するとか自分でテーマを決めてやりましたね。
私もきょうは下手投げにこだわるとか投げにこだわらずに寄れるだけ寄ってみようとか考えましたね。
軍配は東、宝富士です。
物言いはつきません。
左足大丈夫ですかね、佐田の海。
最後相手の上体が乗っかってきましたね。
圧力がまともにかかりました。
右足のほうを少し上げましたか。
決まり手は寄り切りです。
足取りは比較的大丈夫そうです。
向正面での攻防です。
上手から回り込んで左四つになりました。
左差しを許すんですね。
切られてしまいますよね。
すかさず巻き替えにいくんですが攻められながらですからね。
中村⇒巻き替えが遅いですよね。
攻められてから巻き替えても意味がありませんからね。
空間がほとんどありませんでしたね。
空間がなかったんですが佐田の海巻き替えるチャンスは攻められる以前にたくさんありました。
ただ自分で右の上手を取ってしまったがためになんとかしのげるだろうと思ってしまったんでしょうね。
もっと早く巻き替えるチャンスはありました。
心配されるのが恐らく右の膝です佐田の海。
本人は大丈夫です。
全く問題がないですと答えました。
足取りもしっかりしていました。
幕下の阿炎が十両で相撲を取りました。
十両この一番大翔丸と天鎧鵬です。
実況
突き放す大翔丸、左からの押っつけ。
押し上げた大翔丸です。
船岡⇒十両ではすでに全勝がいませんから、1敗で大翔丸と正代が並ぶという展開に変わっています。
土俵上が制限時間いっぱいです。
阿夢露は1勝5敗初日に白星を挙げましたが二日目からの5連敗です。
対戦する誉富士は三日目白星を挙げましたがそのあと3連敗中です。
なんとかこの中盤戦で、盛り返していきたい両力士です。
中から下から二本入りました寄り切り阿夢露の勝ちです。
連敗を5で止めました。
誉富士は4連敗。
1勝6敗です。
あごを上げずによく辛抱しましたね、阿夢露は。
そうですね。
突っ張られましたが常に上体を前に倒しながら対応しましたね。
誉富士も突いていきたいんですが相手も上体を上げませんからね。
突っ張れないんですね。
下から下から攻めていきました。
阿夢露の長い手が邪魔で、うっとおしいわけですよね。
連敗していたときも熱戦はあって、よく粘った相撲はあったんですが白星をつかめず阿夢露はようやく連敗を止めました。
幕内前半の取組が終わりました。
東西の関脇の対戦があります。
栃煌山に妙義龍です。
大関どうしの対戦は琴奨菊に豪栄道です。
この時間、大関どうしの対戦琴奨菊、豪栄道に話を展開していきます。
過去の対戦成績は琴奨菊の15勝豪栄道の20勝やや豪栄道に分がありますがこのところ琴奨菊が2連勝中です。
それぞれ両者が勝った一番夏場所と秋場所を振り返ります。
実況
がぶりました。
寄り切り、琴奨菊の流れです。
船岡⇒きょう七日目、大関どうしの対戦が組まれました。
できれば星を落とさない状態できてくれればという期待もありますが注目の一番ですね。
舞の海⇒そうですね。
琴奨菊は先場所あたりから馬力が戻ってきています。
豪栄道もカド番ですから。
なんとしても結果を求めなければいけない場所になりますね。
琴奨菊のほうはどうでしょうか。
星を1つ落としていますが内容はいいですか。
いいですね。
足の運びですとか、寄っていく姿を見ていてもだいぶ力が戻ってきているなと思います。
豪栄道はどうでしょう。
まだまだ何か綱渡りのような相撲を取っています。
立ち合いを変わって裏目に出ましたしね、何か迷いがあるんではないでしょうか。
三日目、豪栄道は栃ノ心に六日目、碧山にも敗れた豪栄道です。
前半戦で星を2つ落としています。
向正面の中村さん大関どうしの対戦ですがどうでしょう、ポイントは。
中村⇒2人ともこの場所、この序盤相撲の内容はいいと思うんです。
楽しみな一番ではありますね。
ポイントとしては琴奨菊の立ち合いというのが右四つの力士の立ち合いなんです。
豪栄道は右四つなんです。
右をすぱっと差されてしまうのか。
琴奨菊が左で前まわしを取れるのか。
先に差したほうが有利になってくるでしょうね。
確かに琴奨菊が勝ったときはすぐに左の前まわしを引いていましたね。
要するに豪栄道が右差しをねらってくるのか。
琴奨菊と同じように左前まわしをねらってくるのかによって状況が変わってくると思います。
右差しできたら琴奨菊が有利でしょうね。
この九州場所はまだ中盤戦です。
大関という地位でなんとしても上位の3人の横綱について、あるいは追いかけていってほしいという展開です。
琴奨菊に対するお客さんの声援を聞いていますと優勝してほしいなとお客さんを喜ばせてほしいなという思いにもなりますね。
星1つの差で追いかけることができるのか琴奨菊。
一方の豪栄道もカド番です。
すでに2敗をしている前半戦です。
幕内後半の取組が始まります。
旭秀鵬に遠藤です。
旭秀鵬はきのう連敗を2で止めました。
星を五分に戻しています。
一方の遠藤は今場所3連敗で始まりましたが四日目ときのう白星を挙げています。
両者の対戦成績は五分です。
先場所は右からの上手出し投げで遠藤が勝っています。
遠藤は旭秀鵬よりも身長が低い分胸を合わせずにしっかり左を差して右は上手を取りたいですね。
遠藤は1m84cm旭秀鵬は1m91cmです。
木村庄太郎が合わせます。
旭秀鵬、押し倒し。
旭秀鵬の圧力が勝りました、4勝目。
最後まで、遠藤はまわしに手が届きませんでした。
敗れて2勝5敗です。
きょうは荒々しい内容でしたね。
そうですね。
がんがん突っ張って遠藤のうまさを出させませんでしたね、旭秀鵬は。
立ち合い、前まわしを遠藤はねらいにいきますが届きませんでした。
突いてはたいて距離をとってなんとか差そうという遠藤を、下から下から突き起こします。
突き放したあとも旭秀鵬はよく相手を見ています。
最後は差されましたけれどもね。
きょうは旭秀鵬もかなり強気で積極的に攻めていますね。
一瞬遠藤、上手がかかったんですね。
向正面は中村さんです。
左の上手が1枚ですが何度か手がかかっていたんですね。
ですから、強引に出ることができたんですね。
旭秀鵬は。
中村⇒これから遠藤に託すのはどんなことでしょうかね。
舞の海⇒頑丈な体を作ることですそれと立ち合いの馬力ですね。
もう少しないと横綱大関戦は強いしないかなと思いますね。
中村⇒今場所は体が小さく見えますね。
けがをしない体を作りあげて馬力ですかね。
琴錦関も馬力があったからこのうまさを発揮できたと思うんですがね。
やはり前に出る力をつけないとそのあとは何も生まれませんからね。
遠藤も誰を目指してほしいかというと大関の出島関のようなああいう立ち合いから一気に押していく馬力がついてくれたらいいかなと思うんですね。
確かに出足があれば得意な形に持っていけるんでしょうね。
それだけ期待されている遠藤です。
土俵上は安美錦と大砂嵐です。
3勝3敗の安美錦と、1勝5敗の大砂嵐です。
安美錦は序盤黒星が先行しましたが、きのうおとといと勝って盛り返しています。
大砂嵐は二日目横綱日馬富士から白星を挙げましたがそのあとは4連敗中です。
大砂嵐は四つ身を覚えるとかなり強くなると思うんですがね。
上手の取る位置とか下手をどう使うとかそういうのを覚えていくと大関も夢ではないと思うんです。
あるいは相手のまわしをどう切るかということもありますかね。
待ったなしです。
はたき込み大砂嵐の勝ちです。
大砂嵐が今場所2回目の勝ち名乗りです。
決まり手は、はたき込みです。
安美錦が左に変わりました。
距離が空いたところですぐにはたきをしました大砂嵐です。
時折、安美錦も左に変わって横から崩そうとしますね。
舞の海⇒大砂嵐の相手の顔に目がけての立ち合いのもろ手突き相手にとっては嫌だと思いますよ。
ふだんは本当に穏やかな笑顔がすてきな大砂嵐ですが土俵上でふてぶてしい表情をしますね。
なんとなく悪役に見られがちですね。
確かにふだんは気さくな青年です大砂嵐。
土俵がにぎやかになってきました。
逸ノ城と嘉風です。
西の嘉風初日、鶴竜を破りました。
二日目、大関の稀勢の里を肩すかし。
初日、二日と館内を大いに沸かせました。
六日目、関脇の栃煌山を送り出しで破って3つ目の白星です。
1横綱1大関、1人の関脇を破っている嘉風です。
中村親方、嘉風の内容どうですか。
動きはいいですね。
同じ部屋だから厳しいことばになってしまうんですが型がないですね、嘉風はこうなったら負けないという型ですね。
例えば舞の海さんだったら左の下手十分でしたね。
私は右の下手十分だったんですね。
嘉風には差したところで何があるんだということですね。
きのうの日馬富士戦は二本入っていながら簡単に負けてしまいましたね。
やはり鶴ヶ嶺さんの話ではないんですが肘の返しがないんですね中にもぐったあとの対処のしかた全くないということですね。
差したものをまた抜いて突っ張ってまた差してむだな動きが多いですね。
これから1つの型をつけるとしたらどんなことがありますか。
彼は左四つなので左を差していく相撲が多いと思うんです。
左を差すまでは慌ててもいいんですが差したあとはじっくり攻めたほうがいいと思うんですね。
相手を膝から崩すとかそういうことを考えたほうがいいと思いますね。
寄り切り、嘉風の勝ち。
嘉風、4勝目。
逸ノ城は1勝6敗です。
逸ノ城に上手を取られる前に勝負をつけることができましたね嘉風は。
きょう嘉風うまくもろ差しが入りましたね。
中村⇒きょうはよかったですね褒めたいです。
何がよかったか二本入って左右に揺さぶることですね。
逸ノ城は揺さぶられるので焦って上手を取りにいくことを忘れてしまいますね。
きょう前半戦で御嶽海と臥牙丸もありましたね。
止まるときまってしまいます。
左右に振ることで相手を焦らせることですね。
そうすると揺さぶることによって横から攻めることができますね。
あの200kgを超す逸ノ城をしとめることができるんですね。
嘉風の相撲から目を離せないということですね。
仕事を止めても嘉風の相撲を見たいという人が多いかもしれませんね。
親方、この逸ノ城です。
この先どうなるんでしょうかね。
中村⇒もしかするとこのまま終わるかもしれませんね。
進歩がないですね。
稽古の内容もだめ取り口、立ち合いの変化もない。
ですから巡業で稽古するという話もちらほら聞きますがもうちょっと立ち合い工夫を考えないとこのままで終わってしまう気がしますね。
逸ノ城のコメントです。
きょうの立ち合いは突き放していこうと思ったそうです。
1年前はもっとスピードがあったはずの逸ノ城なんですがね。
舞の海⇒きょうの中村親方の逸ノ城の解説逸ノ城に聞いてほしいですね。
中村⇒同じぐらいの体形の力士の立ち合いをまねしたほうがいいと思いますね。
彼は横綱白鵬関の立ち合いをまねようとしていますね。
ですから同じような長身ですから相手と接触する数角度、踏み込みの歩幅そういうものは上の者を見て自分で取り入れたほうがいいですね。
そうすると変わってきますね体がありますから。
嘉風のコメントです。
中村親方が褒めていましたと言いますとにっこり笑ってうれしそうにありがとうございましたと言っていました。
とにかく上手を取られないように抱え込まれないようにと注意して相撲を取ったそうです。
嘉風は4勝3敗です。
通算の勝ち星が500勝になりました嘉風です。
かわる土俵は東西の関脇どうしの対戦です。
栃煌山と妙義龍です。
栃煌山はきのうまで3連敗で2勝4敗。
立ち合いです。
木村恵之助が合わせます。
前に出た、栃煌山押し出しの勝ち。
きょうは妙義龍いいところを見せられませんでした。
妙義龍はちょっと元気がないですね、どこか悪いんでしょうかね。
場所前は右の足首を痛めました妙義龍です。
左からの押っつけを選択しましたが、ちょっと下半身がぐらつきました妙義龍です。
右の足首が痛そうですね土俵を割ったときの動きを見ますとふんばれてないですね。
妙義龍、敗れて2勝5敗あすは横綱白鵬とです。
栃煌山は3勝4敗です。
ここから大関が登場します。
5勝1敗の稀勢の里二日目に嘉風に敗れましたが三日目からは、白星を4つ並べています。
星1つの差で追いかけていかなければならない大関です。
きょうの対戦相手は東の2枚目碧山1勝5敗。
星は伸びていませんが稀勢の里戦では力を見せます。
対戦成績です。
碧山は5勝、稀勢の里は過去9勝していますがこの1年は碧山の2勝、稀勢の里の3勝です。
去年の九州場所は突き出して碧山が勝ちました。
先場所は物言いがつくという微妙な相撲になりました。
結局押し出しで稀勢の里が勝っています。
稀勢の里は碧山苦手なんですよね舞の海さん。
何か制限時間いっぱいになって仕切りに入るときにも考えてしまっているような悩んでいるようなそういう場面も見られますよね。
ただここまで5勝1敗というのはこれは中村親方に聞きたいんですが、稀勢の里全勝だとかたくなると思います。
2敗3敗だとモチベーションが下がると思うんです。
1敗というのがちょうどいい状態じゃないですか。
メンタル的に弱いと言われていますが1敗差で追っていくほうがいいと思いますね。
チャンスのときに取りこぼしが多いですよね。
なぜでしょうね。
苦手力士が何人かいるということですよね。
きょう乗り切ればいいんですけれどもね。
きょうも右から張って左差しを選択するでしょうか稀勢の里。
しっかりと、立ち合いで何をするかということを決めてぶつかっていかないとまた何をやるか分かりませんよね。
迷いがあってはいけません。
立ち合いです。
押し出し、碧山の勝ち。
稀勢の里敗れて2敗。
しかし、物言いです。
正面元大関武双山藤島審判長立ち上がりました。
軍配は東です。
もしかすると途中で碧山の足がもう土俵を割っていたかもしれませんよね。
碧山が回り込みます。
徳俵の上。
この左足ですよね。
砂が飛んでますよね。
碧山の左足です。
出てますよね。
しかし、ここでは相撲は止まりませんでこのあと攻防が展開したんですが。
速い動きですから土俵下では肉眼ではなかなか分かりづらいと思うんですよね。
協議が終わりました。
審判長の協議説明です。
ただいまの協議について説明します。
行司軍配は碧山が有利とみて上がりましたが途中で碧山の足が出ており稀勢の里の勝ちとします。
稀勢の里の勝ち。
稀勢の里6勝目です。
碧山敗れて1勝6敗。
稀勢の里星1つの差で横綱白鵬を追いかけていきます。
決まり手は押し出しです。
場内がどよめいています。
立ち合いは張り差しにいきませんでした稀勢の里。
中村さん立ち合いはどう見ますか。
いいと思います。
いつも押し合いになると不利と思って稀勢の里が左差しにいくんですよ。
左差しにいくところをのど元辺りをかまされるんです。
これでのけぞってしまうんですがきょうは大関のほうがあごを引いて背中を丸めてあたっていこうという意識が見えましてね。
その選択が間違っていませんでした。
間違っていなかったです。
碧山はこの稀勢の里戦になるとすごく動きがいいですね。
ふだんからこういう動きをすれば三役定着できると思うんですが。
碧山のリポートです。
スロー映像全くみずに怖い表情で風呂場に向かっていきました。
出ていなかったら稀勢の里負けですからね。
命拾いしましたね。
これをぜひ生かしてほしいですね終盤の優勝争いに。
この一番があったから千秋楽に優勝争いができたんだという思いを持ってほしいですね。
優勝争いをするにはそうしたつきというんではないんですが流れを身につけることが必要ですよね。
15日間のうちどんな強い力士でも一番や二番ひやっとする取組がありますよね。
中村親方は、優勝した2場所を振り返りますとそういう部分がありますか。
運というのはありますね。
運がなければなかなか力のない者は優勝するには運が必要です。
稀勢の里、相撲に負けて勝負に勝ったわけですけれども反省もしなければいけない面もありますが逆にプラス思考でいったほうがいいと思います。
稀勢の里のリポートです。
稀勢の里に何を質問しても何も答えずに興奮したままそれを鎮めるように何も言わないまま歩いていきました。
やはり内容に納得がいかなかったようですね。
ここまで1敗の勢が、西から土俵に上がりました。
6日間を終えて第一人者白鵬が初日からの6連勝できています。
勢が初日から5連勝、きのうは魁聖に寄り切りで敗れました。
序盤の内容はどうだったでしょうか。
舞の海⇒取り口が激しいですよね。
1つのことにこだわらないのがいい結果につながっています。
しかし型がないんですよね。
やることなすことうまくはまっている。
あたっているんですよね。
右を差せば力が出ますがなかなか今場所も右を差しての相撲が展開できません。
この両者の対戦成績は勢の2勝照ノ富士の1勝です。
すくって寄る。
寄り切り、勢の勝ち。
照ノ富士3敗です。
痛めている右膝のほうに負担がかかりました、照ノ富士。
勢勝って6勝1敗。
連敗はしませんでした。
決まり手は押し出し大関を破っての6勝目です。
立ち合いあたりあってすぐに右には入りませんでした。
ここで右四つに組んでいます。
中村さんきょうはどの辺りがよかったですか。
右かいなを返して大関の上体を起こそうという揺さぶる行動ですよね。
止まるのではなくて常に動いています勢は。
ここでいなされて右が入りますよね。
かいなを返しまして上体を起こしにいくんですよ。
先ほどの嘉風と同じように横に揺さぶって追い詰めると大関は膝が悪いかもしれませんが状態のいい大関も弱いですよね。
こういう相撲を取ればまだまだ上位を苦しめる相撲ができるしみずからも上位に上がることができます。
照ノ富士4勝3敗となりましたね。
今の相撲を見ていましても勢に、右からすくわれたときに負傷している右足で残らなきゃいけないっていうことでかばったところを見ると厳しいと思いますね。
照ノ富士は右四つに食い止められなかったという話でした。
照ノ富士、右膝ふんばれませんでした。
この場所の照ノ富士の判断を誤ると将来に響きますからね。
ここは冷静に自分のけがの状況と向き合ってほしいと思います。
勢関のインタビューです。
ありがとうございました。
思い切っていっただけです。
立ち合いからまわしを取られないようにだけ考えていきました。
あの右からのすくい投げなかなか強力でしたね。
相撲を取っているときは体が勝手に動いてくれたのできょうも。
6勝1敗いいですね。
精いっぱい今できることをやるだけですからあまり考えすぎないで最後まで頑張りたいと思います。
先場所も十三日目終盤まで優勝争いをした勢、三賞も獲得しています。
今場所も序盤ここまで好成績を残しています。
大関どうしの対戦です。
5勝1敗の琴奨菊と4勝2敗今場所カド番の豪栄道です。
きのう琴奨菊は逸ノ城に寄り切りで敗れました。
踏み込みが甘かったねらっていた左の前まわしを引くことができませんでした。
連敗はしたくない、地元の大関琴奨菊です。
この両者ですが琴奨菊の15勝豪栄道の20勝。
この1年でいいますと3勝ずつ五分の成績です。
中村親方は豪栄道の立ち合いどういくかで大きく変わるという話がありました。
大関昇進してから右差しにこだわりすぎているなという気がします。
以前は左で前まわしをねらっていました。
制限時間いっぱいとなりました。
七日目満員御礼の福岡国際センターです。
琴奨菊も悲願の初優勝に向けては自分の相撲を取り切りたいですよね。
大関どうしの対戦。
突き倒し。
琴奨菊連敗はしません。
館内からは大きな拍手。
豪栄道敗れて4勝3敗です。
一瞬で勝負をつけました。
中村さんに話を聞きます。
立ち合いの圧力がまずありましたね。
そうですねきょうの琴奨菊はいつもと同じように前まわしねらいですよね。
まっすぐ豪栄道に向けて直線的にあたっていました。
豪栄道は右を差そうと腕を曲げてあたって差そうと思っていきましたのであたりも中途半端になってしまいました。
豪栄道のねらいは右差しでした。
立ち合いやっぱり突っ張りとか前に出る圧力というのは琴奨菊のほうがありますからね。
豪栄道は型を作って立ち合いあたっていくんですが型を作るのが精いっぱいでした。
豪栄道にとっては厳しい一番になりました。
舞の海さん地元の大関が勝ちましたので期待したいですね。
ここまできたらそうですね。
内容もきょうまたいいですしなんとしても横綱白鵬についていくことですよね。
そうですね。
白鵬は絶好調ですからね今場所これ以上は琴奨菊、負けられないですね。
あと九州のお客さんですよね。
この声援を聞くとご当所の力士に優勝してほしいなと思ってしまいますね。
場所前には琴奨菊、豪栄道稀勢の里の3人が集まって大関3人で場所前稽古をするという日も2日間ありました。
やはり力があって大関になったわけですから下の者とばかりやってもそれ以上強くなっていかないと思うんですよね。
たまには同じレベルの大関どうしで稽古をしないとなかなか実力アップしていかないんじゃないかと思いますね。
大関どうしの対戦を制したのは琴奨菊。
さあ、ここから横綱の登場です。
勝った琴奨菊です。
踏み込むことを考えていたよかったと支度部屋で笑顔がはじけました。
6勝1敗とした琴奨菊。
稀勢の里、琴奨菊平幕で勢、松鳳山、高安が6勝1敗です。
1敗最後の力士は横綱日馬富士です。
2場所連続の休場からの復活を目指している日馬富士です。
二日目、大砂嵐に寄り切りで敗れて不覚を取りました。
金星を配給してしまいました。
ただ三日目からは4つ白星を並べています。
舞の海さんにはどう映っていますか?勝ち方を見ていましてもね余裕はないですよね。
考えてみれば平幕のころからもっと今以上に細い体で猛稽古を積み重ねてきましたから。
横綱に駆け上がったときにはあちこちのけがでそういう代償を払って横綱に駆け上がったのかなと。
力が残っていればいいのになと思いますね。
足首のけが、そしてこのところ右の肘じん帯の損傷がありました。
ことしに入って右肘の手術も経験している横綱です。
ただこの九州は2年前6回目の優勝を果たした場所でもあります。
ここで制限時間いっぱいです。
日馬富士の15勝栃ノ心の6勝です。
ただきょうは相手はしっかり右四つに組み止めにきてくれますからね。
胸を合わせないように頭をつけて前みつを取って拝む体勢は作りやすいでしょうね。
寄り切り、日馬富士の勝ち。
上手を与えませんでした。
栃ノ心敗れて東の小結3勝4敗です。
きょうは危ないところはなかったでしょうか。
そうですね。
先に上手を取って上手を与えずに栃ノ心も身長がありますから安易に寄っていくだけでは上手を取られるということで頭をつけにいきましたね。
立ち合いすぐに左の上手を引いています。
右の下手も深くしました。
へたに寄っていくと左で上手を取られますから慎重ですよね。
じっくりいきました。
むしろ栃ノ心のほうがじれて下手が切れています。
頭もつけてあごの下に頭をつけることによって体格差をカバーするんですよね。
向正面は元関脇琴錦の中村親方です。
きょうは日馬富士、万全でしたね。
そうですね、ただ右の肘が心配ですよね。
横綱の本来の相撲のスタイルは右ののど輪で突きっぱなして中に潜り込むという相撲なんですけどね。
今場所は右ののど輪が出ていませんからこういう立ち合いから四つに組みにいく相撲が増えてしまうのかなと思うんです。
立ち合い、突き刺さるような突き起こすような相撲が今場所、休場明けでありません。
あたるのはあたるんですがのど輪が出ないんです。
中に潜り込むのが難しくなっていますね。
きょうは栃ノ心関動かない相手なので組むことができましたけどね。
ただ1人初日から6つ白星を並べている横綱白鵬です。
舞の海さん、隙がありませんしむしろ中盤に入ってから状態が上がってきましたか。
初日から厳しい取り口を見せていましたね。
初日は栃ノ心を左からの上手投げそのあと逸ノ城、大砂嵐と嘉風を下しました。
碧山そしてきのうは豊ノ島に寄り切りで勝っています。
先場所は初日、二日目と初めて連敗してさすがに白鵬も考えたと思いますね。
けが以上にショックだったと思いますよ。
精神的な部分も大きいですか。
あれ、力が落ちたのかな反応が鈍ってきたのかなこのままずるずる引き下がっていられない精神的にも切り替えて自分を奮い立たせて今場所に臨んでいると思いますね。
先場所は初日、二日目と敗れて三日目から休場横綱になって初めての休場でした。
先場所を振り返りますと初日に対戦したのが隠岐の海なんですね。
寄り切りで隠岐の海が勝って隠岐の海にとっては対白鵬戦、初めての白星でした。
白鵬が左から上手をねらっていきますが取れずに引くしかしそれがまともでした。
隠岐の海が中に入って最後は寄り切り今場所は白星のない隠岐の海です。
先場所の結果がありますが白鵬の状態は先場所と今場所違うと考えていいと思います。
相手は隠岐の海であっても白鵬にとっては穏やかなイメージがあると思うんですね。
それでも1つ誤ると寄られてしまいます。
気を引き締めて相撲を取らなければいけないそういう気持ちでしょうね。
ただ1人6連勝の白鵬です。
第一人者の強さ、見せて圧倒するでしょうか。
寄り倒し、しかし軍配東軍配東です。
物言いがつきます。
軍配は東、隠岐の海隠岐の海、足が大丈夫でしょうか。
ちょっと苦しそうな表情です。
かなり強く腰を打ちましたからねそれもあるんじゃないかと思いますね。
左四つになってチャンスでしたね隠岐の海は。
寄って白鵬は俵に足が掛かっていますがうっちゃり。
うっちゃりきれいに決まっていますね。
左足は俵の上です。
右で跳ね上げながら体が入れ代わっていますね。
軍配は東隠岐の海に上がっています。
協議が終わりました。
審判長⇒ただいまの協議について説明いたします。
行司軍配は隠岐の海を有利と見て上げましたが隠岐の海の体が先に入っており軍配差し違えで白鵬の勝ちといたします。
拍手
軍配差し違え。
40代伊之助、差し違えです。
横綱白鵬勝ってただ1人7連勝です。
拍手
隠岐の海、あと一歩でした。
決まり手はやぐら投げの発表です。
右膝を相手の内股に入れて持ち上げながらの投げ。
うっちゃりからやぐら投げ。
それにしても隠岐の海、よく見せ場を作ってくれましたね。
そうですね。
白鵬の土俵際の粘り腰白鵬の土俵際の粘り腰柔らかさ、ばねというのもさすがですけどね。
両者右の上手になりましたしかも両者深かったですね。
白鵬の右四つだったらもっと落ち着いて自信を持って相撲が取れたんですけどね。
左四つに組んでしまったことによってじりじり寄られていくんですよね。
これは驚きました。
右の膝相手を押し上げるようにして土俵際のやぐら投げです。
親方、左四つから白鵬が寄られていきましたよね。
これはどうなんでしょうね。
中村⇒これは余裕があった証拠ですよ。
余裕があったからこそ隠岐の海の左足を跳ね上げるような動作ができるんですよね。
そうすると寄られたのはあえて最後投げを打つために寄られたんでしょうがね。
私は、横綱計算どおりの技だったと思いますよ。
あえて呼び込んでおいてという。
それぐらい余裕があるように見受けましたね。
先場所、左四つで負けたじゃないですか。
もしかすると横綱意地で左四つに組むんじゃないかなと思いましたが案の定、組みましたね。
そうすると左四つになってしまったのではなく親方の見方としては左四つで負けたから左四つできっちり借りを返してやろうと。
確かに立ち合いは右四つねらいにいっていますが隠岐の海に左四つにこられたら左四つでもいいかという感じでしたね。
勝って勝ち残りの白鵬です。
やぐら投げは平成21年名古屋場所朝青龍が日馬富士に決めて以来です。
七日目、結びの一番です。
隠岐の海のリポートです。
何を聞いても荒い息で何も答えてくれません。
腰などは気にする様子がありませんでした。
一瞬打ちつけて表情をゆがめましたが大丈夫なようです。
東の正横綱の鶴竜がここまで4勝2敗です。
前半戦ですでに星を2つ落としています。
初日嘉風そして五日目妙義龍に敗れました。
これ以上落とすわけにはいきません。
対戦するのは豊ノ島。
ことしの初場所以来あのときは日馬富士戦でしたが久しぶりの結びの一番です。
本人も久しぶりですねと言いました。
久しぶりに鶴竜との対戦ですが稽古をたくさんやっているのでほとんど手の内は読まれていると思いますがただ今場所横綱が落としている相撲は低い姿勢から圧力を受けたときに悪い癖で引いてしまっている。
きょうも自分も低い姿勢で圧力をかけて横綱に引かせるような展開にしたいという話をしています。
突き出し、鶴竜の勝ちです。
中に入れさせませんでした。
鶴竜勝って5勝目、5勝2敗。
ただ1人、7連勝とした白鵬が花道を下がっていきます。
これで7番を終えて白鵬が先手を守っています。
星1つの差で日馬富士、琴奨菊、稀勢の里平幕の勢、松鳳山、高安が追うという展開です。
舞の海さん、きょうは鶴竜危ない場面がなかったですね。
そうですね。
きょうは積極的についていきましたね。
かわされかけるんですけどうまく肘でも押しながら両手が次々と伸びていきましたね。
白鵬のリポートです。
すばらしいやぐら投げでしたねと問いかけたらにっこり笑いました。
あれ軍配向こうに上がっていたんですねと驚いたようです。
差し違えと聞いて初めて軍配が向こうに上がっていたことを確認したというようです。
土俵を下りて審判に確認したり自分の足を確認したそうです。
やはり残していた最後は余裕があったようです。
やはり精神的な部分で左四つで余裕があったんですね。
中村⇒そういうことですね。
先場所敗れている相手に左四つになって最後はやぐら投げで7戦7勝とした横綱白鵬です。
勝ち残りの控えのところで陣幕審判に少し話をしていました。
舞の海さん、これで白鵬が全勝を守っているという状況です。
あすへの期待はどうでしょうか。
白鵬はこのままいくと思うんです。
稀勢の里と琴奨菊はしっかりついていけるかどうかですね。
「大相撲九州場所七日目」をお伝えしました2015/11/14(土) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 七日目 ▽映像が語る大相撲 この人この技 鶴ヶ嶺[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)中村(元琴錦),【アナウンサー】正面(幕内)船岡久嗣
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)中村(元琴錦),【アナウンサー】正面(幕内)船岡久嗣,<副音声>【ゲスト】マーク・シリング,【実況】ヒロ・モリタ 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)中村(元琴錦),【アナウンサー】正面(幕内)船岡久嗣,<副音声>【ゲスト】マーク・シリング,【実況】ヒロ・モリタ
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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