住人十色【家賃1万円の島暮らし! 築40年の古民家をリフォーム】 2015.11.14


改善が期待できるという
(ナレーション)「住人十色」。
今日の家は…。
(三船)えっ今日はこんなおうちですか?
(松尾)ボロいと言いたいんでしょ。
いやいやいやいや。
そやけど中はこれですよ。
何?めちゃくちゃきれい!ねっ。
長崎県の離島の五島列島でね古民家をリフォームしました。
へえ〜。
わっすごい景色!大自然が庭です庭。
全部自分の。
いや〜気持ちよさそう。
そうなんですよ。
ほれ!壮大な自然に抱かれた離島でお金をかけずに豊かな暮らしを手に入れました。
45678…あれ?めっちゃあるやん!5島以上あるんや。
知らんかったな。
へえ〜。
「住人十色」。
今日の舞台は長崎県の沖合100キロに浮かぶ大小140もの島が連なる五島列島。
(三船・スタジオ)そんなにあるんだ〜。
中でも最大の福江島はおよそ4万人が暮らし手つかずの美しい大自然と世界遺産の候補にも挙がる数々の教会が観光客の注目を集めています。
(田)こんにちは〜。
(芳澤)こんにちは〜。
(田)よろしくお願いします。
(芳澤)よろしくお願いします。
(田)こんにちは!ふふふっ。
笑った笑った。
(田)こんにちは!ははっ名前は?夏くんです。
(田)ナツくん?夏休みの夏と書いて「夏」なんです。
(田)夏くん!あれ?今日ご主人は?二人でずっと五島で暮らしてるんです。
(田)あっそうなんですか。
はい。
高校卒業後福岡で働いていた芳澤さんは3年前島で子育てをするためにふるさとの福江島に帰って来ました。
はい。
ここが私の家です。
えっここですか?
(芳澤)これです。
ここ…ここですか?
(芳澤)これです。
(田)えっ…正直これなんて言っていいのか分からないですけど。
(芳澤)大丈夫。
みんなおんなじリアクションなんです来る方は。
(田)ははっいやいや。
いやいやそんな謝らないでください。
はい。
謝られても。
福江島のシンボル・鬼岳を望む築40年の賃貸物件で2人暮らし。
気になる家賃は?1万円!えっ!1万円?そう!
(田)家賃1万円とかあるんすか?
(芳澤)五島でも安い方です。
家賃たったの1万円。
恐る恐る家の中へ。
(田)失礼します。
(芳澤)カモンカモン。
(田)あれ?あら?えっちょっとちょっとちょっとちょっとちょっとちょっと!えっ?中全然雰囲気違うじゃないすか。
めっちゃきれい!
(芳澤)ここは私がリノベーション…リノベをしたんです。
(田)リノベーション?
(芳澤)うん。
(田)これ全部ですか?
(芳澤)はい。
(田)ええ〜?そんなんお金がすごくかかるでしょ?26万ぐらい。
26万ぐらい?えっ26万でできるんですか?
(芳澤)そう!そう。
お金かけなくてもシングルマザーでもできる。
(田)できる?
(芳澤)できる!できちゃった。
できちゃった。
はははっ。
すごいな。
できちゃった。
築40年の朽ち果てた古民家をたった26万円でリフォーム。
(芳澤)お金をかけずに時間と工夫でやったから26万という安さでできたと思います。
(田)なんだ?この使い方は。
はははっ。
(2人)ははははっ。
お金では得られない本当の豊かさを求めて…。
大自然の中でたくましく緩やかに生きる母と子の暮らしとは?ふるさとの実は古びた物件をリフォームしたのはこれが初めてではなかったのです。
以前福岡で暮らしていた頃はDIY好きが高じて2年に1度のペースで移り住みでもなぜそれだけの数を?
(芳澤)やってるときがすごい楽しいのでもう出来上がったらまた次にいきたくなるんです。
逆に変にリフォーム済みの物件だったら台なし。
古びた部分を味と捉えるか汚い価値のないものと捉えるか。
日曜大工レベルで行ったというリフォーム。
ひと目ぼれした築40年の古民家はどのように生まれ変わったのでしょうか?古い家って大抵こういうところって砂壁なんですよね。
でグレーとか緑の砂壁を漆喰でまず塗ってるんですここは。
要はね白く塗ったらこう空間が明るく見えるし広く見える感じがする。
もともと砂壁だったところは漆喰を施し部屋全体を明るく清潔感のある空間に。
また天井や木の壁には白いペンキを塗ったのですがその白色を選ぶにもコツが。
真っ白を塗らずに1トーン…クリーム色を塗ると新築じゃなくてあくまでも古い家のリノベだからあんまり真新しい…白すぎてもなんかちょっとよくない。
ちなみに漆喰の塗り方はシルバー人材センターを活用。
元左官職人のおじさんに時給1000円を払って伝授してもらいました。
(芳澤)たまに友達が来て手伝ってくれたら手形を残していってくれたり。
(田)うわっほんまや。
これ友達の子ども小学校1年生ココちゃん。
(田)「COCO」って書いてる。
思い出の手形も手作りならではの家の味に。
これね床もめっちゃきれいっすよね。
(芳澤)うん気持ちいいでしょ?
(田)はい。
(芳澤)だけどこれ張るのもやっぱこう長さを…寸法をカットしないといけないじゃないですか。
(田)そうですよね。
それをやるのは私できないのでそこはやっぱ大工さんに。
無理をせず島の大工さんを2日半だけ雇い釘の打ち方を学んでボロボロだった床を全面張り替えました。
(芳澤)よく見てください。
ほらここも割れてるでしょ?失敗もしてるんです。
あっほんまや割れてる。
(芳澤)うん。
だけど住んでて気にならない。
私は気にならない。
(田)僕も今言われるまで気付かなかったですしね。
(芳澤)うん。
基本はだって義務教育の工作レベルですよ。
釘打って…。
釘を打つ。
ペンキを塗る。
ペンキを塗る…。
粘土を混ぜる。
こねる。
ダイニングテーブルは余った床の端材を活用。
実費僅か3400円で出来ちゃいました。
とはいえシングルマザーで子育てをしながら仕事も両立。
リフォームにかける時間はというと…。
(芳澤)1年のうちの3分の1だけはちゃんと働いてるんですよ。
(田)ん?1年のうちの…ちょっと待ってください。
3分の1?逆算で計算したら月にですね12万あれば子どもと二人で楽しく暮らせるんですよね。
月に12万円。
年間に必要な144万円を4か月間で稼ぎあとの8か月間は仕事をせず子どもや趣味の時間に費やす。
そんなメリハリのある生活を送っているのです。
(芳澤)その分仕事からもたらされるストレスの分量も減るしストレス発散とかそういうのもないから。
(田)そんなんだって僕なんか休み8か月もあったらもうたぶんもう…ジャニーズじゃなくなるでしょうね。
(芳澤)あははっ。
お金はかけず時間と知恵を注いだリフォーム。
もともと押し入れだったところは壁を取り払い夏くんのスペースに。
(芳澤)これを見てください。
ここのってるだけ。
(田)おお〜!あれ?あれ?
(芳澤)で…ワインの木箱。
(田)おお〜!
(芳澤)それにのっけてるだけなので高さをもっと高くしたくなったらまた変えれるし。
タダでもらったワインの箱に余った天板をのせただけの机。
箱にキャスターを付ければ収納箱も可動式に。
更には…。
(田)これも…なんですか?これ。
これ椅子?
(芳澤)床材が余ったんですよ。
(田)あれ?ほんまや!これ床と同じじゃないっすか。
椅子はすべて端材で作ったのでタダ同然。
夏くんも大層お気に入りのようで。
こうやって。
そう座るんや?そう座っちゃうの?
(芳澤)あっ。
(田)どう座んの?それ…。
(芳澤)1年で身長が伸びたからねちょっと高さが…。
(田)座り方も変えれるというね。
(芳澤)そうそう。
こうやって…。
(芳澤)あっ頭にもかぶる?
(田)どうやって座んの?それ。
何してんの?それ。
何をやってんねん?
(芳澤)ちんどん屋ちんどん屋。
(田)新しい椅子の使い方…。
(夏)・マーチングいろんなね椅子の使い方が…。
(芳澤)・マーチング五島列島。
築40年の古民家をたった26万円でリフォーム。
続いては…。
(田)こちらがキッチンですか?
(芳澤)は〜い。
ここも使いやすいようにしました。
床も壁もリビングと統一した僅か2畳のコンパクトなキッチン。
もともと壁に向いていたキッチン台と洗濯機の場所を入れ替えました。
どうして替えたかっていうとキッチンでお料理したりしながら鬼岳の山とか景色を見たいじゃないですか。
(田)ああ〜すごいわ。
またここもすごい景色になってますね。
でこれは水栓の場所はいじってないのでお金は…工事代かからなかったんです。
もともとありましたもんねそっちに洗濯機が。
そう。
L字型の木製のカウンターは使いやすいサイズを指示して大工さんに製作を依頼。
「IKEA」で購入した5000円のシンクをはめて総額なんと1万6500円で理想のキッチンが完成しました。
で子どもを見ながらしたいときはこっちでトントントンってしながら…あっち畳。
見える。
(芳澤)家賃1万円なのに
(松尾・スタジオ)ははははっ。
(三船・スタジオ)ほんとに。
更にキッチンで重宝しているのが…。
私は毎回家のリノベをするときに必ず持って回るのがこういう棚板なんですよ。
棚板?そう。
キッチン回りのちょっとした乾物を置く棚。
場所を取る家具は置かず壁に付けた棚板で収納場所を確保。
取り外しも簡単にできます。
でサイズが合わなかったら家具は切れないけど板は切れるから。
カスタマイズというか臨機応変にもできるんですよ。
(田)便利ですね棚板って。
(芳澤)棚板便利です。
(田)じゃあこっちちょっと見てもいいですか?
(芳澤)トイレですね。
トイレ。
おお〜!おっ。
(田)ちょっと!すごいきれい。
おしゃれ。
トイレも自分好みにリフォーム。
床と同じ杉板を張り壁を白く塗って明るく清潔感のある空間にしました。
(田)ここにも…あらっありますよ棚が。
(芳澤)棚板です。
(田)棚板がありますよ。
棚板に置いてあるのは消臭効果のあるアロマオイル。
というのもこの家のトイレは…。
(田)ボットン便所やったんすか?
(芳澤)そう。
めちゃめちゃアロマのいい匂いするんですけど。
なんか普通の水洗便所よりいい匂い。
そうこの前友達がたぶん日本一おしゃれなボットン便所だよねって。
いやほんまに。
日本一おしゃれちゃうん。
自分の家のトイレ水洗できれいにしてるつもりでしたけど負けましたよ。
ボットン便所に負けましたよ。
(芳澤)ボットン便所に負けた?ボットン便所に負けてる。
(芳澤)勝った。
勝った。
はははっ。
楽しいねぇ。
明るい方ですね〜。
しかも賢い!ほんまやねぇ。
放射線技師やりながら患者さんに説明するときもあの調子でおもしろ〜くやってるんでしょうかね?
(高井)そうですね。
やってそう〜。
特にまあ若い技師さんは少ないので…で女性もなかなかいないそうなんですね。
なのですごく重宝されてるそうなんです。
ねえ〜。
1年に4か月しか働いてないって。
(高井)そうです。
特に夏くんがまだ小さいので小学校上がるまでは一緒の時間をたっぷり過ごしたいということなんです。
ああ〜すばらしいですね。
ええな〜。
でもお仕事してる間はじゃあ夏くんは…。
(高井)はい。
まあご実家も地元ですので。
そっか預かってもらえんねや。
それはいいねぇ。
ばっちり〜。
1万円って…。
びっくりしちゃった〜。
びっくりですよ。
あなたのランチ代じゃないですか。
よく言いますわもう。
あははっ。
だって1万円っていったらもうそれこそこの辺で駐車場1台分もね借りられない金額ですから。
確かに。
(高井)でも26万円でリフォームされたというだけありまして芳澤さんお金にはとってもきっちりされてます。
といいますのもこのようにリフォームにかかった金額も細か〜くもう釘がいくらネジがいくらとか…。
すご〜い。
(高井)きっちり書かれてる。
こういう人だからじゃあちゃんと月割りしてひと月12万円でやっていけるわっていう計算のもとそういうライフスタイルを組めたのかなとも…。
ひと月12万円で掛ける12で144万円。
4か月働いたら1か月36万円の給料で144万円になると。
すごいねぇ無駄がないねぇ。
(高井)そうなんです。
でかつあの…住むところがボロければボロいほど燃えるそうなんです。
あはははっ!
(高井)やりがいを感じる。
めっちゃポジティブシンキングですもんね。
でもね夏くんもお母さんのそういう姿勢を見てるとたくましくセンスもね知恵も育てていけるしあの環境やし子育てにもすごくいいでしょうね。
いいと思う〜。
で4万人ぐらい人口があるっていうことはまあもちろんね働く病院もあるぐらいやから学校とかそういういろんなものもあるでしょうしね。
そうですね。
安心やね。
ほんと。
羨ましい。
大阪で4か月働いて向こうに8か月住もうかな。
ありですよね。
全然あり。
でも夏の間だけでもね。
本当だ〜。
続いては和室へ。
(田)ちょっとこっからの景色も最高っすね。
(芳澤)うん。
鬼岳が見えるんですよ。
(田)うわ〜ちょっと落ち着くわこれ。
うわっこっちだけばあちゃん家やん。
(芳澤)ふふっ「こっちだけ」。
畳を張り替え砂壁に漆喰を施した6畳の寝室。
その一角には…。
めっちゃかわいいっすよねこれ。
これめっちゃかわいい。
あの〜子ども服屋さんみたいにしたくて。
もともとは床の間だったんですよ。
床の間を活用した夏くんのクローゼットはすべて100円均一でそろえたもの。
特に気に入っているのが…。
最近100均に行っていちばん感動したのがこの突っ張り棒の黒という新商品が出たんですよ。
白い突っ張り棒はもう安っぽくしか見えないんですよ。
だけど黒だとちょっと高級感が出るんですよ。
(田)えっ?高級感が出るから?
(芳澤)高級感。
キッチンのタオル掛けも高級感を出すために…。
更にこんなものまで。
要は素材…。
ふふっ。
(田)えっ!?ちょっと高級感あるでしょう?えっ高級感…確かにちょっとこう見たら出るけど…。
(芳澤)ちょっと。
ちょっと。
もういい!分かる人には分かるけんいい。
諦めた。
(田)はははっ。
(一同)はははっ。
(田)うお〜!めっちゃきれい!なっちゃん見てこれ!五島列島の古民家で2人暮らし。
芳澤さん親子は毎日出かけるところがあります。
(芳澤)うちは結構外で食べることが多いんですよ。
(田)外で食べることが多い?
(芳澤)うん。
はいありがと。
車で走ること5分。
向かったのは福江島のシンボル…。
(田)うお〜!きれ〜い!めっちゃきれい!
(夏)わ〜い!
(松尾・スタジオ)うわ〜子どももハイになってるわ。
360度に広がる大自然のパノラマ。
夏くんの楽しみは鬼岳の草原でピクニック。
(田)なっちゃんおいしい?
(夏)うん。
4か月間集中して働いたらあとの8か月間は子どもと過ごす時間。
島全体が遊び場所に。
(田)はははっ。
わあ〜!
(三船・スタジオ)きれ〜い!
(田)これすごいっすね海!めっちゃきれいですね!
(芳澤)きれいでしょう!
(田)めっちゃきれいやん。
(芳澤)ジャブジャブジャブジャブ。
大抵誰もいないから夏と二人で貸し切りで。
(田)すごいな。
夏くん海と山どっちが好き?
(田)「かわ」。
川が好きだって。
(三船・スタジオ)かわいい〜!海も山も川もすべて夏くんの独り占めです。
いいところ〜!すごいねぇ。
ええとこやねぇ。
何?なんで知らんかったんやろ?こんなええとこ。
はははっ!さすがの松尾さんも。
いやほんま行ってみたいねぇ。
ねえ〜。
楽しそうやねぇ。
あんなんもうすっぽんぽんで泳げるよ。
あはははっ!あかんよ。
でも誰もいないですもんね。
そう誰もいないときとかは…。
いいかもよ。
いや〜憧れますねこれは。
(高井)そう。
はあ〜…。
なんか見とれちゃって言葉になんないの。
そやねん。
「私ら何してんの?ここで」みたいなね。
そうそうそう。
(高井)なんかこうこういうスローライフの満喫のしかたってねえ?働きながらでもできるんだなぁと。
あの…何?この福江島に芸能プロダクションはないんですか?なんで?なんで?なんで?
(高井)あら?もう事務所ごと移転ですか?すみません「古舘プロ」にちゃんと話通してからにしてください。
業務提携してもらってね。
(高井)業務提携…なるほど。
ではそんな芳澤さんのお宅からの問題です。
26万円でリフォームした芳澤さんのお宅なんですが実はほかにもある活用法があります。
活用法。
(高井)一体どんな活用法でしょう?この家全体をですか?
(高井)まあ家ですね。
家を使って…。
なんかこう芳澤さんが何かを教えるとか。
(高井)あっここで?なんかリノベーション…ねえ?
(高井)あっなるほど。
ワークショップみたいなことをね。
(高井)実践ワークショップ?できそうですね確かに。
あとはね夏くんのお友達が…。
うん。
なんかしに集まってくる。
(高井)ほうほうほう。
書道教えるとかね。
(高井)ここで?いいですね。
ハーモニカ教えるとか。
(高井)ああ〜渋いですね。
(田)この家の活用法というのはなんですか?
(芳澤)はいこの家は福江島に観光に来る方に貸しています。
うん?どういうことですか?それは。
島の魅力や古民家の居心地のよさを多くの人に知ってもらおうと「Facebook」を通じて知り合った人などに泊まってもらっているんです。
ホテルや旅館が少ない福江島で重宝される存在に。
(松尾・スタジオ)よしここに泊まろう。
(三船・スタジオ)ふふっ。
(芳澤)大抵の方はもう最初ドン引きしますよね外観に。
ははっ外観にドン引きして…。
あとはひと晩過ごすとやっぱり虫の声しか聞こえない。
朝起きたら鳥の声で目が覚めましたって。
ずっと都会にいてこんな生き方暮らし方もあるんだなと思わせてくれる居心地のよさだったっていう声を毎回聞くのであっ伝わるんだなと…たった1泊でも。
ちなみに家を貸している間二人は近くの実家に帰省しています。
夕食は島の名物…。
(夏)いただきます。
(2人)いただきます。
(夏)うどん入れて。
(田)うんおうどん入れるの?なんか普通のうどんよりちょっと細めなんですね。
(芳澤)そうすごい細麺でコシがある。
(田)卵につけて食べるんすね。
(芳澤)うん。
あっ夏も食べよっか。
(夏)うどんうどん。
(芳澤)うどん食べるね。
うまっ!
(芳澤)ほんと?うまっ!夏うまっ!
(三船・スタジオ)なんかパパになっちゃってんじゃん。
(田)どう?うまい?うん。
(田)んん〜。
「うまっ!」って言わな「うまっ!」って。
うばっ!
(田)あはははっ!
(三船・スタジオ)かわいい!
(松尾・スタジオ)はははっ。
(芳澤)一瞬一瞬どれだけこう「ああきれいだなぁ」とか「気持ちいいなぁ」とか「おいしいなぁ」っていう五感…感覚が…。
(田)うんうん。
震えていくような感情を味わうことこそが豊かだと思ってるので。
それはお金では買えない。

(芳澤)この家の中身はもう私の中では完成してるのでまた何かどこかに空き家があったらすぐやりたいとは思うんですよね。
(田)えっ?ここを更にじゃなくて一からもう一回やりたいと。
(芳澤)そう。
もう要は同じ福江島でも山の中もあれば海の近くもあれば…。
五感を震わす豊かな暮らしを求めて…。
島での家造りはまだまだ続きがありそうです。
ふ〜ん。
豊かさとは何かっちゅうことを考えさせられますね。
ほんとですね。
ねっ。
すごいな哲学やね。
哲学者ですよ。
いや〜でも今まで出てきたおうちの中でも正直結構ちっちゃいしもう築40年って言ってたでしょ?なのにここまで魅力的なんだって私すごい今驚いてるの改めまして。
ただまあその〜リノベーションに慣れてるから…。
うんうん。
だから「ここはできるな」っていう物件を選ぶ目ももともと持ってらっしゃるんでしょうね。
そっかそっか。
僕らががぁ〜っと行って「ほなここで暮〜らそ」っていうのはちょっと難しいから相談した方がいいですよね。
そうですね。
(高井)だと思います。
やっぱりそれだけのことができる腕…スキルがあるからっていうのはね大きいですね。
ねえ〜。
腹立たしさを感じないんですよ久しぶりに。
ええと思うのにね。
純粋に?純粋にいいんでしょうね。
いうて別に腹立たしい言うてるときは純粋によく思ってないわけではないんですよ。
(一同)あははっ。
これはすばらしいですよ。
よかった。
こういう心も松尾さんに残ってた。
残ってるんですよ。
(高井)松尾さんの心を洗ってくれたおうちですね。
汚れとったんかい!あはははっ!
(高井)あら?はははっ!来週の「住人十色」は長〜い屋根から光を取り込む家。
三方を囲まれた住宅密集地なんですが広さより明るさを優先。
大きな屋根に天窓を設けることで家全体に光を届けたんです。
屋根の形に合わせた空間はまるで迷路のようになっていて…。
なんと家中が子供たちの遊び場に!番組では素敵な家を募集中。
自薦他薦は問いませ〜ん。
お待ちしてま〜す。
眺めいいですか〜?ええよここ。
あははっ。
何?その動き。
えっ?いやいやすがすがしいとき僕こうすんねん。
あはははっ!2015/11/14(土) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
住人十色[字]【家賃1万円の島暮らし! 築40年の古民家をリフォーム】

濱田崇裕(ジャニーズWEST)がリポーター▼26万円で古民家リフォーム▼1年間に4ヶ月だけ働いて稼ぎ、残りは趣味や子どもと向き合う…お金では買えない島での暮らし

詳細情報
番組内容
長崎県五島列島の福江島で、築40年の古民家をわずか26万円で自らリフォームしたシングルマザーの暮らしを紹介する。住人(アルジ)は以前、15年で7軒もの家をリフォームしたDIYの達人!この家も砂壁に漆喰を塗って部屋全体を明るく広く見えるようにし、キッチンも総額16500円でリフォーム。訪問者の濱田崇裕は低コストでオシャレな生活にビックリ!お金では買えない豊かさを求めた島での暮らしに迫る。
 
出演者
【MC】
松尾貴史
三船美佳
【訪問者(リポーター)】
濱田崇裕(ジャニーズWEST)
【ナビゲーター】
高井美紀(MBSアナウンサー)
関連URL
☆番組HP
http://www.mbs.jp/toiro/
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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