えぇトコ「京都の命ここにあり!〜錦秋・洛北の旅〜」 2015.11.14


(2人)わあ〜。
(藤岡)すごいね〜。
(佐藤)四角と円の窓が。
藤岡弘、さんと佐藤唯ちゃんがやって来たのは都の外れ洛北にある禅寺源光庵。
そこにある2つの窓。
四角の窓は人々の迷いや苦しみを表し円い窓は悟りの境地を表しているのだといいます。
ああ…。
秋の洛北は都の命出づる場所。
紅葉をめでる京の心のふるさとはここ洛北にあるのかもしれません。
ここに詰まってるような気がしないか?しますね藤岡さん。
絶景かな!古都京都は秋真っ盛り。
華やかで雅な京の伝統と文化。
一体なぜ1,200年もの間輝き続けてこられたのか。
それは…裏方として都の繁栄を支える洛北の存在があったから。
今回の「えぇトコ」はその洛北を旅します。
そこでは今なお変わらぬ本物のものづくりが息づいています。
京料理に彩りを添える洛北の土心の器。
見違えますねえ。
祇園祭に欠かせない神宿る笹。
仕込みはもう始まっていました。
都の華あでやかな着物を丹念に縫う92歳驚きの手技!えっ全部手なんですか?京の名建築が心に響くのは木からいただく命が宿っているから。
何かすごい胸に来ますね。
すごい。
きれい〜!感動だね。
洛北の命の恵みを京の都に届け続ける達人たちの技と心に触れる旅です。
まずは華やかな京の食を支えている京野菜。
水と気候に恵まれた地で育つほかにはない伝統の野菜はどれもみずみずしく濃厚なうまみを持っています。
京野菜がなければ今の京都の食文化は生まれていなかったと言えるほど大事な存在です。
唯ちゃん。
はい。
そうか…。
実はね。
それしか分かんないっていう。
実はここ…どだな野菜なんですかねそれは。
行ってみますかじゃあ。
古くから京野菜が作られてきた鷹峯。
ここに味にうるさい京の人たちが代々買いに来るという絶品の京野菜を作る名人がいると聞き訪ねました。
あっあれ?奥に人が。
人がいて…あっ。
あれ何か作業されてますね。
行ってみよう。
うわ〜。
こんにちは。
どうも〜。
すごい今何されてるんですか?これから出荷させてもらうんですよ。
鷹峯でおよそ40種類の京野菜を育てています。
樋口さんは…代々この地で野菜を作り続けてきました。
先代のお母さんは大八車に京野菜をのせ売り歩く振り売りをしていました。
本物のおいしい京野菜を作る農家として信用を守り続けてきました。
400年間たゆまぬ努力で磨き上げられてきた絶品の京野菜を求め名だたる京の料理人が毎日樋口さんの畑にやって来ます。
欲しい人はわざわざ買いに行かないと手に入らない樋口さんの野菜。
カブですか?え〜っ。
中が真っ白い。
きれい〜!生のまま何もつけずに…。
頂きます!わ〜っ!わ〜っ!え〜っ?おとうさん僕にもいいですか?うん!う〜ん。
目開きましたよ。
驚きのおいしさの秘密。
それは…機械に頼らず手で野菜を扱います。
手仕事手仕事。
樋口さんが丹念な手仕事で育て上げたここ鷹峯にしかない自慢の野菜があるといいます。
それが今旬の…。
えっこれは?これはね…洛北の地で大事に受け継がれてきた…大ぶりで肉厚。
完熟すると緑から真っ赤になります。
これだったんですね。
万に一個も辛いのがないんですよ。
なんと樋口さんこの唐辛子も生でそのまま食べられると言うのですが?じゃあ頂きます。
あ〜もう怖い。
これおいしい。
あ〜っ!ああそう。
う〜ん!おいしい野菜を作るために樋口さんが一番大事にしている事。
それは…?いい野菜を作るため土にはとことんこだわります。
炭を混ぜると空気が適度に含まれてふわっと柔らかい土になります。
そして更に大事なのが土を深く掘る事。
え〜!ほだい深く掘ってるんですか。
これこれこれ…。
あ〜。
すご〜い!これ以上やったら取れへんです。
あ〜っあれ?深く掘る事で野菜がしっかり根を張り土の中から養分を十分にとる事ができるのです。
返してくれますか。
はい。
おいしい京野菜を作り続ける樋口さんの手には400年間代々受け継いできた知恵と工夫が凝縮されています。
陰る事なく輝き続ける京料理。
それは常に本物を目指して作られる洛北の野菜があったからこそなのです。
京の雅を支える洛北の旅。
続いてやって来たのは京都の町なかから車で1時間の広河原の里。
町なかから一山越えるだけで日本の懐かしい風景に出会えます。
うわ〜これかなり古いよ。
すばらしいね。
なかなか今残ってないですからね。
かやぶきの民家の前に咲いていたのが…。
杜若だ。
うわ〜いいねこの紫僕大好きでね。
雅な色なんだな。
こんにちは。
すてきですね。
こんにちは。
うわ〜。
こんにちは。
あらこんにちは。
こんにちは。
奥様ですか?杜若が咲く家にお住いのご夫婦。
実は驚く事に…。
杜若という名字なんですか。
なんと杜若が咲くお宅に住んでいたのは杜若さんご夫婦でした。
その名前がついたのにはある由来が…。
平安時代の皇族惟喬親王がここに杜若を植えたと伝えられておりそれを代々絶やさず守っているのが杜若家。
つまり杜若を守る人だから杜若という名前になったのだとか。
しかもすごいのが…。
実に1,100年以上も杜若を守り続けているのです。
そんな杜若家の教えは「飛野用心」。
野に種を飛ばして庭の杜若を途絶えさせてはならないという意味。
こればっかし思ってね…平安時代の教えを胸に花を絶やさず守り続ける。
通りすがりのお宅の庭先で思いがけず洛北の歴史の深さに触れました。
今や世界に知られる伝統の京料理。
料理を引き立てる重要な存在が器。
品のある美しい器は京料理には欠かせません。
その器作りの名人がここ広河原にいるといいます。
京料理っていうのは舌で楽しむものだけど目でも楽しむんだよね。
そっか〜。
だからこの器っていうのがものすごい大事なんだよ。
とその時聞こえてきたのが…。
うん聞こえるだろう?ほらほらほらお邪魔します。
こちらの家から聞こえてくるようです。
すみませんどうも〜。
こんにちは。
どうもこんにちは。
こんにちは。
何ですか?粘土!餅ではなく器のもとになる粘土をついていたのは小松華功さん。
色彩豊かな洛北の地で自然のぬくもりを大切にした器を作っています。
小松さんの器に盛ると料理が輝く。
京の町を代表する多くの料理店が小松さんの器を好んで使います。
すごいね。
これ自然の土なんですか?
(小松)そうですね。
きれいなとこですよね。
山の中ってね何もないですけどやっぱり何かこの土地とかこのお日さんとか風とか水とか何か関係あるんでしょうね。
人の営みはみんなそうじゃないでしょうかね。
自然の恵みから新たな形を紡ぎ出す工房にお邪魔しました。
これろくろですか?手作りのろくろならではのこの揺れがほかにはない味わいを生むのだそうです。
体も小刻みに揺れだします。
回転とあれで今体で合わしてあげてる…。
そうです。
自分が回転にそうっていうのかな。
一体になって合わしてあげてる。
どうぞ。
藤岡さんも体感させてもらう事に。
ドキドキしますね。
いや〜。
いや〜すごい気持ちいい。
あ〜これは…土がなりたい形に寄り添いつつ素直に気持ちを込めます。
うわ〜!ああ!こんな事になってるんです。
いや〜すごいなあ本当に。
その器に料理が盛られると…。
うわ〜!すてき〜!うれしいな。
秋の旬が器の中で花開きます。
何とも言えないこのね…このゆがみがいいなまた。
洛北の栗を使った奥さんお手製の栗きんとん。
そのお味は…。
う〜ん。
やっぱりこの中の食べ物もおいしく感じるし心が満たされるね。
(小松)ありがとうございます。
す〜ごく栗の風味もよくて滑らかかつ食感もちょっと残りながら…。
(小松)多分そうだと思いますね。
こういう環境の中で物作りされるとこういうお顔になられるのかなと思って何かすごい感動したんですけど。
恐れ入ります。
本当に和の心を堪能させて頂きました。
ありがとうございます。
どうもありがとうございました。
続いてやって来たのは650年創建と伝えられる古刹志明院。
あ〜唯ちゃん。
すごいこの古さというか歴史の…ねえ感じるね。
うわ〜。
うわ〜。
何かこっから何とも言えない空気というか大地からの気が違うね。
山門から一歩中に入ると静ひつで厳かな空気に包まれます。
神の気配すら感じる聖域を奥へ進みます。
そしてこの岩の一番奥にあるのが京の都と深い関わりのあるもの。
水たまりのようですが実はこれ…。
都を潤す鴨川の最初の一滴はここから始まるといわれているのです。
岩肌からしみ出した滴が集まって水の流れとなりやがて町へ。
都を潤す命の水もまた洛北より流れていたのです。
京都の名だたる神社仏閣その名建築の多くには洛北のあるものが使われています。
それは…。
あとお寺さあるのって…その答えはこちらの集落にありました。
あっこれ?そう。
これが有名な…美しい光沢を放つ至極の杉。
洛北の山でまっすぐに育っています。
床柱などになるこの杉にはさまざまな手がかけられます。
うわ〜!そんな仕事の一つが…。
一本一本!本当ですね。
本当にそう。
丸太を仕上げる手仕事。
北山で取れた細かい砂で丁寧に磨き最高の輝きを出します。
一本一本大事に磨き上げられる洛北の宝は見せるための丸太として京都の町なかにある数々の名建築を支えてきました。
やってみますか?えっ!いいんですか?させてもらえるんですか?唯ちゃん丸太の磨きに挑戦。
うわ〜!ほだな感覚ですね。
うわ〜!うわ〜!木が光沢がすごいですね。
これは見事だね〜。
うわ〜光ってる。
そんな北山杉の中には独特の育て方をするものがあります。
先人の知恵が作り出したその杉が…。
1本の杉の木がいくつにも枝分かれし更にそこから何本もの立ち木がまっすぐに伸びています。
柱ではなく軒を支える垂木を作るために生み出されたやり方。
立ち木は切ってもまた生えてくるため1本の台杉からいくらでも木が取れるのです。
うわ〜すごいね。
うわ〜!うわ〜!唯ちゃん来てごらん。
どこどこどこどこ?上見てごらん。
どれどれどれ。
これだよ。
あららら…。
最高だろう?これすご〜い。
これいいね。
(藤岡佐藤)まっすぐ。
そうか。
うん。
そんな北山杉最高の柱にするためには日々の世話が欠かせません。
うわ〜!枝打ちをしてるんだよ。
枝打ち。
その木が生きるために必要な枝以外を切る作業です。
時には20メートルを超す高所での仕事。
幹に沿って丁寧に切る事でまっすぐで節のない柱になるのです。
北山杉を育てて50年の尾島さん。
洛北の山を知り尽くした熟練の職人です。
手塩にかけた杉を切り倒す最後の作業も自らの手で行うといいます。
この日伐採作業があるというので一緒に連れていってもらいました。
立ち並ぶのは尾島さんの…磨き丸太ではなく家の土台となる樹齢100年以上の杉の木です。
倒すのはこの地におよそ200年たくましく根を張ってきた杉。
健やかに育ってきた杉の木。
これから頂くその命に感謝をささげます。
そして…。
その時…。
はい。
藤岡さんが呼ばれました。
木の命を頂く瞬間を体で感じてほしいとの尾島さんの思いです。
樹齢200年の杉。
その最期の時です。
あ〜いくいく。
もういくよ。
あ〜いき始めた。
倒されたばかりの杉。
その切り口には…。
これは人間で言えば血液みたいなもんだ。
すごい。
水を吸い上げてた。
生きてた証しだよ。
いや〜…。
お疲れさまでした本当に。
何百年も立ってたこの木がこうやってまた新しい時代をこれで作っていける。
洛北の深い森の中で伸び伸びと育った北山杉。
新たに都の建物として生まれ変わっていきます。
洛北の旅続いては花背の集落へ。
山里は今実りの秋を迎えています。
訪ねた一軒のお宅では家族で栃餅を作っていました。
絶対熱いべこれ!おかあさん熱いよこれ!いい香り栃の実の!洛北に多く生えている栃の木。
その実をなんとか食べられないかと考えた先人たちは何日もかけてアクを抜くなど工夫を重ねました。
はい次。
えっ!久しぶりや。
重たいですよ。
よいしょ!よいしょ!よいしょ!
(藤井)真ん中いかんと。
お願いします!はい。
よいしょ!よいしょ!よしもう一発!よいしょ!わあ〜懐かしい!先人の知恵のおかげで今味わえる栃餅。
うわ〜軟らかいしこの栃の実の香りがすごくいい!何個でもいけちゃうこれ!おいしい!京都って何かいろんな古来からのものがまだまだ継続して継承されてきてるってのがいいな。
工夫を重ねて感謝とともに恵みを頂く。
そんな心が今も息づいています。
洛北の自然の恵みは夏の祇園祭に欠かせないあるものにも使われます。
それは…。
そういうものですかね?そうね〜。
とあるお宅へ…。
何か作ってるね。
何か作業されてますね。
祇園祭の時に売られるちまき。
無病息災の厄除けのため家の軒先に飾られます。
京都でよく見かけるこのちまきに使う笹実はここ花背で作られていたのです。
時には徹夜で取り組む根気がいる作業。
すごいな。
華やかな祇園祭を支える山里の手仕事。
気持ちはいつも都とつながっています。
京の雅を支える洛北の手仕事を秋が深まるこの山あいでもう一つ見つけました。
それは…町なかでひときわ鮮やかな輝きを放つまさに京の華。
そんな着物を支えてきたのが…。
こんにちは。
こんにちは。
あら〜おばあちゃん。
何をしてらっしゃるんですか?あ〜草むしり。
失礼ですけど…お元気です。
そんなおばあちゃんの…果たしておばあちゃんと京の華やかな着物との関係は?針仕事で京都の着物を長年仕立ててきたのです。
この辺りの農家では冬の内職だった針の仕事。
中でもおばあちゃんは集落きっての名人です。
全て手縫い。
2日かけて仕上がる一枚の着物は洛北の山で静かに縫われていました。
そしておばあちゃんは料理も得意。
(折谷)ミョウガの甘酢漬なんです。
実はこの地域はミョウガの名産地でもあるのです。
大ぶりで肉厚なミョウガを使った甘酢漬。
うわ〜おいしい。
日本の心を感じる味ですね。
日本の心漬物。
それはまさに京都の味でもあります。
京都の漬物といえば…洛北大原で800年前に誕生したといわれています。
しば漬はもともと夏野菜を保存するために各家庭で作られていました。
大原から都へ行商していた大原女が京都の町なかに持ち込んだ事で広まりました。
(2人)うわ〜!秋いっぱいの大原にやって来た2人。
そこで出会ったのが…。
こんにちは。
(久保)あ〜どうも。
そうですね。
来年植えるシソの種を取っていたのは…漬物店の3代目です。
大原のシソは色も香りも日本一だと胸を張ります。
ええ。
しば漬を漬けている蔵に案内してもらいました。
ここ漬物小屋ですか?そうなんです。
うわ〜すごい樽の数。
これ石ですか?
(久保)そうなんですよ。
蔵いっぱいに並んだ樽。
いや〜体痛めそう。
これがしば漬。
7月に漬けて今がちょうど食べ頃だといいます。
幾重にも重ねたシソの葉の下から現れたのは鮮やかに染まったナス。
ナスとシソ塩以外は何も使っていない昔ながらの製法です。
そのお味は?これおいしい!かめばかむほどこのシソのうまみ香りとあと酸味がうわっと広がって。
あ〜。
いや〜これはいいよ。
食べやすいね。
ナスだけなんですね。
(久保)そうなんです。
でもこれがまたいいですね。
しば漬で育ったという久保さんにとっておきの食べ方を教えてもらいました。
それが…。
そうなんです。
じゃこと相性が合うんです。
しば漬を細かく刻みチリメンジャコをたっぷりと。
しょうゆを少し加えてよくあえます。
畑と海の出会いの味じゃこしば漬。
う〜ん!いけますか?パリパリッとしたこのしば漬じゃこのほどよい軟らかさが混ざり合ってもう何倍にもうまくなってますね!うわっ。
ごはんに最高ですね!いや〜これはいい!私どもも大体毎日言うとうそになりますから…ほぼ毎日ですね!じゃあ。
そうですね。
自然豊かな大原の里に生まれた事に感謝。
そして800年間シソを作り続けた先祖にもやはり感謝。
いや〜でもご主人やっぱり…
(久保)この周りの山並みとそれから大原盆地の空間がね幸せやなっていうのはやっぱり感じますね。
いや〜本当にもう大原シビれます。
シビれてますか!ええ。
今回いろんな方に出会ってこうやって「縁の下の力持ち」がいるからこそ華やかな京都があるんだなっていう事がしみじみ感じました。
京都を支えてきたのは洛北の自然であり人々の心でありねそして本物がある。
日本人が誇ってもよいここには大きな宝が私はあると思います。
2015/11/14(土) 10:08〜10:51
NHK総合1・神戸
えぇトコ「京都の命ここにあり!〜錦秋・洛北の旅〜」[字][デ][再]

京都市北部、洛北地域。豊かな自然に恵まれたこの地では、北山杉、京野菜、陶器など、京の雅を支える様々な逸品が生み出されてきた。錦秋の“もの作りの里”を旅する。

詳細情報
番組内容
最高級の床柱として名高い「北山杉」。洛北の里の保存食として生まれた「しば漬け」。一般の市場には出回らない究極の「京野菜」…。華やかな京文化を支える様々な逸品が生み出される秘密は、生産に携わる人々が、木・土・作物などすべての命を無駄にすることなく、常に感謝と謙虚さを持って取り組んでいること。市街地よりも一足早く紅葉を迎える山里で、心をこめてものづくりに生きる人々と出会う「素顔の京都」にふれる旅。
出演者
【出演】藤岡弘、,佐藤唯,【ナレーション】島よしのり,橋本のりこ

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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