だるま落としで下が抜けたのに倒れないのはなぜ?
その正体は…
今回は慣性の法則を使い35人で…
はたして結果は?
さぁというわけでやってまいりました!大阪市立十三小学校のほうにやってまいりまして5年生33名の皆さんと一緒に実験したいと思いますさぁというわけでいつもの先生をご紹介しましょうか大阪成蹊大学の福岡先生ですどうぞー!
まずは福岡先生からテーマ発表です
きょうはあることにみんなに挑戦してもらいます!挑戦みんなでハイ!まずは可蓮ちゃん咲良ちゃんドクの3人に挑戦してもらいたいと思います
登場したのは布を被せた長机と空のペットボトル
3人で力を合わせてやってもらいたいなというふうにこれは大丈夫でしょう言うてもレギュラー長くやってるからせ〜のドンでいくよはいいくよ大丈夫?頑張ります本気でやれよ?はいせ〜の
(根岸/彩木)ドン!
(笑い声)もう!テーブルクロス引きこれ難しいですねそうですね実はこのテーブルクロス引きにも科学が詰まっておりますきょうはその科学の力を皆さんに理解してもらってここにいる33人プラス咲良ちゃん可蓮ちゃんの35人で一気にテーブルクロス引きに挑戦してもらいたいと思いますえっ35人全員で?全員でうしろ見てくださいうしろ見てくださいテーブルクロス引きのセットを用意いたしましたのでこれを35人で一気に引いてもらうと長机が12本分あります長さにすると21mと60cmのテーブルクロス引きに挑戦してもらいたいと思いますあの…そもそもテーブルクロス引きにある科学って何なんですか?実はこれ…その科学を使った仕組みでとれるんですね聞いたことある人!「慣性の法則」ある?すごい!正解ですえ〜!すごいやんまず今言ってもらったみたいに…それがまず1つ目の慣性の法則
例えば動いている電車が急に止まったとき体が進行方向に傾きます
これは電車と一緒に動いていた体が動き続けようとするから
もう1つは…
逆に急発進したときは止まっていた体が止まり続けようとするため進行方向と逆向きに動くんです
例えばこれをこれをそう今こっちに動いたでしょう?これ慣性や慣性それも慣性や慣性の法則です慣性慣性慣性やねえ〜すごい!おぉわかりました?何の法則?すごいねちなみに先生はこのテーブルクロス引きはやったことあるんですか?ないん!ありがとう…
(笑い声)
テーブルクロス引きに使われているのは止まり続ける慣性の法則
うまく布を引き抜けばペットボトルは机の上に止まり続けるはずなんです!
さぁいよいよですね35名によりますテーブルクロス引きにチャレンジでございます皆さんの前に1つずつねペットボトルがございますこの布をいっぺんに引いてペットボトルが1本も倒れずに成功できるんでしょうか?できると思う人!
(福岡先生)少ない…無理だと思う人咲良どういうことや!ちょっとどういうことなん!?咲良どういうことや!さすがに…違うもっと気持ちを入れないとまず声に元気がないなぁ可蓮!元気出しますじゃあ準備のほうオッケーでございますか?まず最初のチャレンジですいきますよテーブルクロス持ってくださいはいせ〜の…
(一同)ドン!おぉ〜!ここ奇跡唯一1本だけです!
(福岡先生)35本中1本だけですね35本中1本!
このあとも何度か挑戦するものの結果は変わらず
ほとんどが倒れてしまいます
今何回かやったけどどう?何がアカンとかって思う?気持ち?あと何か気付いたことない?うん…そうそう!おっ!水入れる?
そこで水が満タンのもの半分のもの2種類を新たに用意
水を入れることで果たしてうまくいくのでしょうか?
まずは満タンで実験
せーの…
あっさり倒れてしまいました
続いては半分
じゃあいきますせーの…
(一同)お〜!いけるという…
どうして水が半分だと成功したのでしょうか?
じゃまず空のペットボトルがダメな理由なんですけどもこれはね軽すぎるからなんです引っかかった力がこれにかかるんですけどもそんときにこれは軽いので倒れちゃうということなんですでじゃあ重いのいこうやっていうことでこれにして引っぱったら安定するからいけるんちゃうか?っていう話なんですが満タン入ってると重心ちょうど真ん中ぐらいにあるんですけども高いところに重心があるとコケやすくなります高ければ高いほど不安定あ〜なるほど重心の位置が高いから不安定じゃあ半分のやつは?じゃあ…っていうのでちょうどいいのが重さもあって重心が低くなる引っぱるには最適な量がこれであると
ペットボトル自体は軽いため重心は入っている水の真ん中辺り
重心の位置の違いが差を生んだんですね
ということで水を半分いれて35人のテーブルクロス引き…
それではペットボトルに水を半分入れまして重心を低くしましたいきますよ!はい!せーのっ…ドン!お〜っ!1234567891011121314151617181920本!
(福岡先生)20本!すごーい!
(拍手)
水を半分入れただけでなんと35本中20本が立っています!
でも成功するにはまだ半数近く残っています
あとなんか成功したことで気付いたことある?こうやったらうまいこといくとかある?何?なるほどそれはなんで?引きやすい?全部引きやすい?たくさん引っぱるっていうことはスピードもたくさん出ることになりますので遠くから引っぱるのもいいんですがそうなると安定しないのでこうしましょう
水平ではなく斜め下に引くほうが布をたくさん勢いよく引けるので成功しやすい!とのこと
さらに布を引くときに持ち上げると中に空気が入りシワができて倒れやすくなるので持ち上げずそのまま引くのもポイントになるんだそうです
(福岡先生)さっき20個やで超えような20個!さっき20個20個ですさあ35本残すことができるか?いきまーすせーの…ドンッ!
(騒ぎ声)何本?ここ…いや全部で3本倒れましたあ〜っ!
引き方のコツを覚えうまく布が引けるようになりましたが惜しくも3本倒れてしまいました
このあとも全員のタイミングが合わずどうしても数本倒れてしまいます
せーの…ドン!いや〜…あ〜!
(福岡先生)1本!今提案がありましたやる前に気合の1発の元気ですか?お〜!って言ってくださいはいいくぞせーの…ドン!お〜!2本や
惜しい!成功まであと2本!
20mを超える布で35人同時のテーブルクロス引き
みんな気持ちを1つにして再度挑戦!
集中して頑張って!
うっし…いいよこの集中力がいいねんで持ってください
(福岡先生)いけるいけるいけるで元気ですか!
(一同)お〜!せーの…ドンッ!せーの…ドンッ!いやったぁ〜!
(歓声)
(歓声)
みんなの気持ちが1つに!見事成功!大興奮です!!
やった〜!やった〜!やった〜!慣性の法則完成!完成!やった〜!
科学がいっぱい詰まった自転車の秘密を大調査!
今回勉強した止まってるものは止まり続けようとする慣性の法則ですが実は料理にも使われているんですよ料理!?どこで?はいこれを見てください
(彩木)フライパンにホットケーキがありますフライパンを動かしてもホットケーキはあまり動かないですよね?これが慣性の法則なんですはぁ〜なるほど身近なところにあるんやねOK!というわけで次回の「ムチャミタス!」は
(3人)こちら!
(3人)慣性2015/11/14(土) 09:30〜09:45
テレビ大阪1
かがくdeムチャミタス!長さ20m!巨大テーブルクロス引きに挑戦[字]
ドクターヤス(石田靖)とたこやきレインボーが、身の回りの「なぜだろう?」「どうなっているんだろう?」という、みんなのギモンを科学の力で解明します!
詳細情報
番組内容
だるま落としは、下が抜けても倒れないのはなぜ?
その正体は・・・「慣性の法則」
今回は、慣性の法則を使って、たこやきレインボーの可蓮と咲良が小学生33人と一緒に長さ20mのテーブルクロス引きに挑戦!
果たして成功することはできるのか!?
お楽しみに〜
出演者
【出演者】
石田靖(ドク)
たこやきレインボー
根岸可蓮
彩木咲良
制作
【製作】テレビ大阪
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp
ジャンル :
バラエティ – クイズ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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