サワコの朝【岡江久美子▽人生、毎日が祭り】 2015.11.14


(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストは私がご紹介するまでもない方です。
この局にて17年半もの長きにわたって月火水木金月火水木金とにっこり「おはようございます」と言ってらした方です。
今何してらっしゃるんでしょうね。
女優の岡江久美子さんです。
おはようございます〜。
おはようございます!ちょっと久しぶりに「はなまる」の感じでちょっとやってみて。
はい。
はなまるマーケット…。
(2人)オープン!ああ〜懐かしい!ねえ〜。
(ナレーション)今日のゲストは18歳のときドラマ「お美津」の主演に抜てきされ芸能界デビュー。
ああ〜びっくりした。
若旦那だって。
大きな転機となったのが22歳で出演したクイズ番組「連想ゲーム」。
バラエティの才能が花開き活躍の場を広げました。
そしてこの番組がきっかけとなり…俳優の大和田獏さんと結婚。
末永くね一緒に暮らしていきたいと思います。
(2人)おはようございます!始まりました第1回「はなまるマーケット」。
40歳のとき「はなまるマーケット」で…。
その後17年半にわたって朝の顔として親しまれました。
忙しく仕事をこなしながら妻として母親としても輝き続ける岡江さん。
うん。
今でも?うん。
今日はいつも明るく楽しく生きるスーパーポジティブな岡江さんの秘密に迫ります!なんか「はなまる」やめられたのが1年半前?はい。
ねえほんとに17年半ってとんでもない…。
月火水木金ですよね?そうですよね〜。
よく続いたですね。
ほんとにね。
周りのおかげですよ。
私すごい飽き性なんでもう3日続けばいいかなと…。
どうもそういうタイプのように見えるけど。
17年半。
うん。
通いましたね〜。
途中で「やめます」とか…。
もうしょっちゅうね思ってましたよ。
でもあの〜ほらやっぱり女優って仕事は舞台もそうですけど千秋楽とか終わりがあるじゃないですか。
ドラマも最終回があるからそこに向かって自分をこうやって鼓舞して持ってくわけですけどもなかなかこういう朝の番組って…。
いつ終わるのか分からない。
分からないんですよ。
でそれが不安でしたね。
いつ終わるの?って。
私の自由はいつ来るの?って。
もうこんなおばあちゃんになっちゃうんじゃないって思ってたの。
でも絶対物事にはまあ終わりがあるから…。
じゃあ最後にもうこれで「はなまる」が終わりますっていうことをまあ制作側から言われたときはちょっと悲しい気持ちになるとか寂しい気持ちになるとかいう…。
次何しよう?と思いました。
あははっ!ほんと次どうしよう?毎朝どうしよう?って。
はい。
じゃあ何?もっと続けたいじゃなくて…。
来るべきものが来たっていう感じ。
やっぱりいつかは終わるんだなって物事ってね。
やることはやったんですから。
薬丸君とは二人でやってもらいたいって言われたとき最初はどう思ったんですか?えっ年下?あのやんちゃそうな真っ黒の子?という感じでした。
日に焼けてやんちゃそうでしたから。
うん。
やってみたら?やってみたらよかったんですよね。
何がよかったんですか?またね10歳年下だっていうのよかったですね。
これが10歳年上の方と私やっていたらまたこんな伸び伸びとやらせてもらえなかったかもしれないしこの私がすごく気遣っちゃうかもしれないし。
ねえ。
私も何回かねゲストにお呼びいただいてでトークコーナーで私がゲストで。
二人にいろいろ聞かれるのかなと思ったらもっぱら薬丸君が質問してくれてあなたは何をしているのだろうと。
あははっ!やっぱり?思うほど横で「うん〜うんうん」っつってばかに静かだった記憶。
うん。
あのねだいたいそう打ち合わせとか薬丸君がほとんどしてたんですよね。
しないの?だいたいはする…ちょこっとはするんですけどもなんかあの〜いろんなほらトピックスとかあるでしょその日の話題とかで。
初めて聞いた感じで…。
まあ初めて聞くんですよ。
その驚きがおもしろいって言われて。
「台本は読まないでください」って最初…。
ほんとに。
だから打ち合わせもそんなしなかったんですよ。
あの「おめざ」っていうのがあったじゃない?それでおめざでものすごく岡江さんが喜んでくさったのもあったの。
(岡江・スタジオ)よく手作りの。
(阿川・スタジオ)なんか随分手作りのものを持ってったんですけどなんの反応もないときもあったの。
(岡江・スタジオ)なんで?えっほんとに?なんか全然…。
「はいそれで…」って言って。
(岡江・スタジオ)なんでしたかね。
何食べたんだろう?ほんとに正直な人だと思ったけど。
まあそうですね。
朝からねそんなねやっぱおいしいの食べたいもんね。
ひどい!随分じゃない。
いやでもおいしかった…。
とりあえずいちばん最初はシーザーサラダでしたよね。
シーザーサラダは気に入ってくださったの。
私ねほんとあんまり甘いものってちょっと苦手なんですよ。
あっ甘いもの苦手だったの?今だから言える。
そう!だからあの〜ほんとにししゃもとか明太子とか出るととってもうれしかったんです。
ご飯のおかずお総菜みたいな。
早く言ってよ!でもね何千食食べたでしょうねおめざでね。
もうそれだけ…それだけでもないんですけど財産ですよ。

(妻)よいしょ。
(夫)大丈夫か?
(ナレーター)そんなニッポンの暮らしに耳を傾けたら新しい家電が見えてきました。
洗濯槽を浅く取り出し口を広く。
奥の物まで取り出しやすい洗濯機。
世界で一番軽いボディ。
持ち運びが負担にならない掃除機。
これからの日々に上質を。
パナソニック「Jコンセプト」ではまず一曲目をご紹介いただきたいんですが。
今でも記憶に残っている大好きな曲。
私はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
なんかねクラシックバレエの。
はい。
昔初めて買ったレコード親に買ってもらったレコードなんですけど。
それはいくつのときですか?
(岡江)ええ〜っとねもう小学校4〜5年ですかね。
雪の降る冬の季節に親に…クリスマスプレゼントでしたかね。
新宿に「コタニ」っていう所があったんですよ。
「コタニ」?はい。
今ね「伊勢丹」とかある所の先だと思うんですけども雪の降る中両親とそのレコードを買いに。
それなんで欲しかったんですか?なんででしょうね?学校で聴いたんですかね音楽の時間に。
ええ。
クラシックバレエなさってたんですか?
(岡江)全然…やったことがないんですけども。
うん…バレエというよりも曲が好きでしたね。
曲が好きだったんですか。
いろんな曲から成り立ってる「くるみ割り人形」で特にこの今私の好きな「花のワルツ」…ワルツが今も好きなんですけども。
ああ〜!いいですね。
こっから割りにこうロマンチックなことに憧れてた…。
そうですね一人娘だったんでいつもなんかこうやってね想像ばっかりしてましたね。
自分がお嬢様だったらとか。
お嬢様だったらどうしてたんですか?シバザクラのある家に住んで2階建てっていうか「へ」の字のおうち。
昔…。
あっへの字のおうち屋根がね。
それでコリーがいるっていうのがお嬢様のイメージだったんですよ。
そういう家に住みたいなと思ったんですよ。
おうちは違ったんですか?家はね平屋だったんですけどもでも母がピアノを買ってくれたことがあったんですよ。
普通の娘って喜ぶじゃないですか「わあ〜!」って。
そしたら私は「ええ〜ピアノなんかいらない。
なんでへの字の2階のおうちじゃないの?」って泣いたそうです。
ほんとにそれは母に言われましたね私。
ピアノ買ったのに!高いピアノ買ったのに。
うん。
お父様は何をする方だったの?
(岡江)印刷業で普通の会社員でした。
あっ会社員。
はい。
母は昔は幼稚園の先生とかやっていてええ〜っとでも私が小学校2年のときに保険の外交の…。
だから共働きでした。
共働き。
一人っ子なのにお父様お母様働いて。
じゃあいわゆる昔…。
鍵っ子です。
鍵っ子?ああそうなの。
うんそうですね。
でご性格は?お父様お母様の。
父はほんとに穏やか…穏やかじゃないですね短気なところありますけどいつもなんか優しい感じで…母は厳しかったです。
あっじゃあお父様よりお母様の方が怖かった。
怖かったですね勉強に関しても。
勉強やりなさいって?はい。
母がまあ仕事もしてるんで私が夏休みとかに家にいるとちゃんとこのドリルをやるようにと言われて。
それで監視役に母の母…私の祖母が。
おばあちゃま?うん。
来るんですようちに。
それで久美子はちゃんとやってたかどうかをそのおばあちゃんに聞いて。
じゃあお母様は真面目で…。
そうもう教育熱心でしたほんとに。
やっぱ一人っ子って1人遊びするんですか?しますね。
なんかね私テレビっ子だったのでええ〜っとね「スター千一夜」っていうのが…。
うん「スター千一夜」。
ありましたよね?でそれのものまねしたり。
「次は岡江久美子さんです」って「はいどうも〜」とか言って。
えっ司会者じゃないの?こっちで司会者にもなったりもするんですよ。
なったりもする?こうやって移動して…。
移動するんですか?そう移動してこうやって「久美子ちゃん今日は何着てるの?赤いのすてきだね」「これは母が買ってくれましたぁ」とか言いながら2役やったりするのが好きでした。
1人で2役するわけですか?2役です。
それが好きでしたね。
あとなんかね赤ちゃん人形ってこう人形が好きだったので…。
それはなんかバスに乗ってて赤ちゃんをだっこして。
赤ちゃんってお人形を?お人形さんをだっこして。
でものまねをするんですけどもあの〜バスで席を譲ってくれるサラリーマンとの会話みたいなのをする。
私は立ってこう。
それで私がサラリーマンやって。
そうそうそう…いる感じですよ。
私は聞かれた感じ誰もいないんですよここは。
誰もいないのね。
いないの!それで「えっ?ああそうです。
いいです大丈夫です泣きませんから大丈夫ですよ」って言いながら「えっそんな譲って…あっいいんですか?」って言いながら「すみません」って言いながらこうやって座るの向こう向きに。
とかやりませんでした?それは何が楽しい?う〜んとなんか2役生きられる人生を。
そういう感じですかね。

(ナレーター)水まわりは水族館の水槽にも使われる素材を使用。
汚れをはじくからサッと拭くだけ。
トイレは泡で自動洗浄します。
(ママ)おそうじ完了。
(娘)ラクチンだね!ショウルームへどうぞ。

(妻)あなたには小さくない?
(夫)いやこれぐらいがちょうどいいんだよ。
だいぶ慣れてきたぞ。
意外とできるのね。
(ナレーター)そんなニッポンの暮らしに耳を傾けたら新しい家電が見えてきました。
和食の厳選レシピが50種類選べるレンジ。
2人分でもかまど炊きの美味しさに炊き上げる小さな炊飯器。
どう?なかなかのもんだろう。
ふふっご自分でおっしゃるんですね。
これからの日々に上質を。
パナソニック「Jコンセプト」女優業についてはどう思ってるんですか?女優業?最初だってこの局TBSですよね?そうですねデビューはい。
「お美津」?そうです。
昭和50年デビューですね。
でももともと女優さんなりたかったんでしょ?ずっと演劇部かなんかに。
好きでしたはい演劇部。
好きでやってました。
この世界に入ったきっかけは懸賞マニアで…。
以前から懸賞マニアで懸賞に応募して当たって「東京都岡江久美子」っていう文字を見るのが好きだったんです。
当選者の名前ですよね。
テレビに出るんですか?ううん。
雑誌の後ろに「今月の当選者」って。
あっ今月の当選者に。
それで懸賞マニアで。
「ミス水滸伝」っていうのがあってお友達と応募したんです。
違うチャンネルなんですけど「水滸伝」っていうドラマがあったんです。
あの〜中村敦夫さんですか主役がはい。
それのミスにはなれなかったんですけど最後の5名ぐらいに選ばれて。
うん。
役者にもなれるしあと海外にもどっか行けたんです。
たぶん中国でしょうね。
水滸伝だもんね。
応募したんですか?写真かなんか履歴書とか…。
そうですそうです。
送ったの?そしたらミスにはなれなかったけども準ミスみたいなものに?まあ準準準みたいな…。
準準準…。
うん。
まあそれで事務所に入らないかって言われて。
言われたの?はい。
軽いスカウトですかね。
あははっ!そういう感じでいいかなって。
そのとき厳しいお母様はなんておっしゃったんですか?それはねあとからばれちゃいました。
電話がかかってきて。
何次審査のときに電話かかってきて…。
だからすごい勉強勉強って言ってたのに私がこういう仕事になっちゃってほんと親不孝だなと思ったんですけども。
将来はどういうふうになってほしいと思ってらした?ちゃんと普通の仕事に…。
なんでしょうね大学出て普通のまあちゃんとしたお勤めじゃないですか?うん。
それでその事務所から今度は「ポーラテレビ小説」というのに当時…。
TBSのお昼やってた。
それでほんとに最終的に決まって向こうのプロデューサーの方が見えて両親の前で一生懸命説得してくれて。
本人としてはどうだったんですか?いや…なるようになったみたいな感じもありましたなんか。
やってみたいって思いが。
やってみたいって。
うん。
あっこんなにチャンスって来るんだと思ってあの箱の中に映るんだと思うとうれしかったですね。
テレビ好きだったから?テレビ好きだったから。
そこから女優業が始まっていって。
そうですねそれが18でしょ。
その間にもドラマ…TBSさんのドラマとかあって。
大河がそのあとですかねやって。
大河も出たんだ。
はい。
着々と順風満帆に女優の…。
そのころだけです。
今静かだからうん。
だから人生一回は波が来るんですね。
もう私も静かだから凪みたい…凪になっちゃって。
それでNHKのええ〜っと「連想ゲーム」ですか。
うんうん。
ああそうか。
1日。
エイプリルフール。
女優としてデビューした岡江さんの転機となったのがクイズ番組「連想ゲーム」。
これをきっかけに女優の仕事っていうか演技する仕事にあんまり執着はないんですか?でも好きですけども…。
演ずることは?う〜ん。
でもやっぱりうまい人が出てた方がいいですねやっぱり。
私はすごい下手だから。
自分で分かってるんですよほんとに…下手。
下手なの?うん下手。
う〜ん…いつも悩んでますね。
悩んでるんですか?うん悩む。
ええ〜だってうまい人ってほんとうまいじゃないですか。
例えば?だから例えばですね…まあすごい大御所で樹木希林さんとか例えばですよ。
比べるものじゃないですけどもなんかみんなそうそうたる方がほんと第一線でいらっしゃるんで。
大竹しのぶさんとか?もう…もちろんですよ!確かね「ポーラテレビ小説」の裏がNHKはしのぶちゃんだったんです。
ちょうど「お美津」のときに?そうなんですはい。
「水色の時」で。
それ対談とかしたのがほんと遠い昔のことで。
もうこんな差が開いて。
あったときに?うん。
私は…みたいな感じなんですか。
でもほんと彼女はねほんとすばらしいですけども…でもまあそれはそれで。
だからほんとにそういう人がやればいいかなって思って。
そんなすぐ人に譲ってどうする?そうなんですよね。
だからとにかくもうひがまないとか比べないっていうのが私の精神。
あっそうなの?嫉妬心はないんですか?母にいつも言われるのはライバル心がないんですよ。
もっとね人を蹴落としてでもこうやって伸びればいいのに。
そしたらねっ?勉強ももっとできるのにっていつも言われたんですけどなんかまあいいかと思っちゃうんですよ。
私は私なんだと思って…もうオンリーワンでいきます私。
オンリーワン?まあ夫もいるし子供もいるしそこそこ家事もやってるし。
あっちゃんとじゃあお母さんなんだ。
全部やってますもうほんとに一応全部くまなくやったつもりではいるんですけど。
学芸会…娘の学芸会の衣装作りとか。
PTAとか?あっそれはそうですねPTAもやってます。
PTAはそんな毎月そういう会議とかに出られなかったのでもう年に1回の卒業生を送る作文を読む係とかを立候補してやったことがあります。
もう事務所の協力でその日は絶対…。
だいたい1年間の行事って分かるじゃないですかだからそれNGにしてもらって。
ほんとにもうこれでいいわ最高だわって思ってます。
私ってちょっとできるっていうふうに思ったことないんですか?ええ〜っとねそれはなんかねキャベツの千切りくらいでねそんなあんまり思わない。
大して思わない。
キャベツの千切りは上手なの?でも夫の方がうまいんですけどなんか料理に関してはちょっとうん…手際がいいかなっていうだけ。
ご主人様は「連想ゲーム」で知り合ったんですよね?
(岡江)そうですそうです。
私「連想ゲーム」見てるときにそうはっきり覚えてないけど岡江久美子さんという女優さんがテキパキしてる感じはあったけどこんなに変な人だっていう…。
変!?はははっ。
でも夫も言います。
なんか初めて初対面のとき「連想ゲーム」で「岡江久美子です…」ってくるかと思ったら「岡江久美子です!はいよろしくね」って言ったんですって。
ほんとにパンパンパンって。
それでちょっとショックっていうかでもいい意味のギャップ。
あっおもしろい子だなって思ってくれたってよく新聞記事には彼はそうやって答えてますね。
ほんとかどうかは分からないんですけども。
理想のタイプではなかったっていう話は聞いてますけども…。
そうねそうだね。
理想と現実は違いますからね。
向こうもそう言ってるでしょうし。
ああそう。
でもちゃんと円満に…離婚もせず。
円満…だ円形ぐらいですかね。
あははっ!サークルではないよね。
サークルじゃないの。
まあね。
そのあとなんかこう結婚する前と随分実態は違ってたとかおっしゃることはあったんですか?ないですねこのまんまだって昔からこんなだしねって言われますね。
せっかちなんです。
せっかちなんですか。
もともとせっかちなんですか?まあ子供産んでからですね。
こんなポンポン…なんか早口になったのも。
何しろ「回遊魚岡江」と呼ばれている人ですから。
そうですね。
止まることが嫌なんでしょ?そうですね。
昔の映像…インタビューの番組とかを時々見るでしょこうやって。
そうするとねのんびりしゃべってるんですよ。
なんかね女優女優しちゃって。
「うん…」とか言っちゃって。
うそ〜っていう感じなんですけど。
今から思うと羽子板でたたきたくなるぐらいほんとにねのんびりしゃべってるんですよ。
うん。
子供が生まれてから昼間お茶するっていうことがなくなりましたねゆっくりしゃべるっていうことが。
お買い物しててもお友達がお茶したい場合はその子に缶コーヒー買ってもらって飲みながらついてきますもんその友達は。
その友達はゆっくり喫茶店でも入っておしゃべりしようって…。
(岡江)「喉渇いた」って言うから「だったら私ちょっと忙しいからそういうのは夜ゆっくりしゃべろうよ」って言って「分かった」ってその子は自動販売機でジュース買って飲みながらついてくる。
「しょうがないな」って言いながら。
ずっと動いてるの?一人のときはゆっくりするの?うん…ゆっくりっていうかでも早いでしょうねほかの人が見てると。
早いって言われます。
だから…例えば洋服の試着とかも早いんですよ。
猿之助さんもびっくりみたいな早替えが…すごい言われるんですよ私。
パッと着替えてパッと着替えて出てきちゃうんで「お客様」の「お…」って言いかけたらもう着替えちゃった。
「早いですね」って言われちゃうの。
着替えましたこれ欲しいですこれちょっとごめんなさい合わなかったですって。
早い。
まあちょっと皆さんがね岡江さんについてどう思ってるかっていうのをリサーチしました。
これ「はなまる」のときの関係者のインタビューなんですけども。
「安くすむので娘が結婚式を仏滅に挙げることに反対しなかった」。
あっそうですね。
娘が…娘夫婦が決めていたんですよ。
美帆ちゃんが?うん。
「仏滅に挙げようと思う安いから」って言うんですよ。
うちの友達が…私仲のいいお友達3人ぐらいいるんですけど大安のときに結ばれたんですけどみんな離婚してるんですよ。
だからもう全然関係ない…仏滅とか全然関係ないと思って娘にはブラボ〜!
(スタッフ)あははっ!これは大丈夫って。
もう全然。
関係ない。
そんなものじゃないと。
向こうのご両親も会ったら…。
ご両親いいって言ってるって。
それでご両親にお会いしたときに「仏滅なんですね」って言ったらその…うちの娘の婿さんの弟さんいらっしゃる…先にご結婚されたんですけど弟さんも仏滅に挙げられたんですって。
あははっ!
(岡江)「そうなんですか!じゃあいいですね」って。
だからほんとそういう価値観がちょっと合うようなすごくいいところにね娘ほんともらっていただいてほんとに。
ほんといいご両親で美帆は幸せ者ですわ。
だからそういうの恵まれてますね親同士の。
そういう価値観ってなかなかね。
そう。
「結婚も出産も一回経験すればいい。
神様がくれた体だからとりあえず一回全部使えって感じ」。
そうですね。
一応結婚も一回してみたら?っていう感じですよ。
誰に向かって?あの〜娘には言いましたね一回。
まあお気張りやっしゃっていう感じでようこそ努力と忍耐の世界へっていうメッセージを娘に渡しました。
夫は真面目ですから頑張るんだぞなんとかなんとか堪忍袋ね袋は…。
袋は3つある…。
そういう感じですね。
お袋と…。
私は違いましたねほんとに。
もうようこそ努力と忍耐って。
これから地獄を一生よっていう感じで。
でもそれを一緒にいけばいいじゃないですか別に。
悪いものじゃないし。
だからほんと娘が子供を産んでくれたのも別に孫を見たいわけじゃなくて同じことを経験してくれたのがうれしいですね。
だからママの気持ち分かるってママもこうやって面倒見てくれてたのって。
でしょ〜?っていう感じで。
それがなんか伝わったのがうれしいですね。
毎日でしょ〜?の日々ですか。
そうそうそう。
うん。
「最近娘さんに…お嬢さんにもらった美帆ちゃんにもらった誕生日プレゼントはタコ焼きの提灯だった」。
そうです。
私が今出張タコ焼きにハマっていて。
出張タコ焼き?タコ焼きのグッズを持ってお友達のとこに行ってタコ焼きを焼くのがちょっと今好きで。
タコをいっぱい切ってキャベツもいっぱい切って…。
私はキャベツをいっぱい入れるのが特徴でそれを作りに行ってるのでそれを見ていた美帆がタコ焼きっていう提灯を合羽橋で…プレゼントしてくれて。
それを置いてこないだは昼家でやって夜出張に行きました。
来週もうひと軒呼ばれてるの。
そんなにいっぱいやってんですか。
ちょうどスーツケースに入るんですよいろんなグッズが。
キャリーバッグに入れて。
キャリーバッグに入れて。
でもねうちの商店街のとこね石畳なんですよ。
うるさい。
ガラガラガラガラちょっとうるさいんですけどそれを引っ張ってちょっと隣町に…。
またタコ焼きだよあの奥さん。
そうそう。
もう毎日が祭りっていうのが私の信条なんで毎日が楽しければ…。
今でもどんなに疲れてても…。
あのね「だるい」っていうのが私の辞書にないんです。
だるいの分かんないの?分かんないですね。
足が痛いとか疲れたとか腰が重いとか。
腰が痛いとか分かりますけどうん…ないですね。
だからほんとやらなくちゃっていうよりもやろうっと!っていつもなんか前向きになるべく考えるようにしてますね。
じゃあもう一曲選んでいただいてる曲は?Chicagoの「ムーンライト・セレナーデ」。
私もう最期のなんか自分のお葬式とかに使ってもらいたい。
曲をいっぱいつなぎ合わせてるんですよ自分が好きだった曲。
だからそういうので送り出してほしいんですよ。
自分の曲。
例えばじゃあ故人をしのぶ会とかで。
「ムーンライト・セレナーデ」って割とスローテンポですごくすてきな曲じゃないですか。
もういいわ〜と思って。
GlennMillerですよね。
そう。
ある人の結婚式に行ったらその人の生い立ちをやったときにこの曲が流れててこんなアップテンポの「ムーンライト・セレナーデ」があるんだと思って…。
全然アレンジが違ったの?全然違ったの。
いや〜と思ってその曲なんだろうって聞くの忘れたんで自分で曲を調べるとこがあるんですけどそれに出てきた100曲ぐらいあるんですけどそれをちょっとずつ試し聴き…。
ああ一つずつ。
やっと見つけたときの喜び!これだ〜!っていうのがChicagoだったんですよ。
これでもちょっとアップテンポすぎるんで…。
まあでも私らしくていいかなとは思うんですけども。
いい曲ですねアレンジが。
よかったです。
いいですね。
最後のフィナーレっぽいですなんか。
シャンシャン持って出てきそうでしょ私が。
なんかどうも〜楽しかったよこの世は…っていう感じで。
あの世でも頑張りますっていう感じで。
なんかいいじゃないですかこれ。
フィナーレっていう感じで。
フィナーレフィナーレ。
まあでもまだしばらくはばあばとして…。
うんばあば頑張ります。
いろいろやることあるでしょ?たくさんありますねうん。
娘が実家に来て朝・昼・晩ご飯作ってるんですけど。
朝・昼・晩ご飯作ってるの?一応ね。
毎日ほんとスーパーマーケット行っていっぱい買ってます。
こんなに買っていいの?っていうぐらい買ってますね。
それで作って生ごみが出たりいろんなものが来たり…大変。
そういう生活の方が楽しいですか?
(岡江)そっちも好きです私。
一応もう最後の子育てだと思って私は作ってますこれで。
ちょっと…。
っていうか孫のための母乳のために…。
母乳もあげてるの?私はあげてないですよ。
あげたいんですけど出ないですね。
もうさすがに。
だから2015/11/14(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字][解]【岡江久美子▽人生、毎日が祭り】

ゲスト・岡江久美子/女優▽「下手なの自分でわかってるから」演技の仕事に執着はない?毎日が祭り!?ダルさを知らないスーパーポジティブの秘密に阿川佐和子が迫ります。

詳細情報
番組内容
ゲストは、女優の岡江久美子さん。TBSドラマ『お美津』の主演として18歳で芸能界デビュー。大河ドラマなど数々の作品に出演し人気を集め、活動の場はバラエティにも広がりNHKの人気番組『連想ゲーム』にレギュラー出演。この番組での共演を機に大和田獏さんと出会い27歳で結婚しました。40歳の時にTBS『はなまるマーケット』で初の司会に就任。昨年迎えた番組終了までの17年半、朝の顔として親しまれてきました。
番組内容2
だが、その“はなまる”を何度も辞めたいと思っていたと吐露。さらには、ゲストがお気に入りの飲食物“おめざ”を紹介する名物コーナーでの本音もポロリ!?そして番組終了を知らされた瞬間…思ったこととは!?
“毎日祭り”が信条で、回遊魚のように忙しく日々を楽しむという岡江さん。最近ハマっている“出張タコ焼き”の話や番組が取材したユニークな“伝説”を通し阿川が岡江さんのスーパーポジティブの秘密に迫ります。
 
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
岡江久美子(女優)
1956年、東京都生まれ。
1975年、TBSドラマ『お美津』主演デビュー。
1978年、NHK『連想ゲーム』にレギュラー出演。
1983年、俳優の大和田獏さんと結婚。同年、娘・美帆さんを出産。
1991年、『天までとどけ』で母親役を好演。
1996年、『はなまるマーケット』で17年半もの間MCをつとめる。
出演者2
2013年、いい夫婦パートナーオブザイヤー2013に選ばれる。
 
音楽
【番組テーマ曲】
「Tea for Two(二人でお茶を)」歌:ドリス・デイ
お知らせ
【解説放送あり】
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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