<プレミア12>中10日で登板の大谷翔平、吉か凶か

<プレミア12>中10日で登板の大谷翔平、吉か凶か

2015年11月17日13時33分
[ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版]
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16日午後、台湾台中インターコンチネンタル球場で韓国がキューバを7-2で破り、準決勝進出を決めた。試合後、韓国代表チームが観衆に向かって挨拶している。韓国野球代表は18日に日本に移動し、19日に東京ドームで日本代表と準決勝を行う。
  十分に休んで出てくる大谷翔平(21、日本ハム)の投球はどの程度だろうか。16日に台湾桃園球場で行われた準々決勝でプエルトリコに9-3で完勝した日本は韓国との準決勝の先発にエース大谷を予告した。

  ローテーション上では準々決勝に大谷、準決勝に前田健太(27、広島)が予想されていたが、小久保監督(44)は準々決勝の先発に前田を選択した。前田はプエルトリコ戦で7イニング無失点と期待に応えた。韓国との準決勝にはまた大谷が先発する。日本の日刊スポーツは16日、「決勝トーナメントは球界屈指の前田健太、大谷翔平、菅野智之(26、巨人)の先発3本柱で挑む」と報じた。

  大谷は今大会の開幕戦兼予選ラウンド初戦だった韓国戦(8日)に先発し、6イニングを2安打10奪三振の無失点に抑え、5-0の勝利に貢献した。直球の最高球速が160キロを超え、140キロ台後半の制球されたフォークボールが威力を発揮した。

  しかしその後は一度も姿を現さなかった。準々決勝にも登板せず、なんと10日間も休むことになる。実戦感覚が落ちることも考えられる。登板間隔を見ると、菅野の登板も可能だった。14日に行われた米国戦の先発だった菅野は19日の準決勝に先発する場合、中4日の登板となる。しかし小久保監督は開幕戦で韓国を完ぺきに抑え込んだ大谷を準決勝のカードとして準備した。雪辱を狙う韓国代表には競争心を呼び起こす相手だ。

  金賢洙(キム・ヒョンス)は9日、台湾入りした直後のインタビューで大谷について「打てない球ではなかった」とし「次のチャンスが必ずくることを願っている」と再対決を望んだ。黄載鈞(ファン・ジェギュン)は大谷と一度対戦してみたいと語った。

  大谷は所属チームのホーム球場である札幌ドームで完ぺきなピッチングをした。今回は東京ドームだ。韓国の打者も一度対戦し、それなりに目が慣れている。優勝のためには必ず日本との再戦で勝たなければいけない。開幕戦で抑え込まれた大谷を相手にリベンジに成功すればそれ以上のことはない。やや勢いが弱まっていた打者の打撃感覚はキューバ戦でまた上向いた。

  金寅植(キム・インシク)監督は16日午後のキューバ戦後、「日本戦だからといって特別な戦略はない。それなりに考えてはいるが、思い通りになるかどうかはやってみなければ分からない」と話した。

  ◇プレミア12の日本先発投手の記録

  準決勝・韓国戦(19日) 大谷翔平?

  準々決勝・プエルトリコ戦(16日) 前田健太 7イニング4安打・7奪三振・無失点

  ベネズエラ戦(15日) 西勇輝 4イニング5安打・3奪三振・3失点

  米国戦(14日) 菅野智之 4イニング5安打・4奪三振・2失点

  ドミニカ戦(12日) 武田翔太 4イニング5安打・4奪三振・無失点

  メキシコ戦(11日) 前田健太 5イニング5安打・7奪三振・2失点

  韓国戦(8日) 大谷翔平 6イニング2安打・10奪三振・無失点
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