11月17日(火)のニュース
- 楓ちゃん殺害事件から11年 学校での集会 (19時21分)
- 室生寺 紅葉ライトアップ (19時13分)
- 収賄の奈良市職員 初公判 (19時12分)
- サッカー元日本代表森島寛晃さん来校 (19時12分)
- ドリームランド正式に落札決定 (19時11分)
- 大峰堂薬品工業 第一工場竣工式 (19時11分)
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楓ちゃん殺害事件から11年 学校での集会
(11/17 19時21分)
- 2004年に当時小学1年生だった奈良市の有山楓ちゃんが誘拐・殺害された事件からきょうで11年が経ちました。
楓ちゃんが通っていた小学校では、「命の大切さ」を考える集会が開かれました。
11年前のきょう、奈良市の富雄北小学校に通っていた有山楓ちゃんは、帰宅途中に誘拐、殺害されました。
あの痛ましい事件から11年。
当時、楓ちゃんが通っていた小学校では、児童たちが「命の大切さ」を考える集会が開かれました。
田中恵治校長は、集まった約680人の児童に、事件について話すとともに命の大切さを訴えました。
今、小学校に通っている子どもたちのほとんどはまだ生まれていません。
楓ちゃんの父親は手記で「あの日のことはいまだに信じられない思いでいます 狂ってしまった歯車は元には戻りません」と苦しい心境を綴っています。
そんな中、残された遺族が11年間続けていることがあります。
それが、学校への本の寄付です。
楓ちゃんは本が好きだったことから、学校に寄付された本は120冊を超え、図書館には「かえでちゃん文庫」のコーナーが設けられています。
事件から11年。
これからも「かえでちゃん文庫」は子どもたちに愛され続けると共に、命の大切さを訴え続けることでしょう。
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室生寺 紅葉ライトアップ
(11/17 19時13分)
- 宇陀市にある室生寺では、見ごろになってきた紅葉と国宝の五重塔が、夜にライトアップされ、多くの人が訪れています。
このライトアップは、秋の室生寺の魅力をアピールしようと、寺と宇陀市、そして地域の人たちの力で行われているものです。
午後5時からは山門や仁王門のモミジとカエデが明かりに照らされ、参拝客を迎えます。
境内には、まだ緑の葉も多く見られますが、昇り龍の灯りが灯された石段の先には、女人高野・室生寺のシンボルともいえる国宝の五重塔が、闇に浮かび上がり、訪れた人を魅了しています。
室生寺のライトアップは、11月30日まで行われます。
期間中20日と29日には、コンサートが開かれるほか昼間は、金堂の特別拝観も実施されています。
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収賄の奈良市職員 初公判
(11/17 19時12分)
- 奈良市内で産廃の掘削調査をめぐって便宜を図った見返りに、業者から現金を受け取ったとされる奈良市の職員の初公判が、きょう奈良地裁で開かれ、職員は起訴された内容を認めました。
収賄の罪に問われているのは、奈良市開発指導課課長補佐の芝口建士郎被告(48)です。
起訴状によりますと、芝口被告は、今年5月、奈良市内で産業廃棄物の有無を確認するための掘削調査をめぐり特定の業者の工法を薦め、便宜を図った見返りに、その業者の当時の社長から現金400万円を受け取ったとされています。
きょうの初公判で芝口被告は、起訴された内容を認めました。
そのあとの冒頭陳述で検察側は「芝口被告はうまくいけば少しお礼をいただけますか」と謝礼を自ら要求したと指摘。
そして検察側は、芝口被告に懲役2年6カ月、追徴金400万円を求刑しました。
一方、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めています。
なお、検察側は、現金を渡したとされる業者の元社長には懲役1年6カ月を求刑しました。
判決は、12月24日に言い渡されます。
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サッカー元日本代表森島寛晃さん来校
(11/17 19時12分)
- サッカーの元日本代表・森島寛晃さんがきょう、橿原市内の小学校を訪れ、子どもたちにスポーツの素晴らしさ伝えました。
森島さんが訪れたのは創立40周年を迎えた橿原市立畝傍東小学校です。
森島さんは、全校生徒約700人を前に講演を行い、夢や目標を持つことの大切さや仲間がいたから夢だったサッカーの日本代表選手になれた経験などを語りました。
続いて、サッカーボールでリフティングなどのパフォーマンスを披露。
その華麗なテクニックに子どもたちは歓声を上げていました。
また、運動場では6年生を対象にしたサッカー教室が開かれました。
練習は2人一組になり、お互いが相手の動きや技量に合わせることを意識します。
その中で、思いやりの大切さやサッカーの楽しさを感じてもらおうというもので、子どもたちは夢中になってボールを追いかけていました。
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ドリームランド正式に落札決定
(11/17 19時11分)
- 今月10日に奈良市が公売にかけ、大阪の不動産会社が7億3000万円で入札していた奈良ドリームランド跡地について、奈良市に代金が全額支払われ、正式に落札が決定しました。
これを受け、きょう付けで土地の権利は大阪の不動産会社、SKハウジング株式会社に移りました。
なお、この土地は建物の建築などに制限のある「風致地区」に指定されていますが、SKハウジングは土地の活用方法をまだ明らかにしていません。
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大峰堂薬品工業 第一工場竣工式
(11/17 19時11分)
- 漢方薬の老舗メーカー、大峰堂薬品工業株式会社の新工場が、五條市のテクノパーク・ならに完成し、きょう、竣工式が開かれました。
奈良第二工場の竣工式では、辻将央代表取締役社長が挨拶に立ち、企業理念や今後の事業展開などについて話しました。
奈良第二工場は、三階建て延床面積1856平方メートルの広さで生薬を粉砕してエキスを抽出する工程を担います。
近年、漢方薬のニーズは高まっているといい、会社では「だれもが健康で幸せに」をスローガンに発展を目指すことにしています。