奈良・小1女児殺害事件から11年
奈良市の小学生・有山楓ちゃんが誘拐され殺害された事件から、17日で11年が経ち、楓ちゃんが通っていた小学校では、命の大切さについて考える全校集会が開かれました。
2004年、奈良市の小学1年だった有山楓ちゃん(当時7歳)は、下校途中に誘拐され幼い命を奪われました。
事件から17日で11年がたち、楓ちゃんが通っていた小学校では黙とうを捧げ、命の大切さについて考えました。
【富雄北小学校・田中恵治校長】
「みなさんは地域の宝物です。家族にとってはとても大切な存在なのです」
また、父・茂樹さんは手記公表し、今の心境を次ように綴りました。
【手記】
「事件から11年が経ちますが、あの日のことはいまだ信じられない思いでいます」
茂樹さんは「子ども達が笑顔で過ごせる社会になることを心より願います」と手記を締めくくっています。
2015年 11月 17日 12時 25分 更新