ニュース・気象情報 2015.11.13


2時になりました。
ニュースをお伝えします。
アメリカ国防総省は、過激派組織ISイスラミックステートが日本人フリージャーナリストの後藤健二さんを殺害したとする映像に映っていた男を狙ってシリアで空爆を実施したことを明らかにしました。
男が死亡したかどうか分析を進めています。
アメリカ国防総省によりますと、アメリカ軍は12日、過激派組織ISが、フリージャーナリストの後藤健二さんを殺害したとする映像に映っていた黒い覆面姿のメンバーの男を狙ってシリア北部のラッカで空爆を実施しました。
この男はジョンの呼び名で知られ、後藤さんのほかにも、ISがアメリカ人ジャーナリストなどを殺害したとして公表した映像にたびたび登場しており、国防総省は、イギリス人のモハメド・エンワジ容疑者だとして行方を追っていました。
アメリカ政府当局者によりますと、アメリカ軍は、この男が乗っていたとみられる車両に対し、無人機で攻撃したということですが、現時点でこの男が死亡したかどうかは、はっきりしていないということで作戦結果の分析を進めています。
韓国で、太平洋戦争中に徴用工として日本の工場などで働かされたとする元労働者や家族10人が新日鉄住金に対し損害賠償を求めた裁判で、ソウルの地方裁判所は、個人の請求権は消滅していないとして7400万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
この裁判は、太平洋戦争中に福岡県や岩手県にあった新日鉄住金の前身の製鉄所に徴用されたとする韓国人の元労働者やその家族合わせて10人が、過酷な労働を強いられたとして会社側に損害賠償を求めたものです。
ソウル中央地方裁判所は、きょう個人の請求権は消滅していないとして、原告側の主張を大筋で認め、新日鉄住金に対し合わせて7億ウォン、日本円で、およそ7400万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
日本政府は、元徴用工といった個人を含め請求権に関わる問題は、50年前の日韓国交正常化に伴って結んだ協定で、すでに解決済みだという立場です。
しかし韓国では3年前、最高裁判所が、個人の請求権は消滅していないとする初めての判断を示して以降、元労働者らが、日本企業を相手取って裁判を起こすケースが相次いでいます。
きょうの韓国での判決について新日鉄住金は、徴用工の問題は、1965年の日韓請求権協定で完全に解決しているというのが当社の主張であり、控訴して引き続き主張の正当性を明らかにしていきたいとコメントしています。
島尻科学技術担当大臣は閣議のあとの記者会見で、各府省の事業にむだがないかを検証する秋のレビューで国費の投入額の削減に努めるべきだと指摘されたスーパーコンピューターは、日本の存在感を発揮できる分野であり世界一を目指すべきだとして必要な予算は確保すべきだという認識を示しました。
では続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
前線と低気圧の影響で、西日本の広い範囲で雨が降るでしょう。
九州と四国では局地的に雨雲が発達し、落雷や突風に注意が必要です。
午後6時から9時までです。
西日本は広く雨が降り、四国の太平洋側では、雷を伴い非常に激しく降る所があるでしょう。
北日本は広い範囲で晴れる見込みです。
2015/11/13(金) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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