そういったやっかいな相手から白星を挙げて白鵬は白星を伸ばしました。
白鵬と同じく休場明けの日馬富士白鵬以上に場所の間隔が開きました。
名古屋場所初日を務めたあと休場が続いて、今場所から戻ってきました。
(館内)ヨイショ!
拍手
北の富士さん、日馬富士の内容なんですが、二日目大砂嵐に完敗でした。
三日目の碧山戦は軍配差し違えのすそ取りですね。
内容はどうなんでしょうか。
本来の相撲じゃないですからね。
少し勝ち急いでいるという気もするしとにかく左を取られて、右四つ大砂嵐に力を出しきれなかったというね。
そのほうが心配ですよね。
休場明けの土俵感覚の違いはまだあるのかと。
それはありますよね。
2日3日と、きょうで5日ですか。
もうそろそろ、なじんできてもよさそうなころですからね。
きょう、日馬富士は隠岐の海と対戦します。
どんどんこれから調子を上げていかなきゃいけないですよね。
そういう立場ですね。
福岡国際センターはこれから鶴竜の土俵入りを待ちます。
久しぶりに3横綱がそろいそして大関4人豪華な番付そして九州場所に入って波乱の幕開けでしたがきのう初めて横綱大関が安泰でした。
鶴竜です。
先場所、横綱になって、1年半、横綱初優勝を果たしました。
本人も気持ちが軽くなったと言っていましたが今場所は初日に嘉風に不覚を取ったあと3連勝3勝1敗の成績です。
横綱鶴竜、露払い蒼国来太刀持ち勢であります。
(館内)ヨイショ!
拍手
北の富士さん、鶴竜も日馬富士と同じく3勝1敗なんですけれども、こちらの内容はどうでしょうか。
初日がいいところなかったですよね。
持ち直してきましたね。
二日目以降、そういうふうに見えますね。
低く前に攻める、まわしを取って攻める相撲が出ています。
場所前の3横綱の状態を見たかぎりでは、鶴竜がいちばん順調に見えたんですけれどもね。
評判はとてもよかったですね。
3横綱の中でもいちばん期待していいんじゃないかなと思って見ておったんですけどね。
初日の1敗がどう後半に影響するのか。
きょうは妙義龍戦です。
先場所、敗れている相手です。
しかも過去7対7の五分です。
相手は難敵は難敵ですね。
こういうのを料理しておかないとこれ以上、2敗になると苦しくなりますからねはやばやと。
ニュースをお伝えします。
安倍総理大臣はインドネシアのノファント国会議長と会談し、南シナ海で中国が人工島の造成を続けている問題についてASEAN東南アジア諸国連合が一体となってメッセージを発信することが重要だとして、インドネシアの積極的な関与に期待を示しました。
総理大臣官邸で行われた会談で、インドネシアのノファント国会議長は、南シナ海の南沙諸島英語名・スプラトリー諸島で中国が人工島の造成を続けている問題に関連し、日本とインドネシアの協力の強化は、国際社会にとっても重要であり、南シナ海の問題を含め日本政府が効果的に協力し積極的に貢献していることに敬意を表すると述べました。
これに対し、安倍総理大臣は南シナ海については現状を変更する一方的な行動を懸念している。
ASEAN東南アジア諸国連合が一体となってメッセージを発信することが重要でインドネシアが積極的に関与することを期待すると述べました。
遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣は2020年東京大会に向けて国民の機運を高める方策を検討する参考にしたいとして招致活動でプレゼンターを務めた滝川クリステル氏と会談しました。
滝川氏は、大会に向けて国民の一体感を高めるため、新たなキャッチフレーズでPRすることを提案しました。
会談の中で滝川氏はおもてなしを当たり前に目にするようになってきたが私がプレゼンテーションをしたときの一体感をもう一度と考えたときに新たなキャッチフレーズをつくることも1つではないかと述べ、東京大会に向けて新たなキャッチフレーズでPRすることを提案しました。
これに対し遠藤大臣はオリンピック関連施設に地方の特産品を使用することや昭和39年の東京オリンピックのときの東京五輪音頭などを例に出し、国民の一体感を高めるための具体策を検討していく考えを示しました。
為替と株の値動きです。
生字幕放送でお伝えしています九州場所五日目福岡国際センターは中入りの時間です。
この時間は今場所の新十両高砂部屋の朝弁慶のインタビューをお伝えします。
神奈川県平塚市出身の26歳。
高砂部屋からは、9年ぶりの新十両ということになります。
笑顔も見えました。
土俵では非常に厳しい表情なんですが柔らかい表情で待ってくれています。
白崎⇒本当に柔らかい表情で昇進おめでとうございます。
5日たちましたが、十両の土俵の雰囲気はどうですか。
朝弁慶⇒初日はすごい緊張してあまり体が動かなかったんですけれどもきょうやっと慣れてきましたね。
そうは見えないですけれども。
今26歳という紹介がありました。
高校を出てから入門初土俵が平成19年の春場所。
ちょっと時間がかかりましたね。
ちょっと長かったですね。
幕下までは本当にスムーズだったんですけれども上がりたい意識が強すぎたところもあったんですか。
上がりたいという気持ちもあったんですけど考えすぎて、かたくなっているところもありましたね、相撲を取るときに。
そこからこの1年で大躍進新十両の座をつかみました。
神奈川県湘南平塚の出身化粧まわしも地元の後援会の方から贈っていただきました。
ふるさとの風景なんですってね。
地元の平塚から見た景色です。
後ろは富士山ですか。
富士山です。
手にしたときどうでしたか。
すごいうれしかったですね。
十両に上がったんだと思って。
関取の証しですね。
ふるさとの期待が大きいんじゃないんですか。
そうですね、みんな首を長くして待っていたのでやっと上がってみんな喜んでいると思います。
まさに絶好調の序盤戦だと思います。
4勝1敗で5日間を終えました。
きょうの相撲を一緒に見ながらお話を伺っていこうと思います。
きょうは大きな徳真鵬戦です。
きょうは前まわしでしたね。
こういう相撲も取れるんですね。
たまたまというかきょうは手がまわしのほうにいったので引き付けて前に出ました。
この1年、押す力が非常についたと周りの親方から声があります。
関取自身はどうですか?下がって負けることはなくなりましたね。
部屋の若松親方が、放送の中で湘南の重戦車というキャッチフレーズはどうかという話でした。
どうですかこのキャッチフレーズは?自分に合った名前だと思いますね。
前に出て体を生かした相撲なので。
組むにしても押すにしても前に出る圧力が武器なのでしょうか。
そうですね。
関取の子どものころからの話を伺っていきます。
お写真をお借りしました2歳のときです。
2歳としては大きいんじゃないですか。
周りの子よりはぽっちゃりしていた感じですね。
少し控えめな引っ込み思案なところもあったそうですね。
ありましたね。
どんな子どもだったんですか。
小学校に入る前まではおとなしい子と言われていました。
それが中学に進んでふっくらしてきました。
このころはスポーツをやっていたんですか?このときはやっていないですねまだ。
高校に入ってから実は柔道を経験されて柔道の道にそのまま進もうか大相撲の世界に入ろうか迷った時期があったそうですね。
迷っていましたね。
卒業する前です。
角界に進むきっかけがあったんですか。
師匠が家まで来て話を聞いて、親が2人とも働いていたので楽させるには相撲界しかないぞと言われて、それで決めました、相撲界に入ることを。
そのころは、当時横綱の朝青龍関にも声をかけてもらったそうですね。
師匠、そして横綱が誘ってくれるというのは大変恵まれていますね。
そうですね。
どんな存在でしたか横綱は。
テレビでしか見たことがなかったのでオーラというか、すごくてすごい緊張しました初めて会ったときは。
柔道から相撲に変わっていきますといろいろ取り口に戸惑いもあったんじゃないんですか。
柔道と全然違ったので腰を下ろすとか初めはすごいきつかったですね。
この1年で大きく躍進しました。
師匠にもお話を伺いました。
高砂⇒気持ちが強くなってきました。
ことしの初場所3連敗してから4連勝したのかな本人にとっても大きかったと思います。
対戦相手にも恵まれたんですけれどもね。
そういうのが自信につながって気持ちがどうも、なかなか1つになれなかったんでしょうね。
ここのところまとまってきました。
体を生かせるようになってきました。
持ちぐされの感がありましたけれども体を生かして前に出る相撲をしっかり覚えてくれればどんどん番付も上がっていくんじゃないかなと思います。
そのためには?下半身を鍛えないといけないですね。
それと、ちょっとひざがかたいです。
膝がもっとやわらかくなると変わってきます。
部屋を支える存在になりますか。
そうです。
朝赤龍ばかりではなく朝弁慶も引っ張ってくれる形にならないといけないですね。
ことしの初場所が転機になったんですか。
朝弁慶⇒そうですね転機になりました。
自分の力が出せるようになったんですか?初場所のとき最初3連敗したんですけれども何も考えずにやろうと思ってやったら、どんどん勝っていったので何も考えないで取ったほうが。
それが今場所の序盤にもつながっているのかもしれないですね。
師匠の期待が大きいですがこれから今場所と言わずにこれから先の目標をお願いします。
もっともっと上を目指して頑張りたいです。
まさに重戦車のように?そうですね。
これからも活躍を期待しています。
ありがとうございました。
朝弁慶関に聞きました。
正面には北の富士勝昭さんです。
また1人楽しみな関取が出ましたね。
そうですね。
高砂親方の若いころにちょっと似ているじゃないですか、感じが雰囲気が、明るくてね。
非常に軽妙に話をしてくれました。
相撲も前に出ますし体が190ですか?1m90で182kg。
非常に、体を生かしていけばすぐ遅れを取り戻せるだけのものは持っていると思います。
本人は緊張しているという話ですが相撲内容からは感じられない4勝1敗ですからね。
今は相撲が楽しいでしょう。
まさにこれまでの苦労が実ってうれしい新十両をつかみ取っての活躍です。
幕内最初の取組が制限時間いっぱいになりました九州場所五日目。
4戦4勝の千代鳳が西から登場してきます。
大栄翔戦先場所初めて対戦があってそのときは千代鳳が勝っています。
送り出しでした。
今場所は低く攻める相撲が出ている地元九州鹿児島出身の千代鳳です。
行司は式守錦太夫です。
押し出し、千代鳳の勝ち、5連勝。
どちらも低い押し、互いの引きに落ちないし攻めがありました。
北の富士さん、好内容だったのではないでしょうか。
根比べですよね。
相当低かったですよね。
千代鳳、だいぶ調子が戻ってきていますね。
落ちなくなりました。
千代鳳も低いんですがそれ以上に大栄翔が低かったですね。
よく残していました。
見応えがありました。
最初は圧倒していましたけれどもね、大栄翔は。
千代鳳が落ちずに攻めていきました。
互いに低いですからどうしても引きたくなるところがあったんでしょうね。
互いによく残していい攻めがありました。
膝のけがで、だいぶ千代鳳は苦しんでいましたが今場所は引かれても落ちませんし前に出ます。
それが持ち味ですからね。
引かれても落ちないのが千代鳳のいいところです。
ことしの春場所以来初日からの5連勝そのときは11番勝ちました。
今場所は番付を下げて西の15枚目とはいえすばらしい5連勝の序盤戦です。
決まり手は押し出しです。
4連勝の勢と人気の遠藤好取組から幕内の後半です。
先場所に続いて大活躍の嘉風きのうは残念でしたが2勝2敗で栃煌山戦です。
4戦4勝の地元の大関琴奨菊は少年時代からのライバル豊ノ島戦です。
豊ノ島も3勝1敗と元気です。
鶴竜と妙義龍は、7対7五分の成績です。
きのうは今場所に入って初めての3横綱4大関、安泰の一日でした。
館内に勝負審判の紹介が行われています。
武双山の藤島親方が審判長席です。
土俵が時間になりました。
まだ勝ち星のない千代大龍と今場所十両に下がって1場所での幕内復帰を目指す英乃海が2勝2敗の成績です。
千代大龍と英乃海は同じ東京の相撲道場の先輩と後輩。
千代大龍が、1学年上ということになります。
大相撲の世界に入ってからは2回対戦があって十両時代千代大龍幕内では英乃海が1度そのときは勝っています。
千代大龍の勝ちあたり勝ちました。
今場所は千代大龍でした。
初白星が出ました。
千代大龍勝って1勝4敗英乃海は受けてしまって2勝3敗です。
向正面は小結小城錦の中立親方です。
千代大龍にようやく今場所の初白星が出ました。
中立⇒立ち合い左からかち上げ気味にはいっているんですけど右の伸ばしのほうがよかったですよね。
右の伸ばしで、相手の上体が完全に落ちましたからね。
今場所ここまで見ているとあたったあと攻めきれていなかったんですがあたったあとの右ですか。
右の伸ばしが効いています。
確かに英乃海の体が後退しました。
先輩後輩の対決、千代大龍。
先輩が勝って今場所の初白星。
5連勝とした千代鳳ですが帰ってきて、驚いた、危なかった大栄翔が高かったので思わずはたいてしまった。
手をついてしまって勝負あったと思ったそうです。
最初のはたきですね。
それで驚きました。
攻め込まれて危なかったんだけれども我慢して押し返したのがよかったという話でした。
5連勝ということは考えていなくてとにかく勝ち越したい一番一番ですそれにしても驚いたと言っていました。
相当ぎりぎりのところで大栄翔がふんばりましたので手をついてしまったと思っておかしくない状況でした。
中入りの時間に新十両のインタビューをお伝えしました。
1年納めの九州場所ということでことし1年の新十両です。
年6場所、毎場所新十両が誕生しました。
全員、日本生まれの力士です。
10人中5人が学生相撲出身とさまざまな特徴があります。
名古屋場所新十両だった御嶽海がもう新入幕なんですよね。
北の富士⇒なかなかのスピードですね。
ことしはベテラン力士の引退もありました。
それに代わって若く新しい力も伸びてきています。
ちょうど御嶽海が西の花道から入場してきました。
土俵が時間になりました。
ベテラン34歳の朝赤龍と若手25歳の高安。
寄り切り、高安の勝ち。
高安が勝って4勝1敗としました。
朝赤龍はこうして相手に攻められてしまう相撲が序盤は多くなりました。
1勝4敗です。
休場明けで少し足を気にするしぐさもある高安です。
きょうは互いに左まわしが欲しいということで高安が左を差しにいって先に上手をつかんでいます。
高安がねらいどおりの相撲を取ったでしょうか。
力が違いますからね。
高安は三役にいても不思議じゃない力士ですよね。
それはそうですね。
この辺では。
西の12枚目です。
この辺では力の差があるんでしょうね。
こういう力士、若手の力士がけがとかで落ちてきてなかなか大関になりきれない。
みんな伸び悩んでいるね。
この辺が非常に何というかじれったい感じがしますね。
高安の新十両は5年前の九州です。
舛ノ山とともに上がってきて期待も、今ももちろんあるんですがそのあと平成生まれ初の関取となったところからけがなどにも苦しんでいます。
三役の経験ももちろんあるんですが。
高安は4勝1敗の成績でこの5日間を終えました。
早く上に戻るためにも勝ち越し以上の大勝ちを目指していきたい高安です。
土俵には豪風と北太樹が上がっています。
先ほどことし1年の新十両でもご紹介した御嶽海がこの相撲のあとに登場してきます。
まだ、まげの結えない新入幕東洋大学4年生のときに学生横綱、アマチュア横綱を取ってことしの春場所10枚目格付け出し。
そこから4場所で新入幕まできました。
年6場所制以降で見ますと遠藤の3場所に続いて2番目に早い記録です。
周りを見ても長岡、のちの朝潮武双山雅山といった大関まで上がった力士もいます。
この記録は本当にすごい記録です。
向正面は出羽海部屋で指導する小城錦の中立親方です。
部屋としても久しぶりの幕内力士ですね、期待も大きいかと思いますが。
中立⇒御嶽海が入門してこの勢いで上がってきてくれているおかげで幕下の若い子たちもまたもうひとふんばりして頑張ってくれています。
いい雰囲気になってきているなと思いますね。
今場所、連勝スタートでしたがここ2日間は四つに組み止められて連敗。
きょうはこのあと御嶽海は豊響と対戦です。
土俵が時間になりました。
2勝2敗どうし。
中央大学から学生横綱のタイトルを取って15枚目格付け出しで入門した豪風。
御嶽海に次ぐ5場所で幕内に上がって10年以上にわたって幕内の土俵を務めています。
対戦相手は北太樹です。
押しといなしの豪風。
まわしが欲しい北太樹です。
下手投げ、北太樹の勝ち。
最後は投げの打ち合いになりましたが深く入った北太樹が勝って3勝2敗と白星を先行させました。
豪風は2勝3敗です。
立ち合い一度合わずに正面側では2回目は、北太樹がすぱっと得意の左を差し込んでいきました。
あそこに入ると下をくぐるしかないですね。
初日、二日と2日間立ち合い攻め込まれる場面がありましたが豪風は三日目から内容もよくなってきました。
初日、二日の相撲を見るとちょっと元気がなくなったかなという感じがしましたが立ち合いなんですね。
鋭さが戻ってきました。
北太樹が勝って3勝2敗。
2連敗のあと3連勝。
豪風は2勝3敗であすからの中盤戦です。
先ほど休場明けで4勝目を挙げた高安です。
初めての休場、初めての休場明けということで、場所前もうひとつ稽古も自分としては納得できなかっただけに不安な中で初日を迎えました。
ただ日に日になじんできている土俵になじんできている感じがあります。
だいぶ調子も上がってきましたという話をしました。
休場明け、1場所だけというふうにも思うんですが力士は1場所開いただけで不安を口にする力士が多くいます。
豊響と御嶽海です。
上位を何度も経験している豊響に御嶽海が挑みます。
向正面の中立さん、期待の御嶽海ですが2勝2敗の4日間どうでしょうか。
立ち合いで突き起こせればそのあとの流れというものも出てくるんですけれども。
初日、二日目よかったですよね。
やはり四つに組み止められたら幕内では、そうはいかないということですよね。
きょうは豊響が相手です。
組む展開はちょっと予想しにくいところがあるんですか。
ただ豊響、馬力がありますからね。
立ち合いの1発目が重要になってきます。
十両で一度やっていてそのときは立ち合い負けていて、突き返したところを、はたかれました。
押し込まれると当然押し返そうと思いますからねそこをうまくはたかれたという一番だったんですけれどもやはり1発目で自分が下げられるのではなく相手を下げていくということですよね。
豊響よりも先に動いている御嶽海。
突ききった御嶽海勝ちました。
十両時代に敗れた豊響を相手に突き勝ちました。
3勝2敗、白星を先行させて中盤戦に入る御嶽海。
決まり手は押し出しです。
向正面の中立さん。
ポイントに挙げた立ち合い悪くなかったと思います。
あたったあとに2、3発突かれたんですけれども前傾姿勢を保とうとしていましたよね。
それで手が下から出ていたことによって逆に押し込むことができました。
下から押し上げていくと豊響のほうが嫌がって右にいなしていますね。
逆にそれをやられたことによって豊響の上体が起きましたね。
下から押したことでですね。
どうですか?十両時代とは違った姿を先輩力士に見せましたね。
これしかないのでね言ってみれば立ち合いで突き放して攻めるこれしかないのでこれからまたいろいろと経験して四つに組まれそうになったときにどうするかとかそういうことも考えていかなければいけないのかなと思います。
正面の解説の北の富士さんから見れば北の富士さんも出羽海部屋で育った力士ですから後輩力士、だいぶ後輩になりますけれども。
きょうの豊響に突き押しで勝ったということは自信を持っていいと思いますよ。
これで四つ身になるときのうかな?おとといかな?負けましたよね。
松鳳山ですね。
四つになったら幕内ではちょっとまだ苦しいよね。
ですからこの力士は上背も180そこそこ。
1m78cmです。
突き押しでこれからも取っていかなければいかんでしょうね。
下からですね。
徹しなきゃ。
四つ身は捨てたほうがいいですね。
まわしはないものだと思ってね。
その相撲で新入幕、本人は緊張もあると言っていましたが3番突き出し、押し出し、押し出しで白星を挙げています。
押し相撲どうし玉鷲と臥牙丸です。
臥牙丸がこの大きな体を生かしてよく攻めています。
しかし、この対戦成績は臥牙丸の1勝、玉鷲の11勝です。
玉鷲がこのところ7連勝中です。
逆転、今場所も玉鷲です。
8連勝です、臥牙丸に対して。
玉鷲は3勝2敗敗れた臥牙丸も3勝2敗となりました。
決まり手はすくい投げです。
先場所も、すくい投げで玉鷲が逆転勝ちしています。
どうしても臥牙丸は、抱え込んで腹を出して出ていきますからね回り込まれると足がついていかないんですね。
合い口が悪いんですよ。
ひと言でいえば。
臥牙丸にとって。
臥牙丸は右から抱え込んで出ますからね。
体が生きませんね。
臥牙丸についてのリポートです。
戻ってきたときの臥牙丸は怖かったです。
とてもじゃないですが、話は聞けませんでした。
館内に拍手が沸いています。
最も前半戦で歓声を浴びているのが地元福岡出身の松鳳山。
返り入幕で3勝1敗。
きょうは宝富士との対戦です。
先場所十両優勝で4場所ぶりの返り入幕の松鳳山です。
きのうは新入幕の御嶽海を上手投げで破って三役経験者のところを見せました。
松鳳山についてのリポートです。
地元だから気負いはあるんだそうです。
しかし、それはそれで相撲には影響していません、関係していませんと言っています。
一番一番全力を出し切るつもりで土俵に上がっていて動きもいいし、反応もいいしここまでは、いい集中力が保たれていますと言っています。
突っ張りきる相撲が今場所はまだないんですが突っ張るのは何かをするために突っ張るんです。
前哨戦なんだと言っています。
足がよく出ていくからそういう流れが出ているんだと思います。
確かに突っ張ってから中に入る相撲ですね、松鳳山。
中立⇒もともと入門時から左四つばかりで相撲を取っていました。
突っ張りというのは入門してから覚えたものだと思います。
左四つでも取れるのであれば突っ張って攻め込んでおいて左を差して攻め込むのも1つの方法だと思います。
宝富士も左四つです。
相四つになります。
横に突いて寄り倒しました松鳳山。
4勝1敗。
攻められましたがうまくいなしました。
宝富士は今場所も松鳳山に勝てず2勝3敗と変わりました。
決まり手は寄り倒しです。
中立さん、きょうは突っ張りではなく、相手の差し手を押っつける格好からでしたね。
横から突き上げようとしたんでしょうか。
ただそのあと左を浅くのぞかせて右をねらってもろ差しをねらっているよというような形から外から動きだしていきました。
宝富士もついていけなくなりましたね。
宝富士はなかなか松鳳山に勝てないんですけれどもこれで4回対戦してまだ白星がありません。
松鳳山という力士は前相撲から苦労して上に上がって三役も経験しています。
駒澤大学の出身です。
御嶽海同様、入門から4場所で関取に上がったのは正面に座っている武双山もいます。
この武双山の新入幕の場所平成5年の秋場所十四日目に勝ち越しを決めた一番をご覧いただきます。
実況
押し出して武双山勝ち越しました。
太田⇒相手の鬼雷砲があたりを警戒するほどの北の富士さん、この武双山も強いあたりを見せていましたね。
この人は入門してきたころから横綱もねらえるくらいの期待をされた人です。
新入幕の場所は、さすがに緊張も当時、あったそうなんですが北の富士さんが審判部におられたころですね。
そうです。
いい力士でしたよね。
周りはテレビで見ていた人ばかりで本当に緊張したと武双山、新入幕のころ話していました。
今でも強そうだね。
武双山。
中立さんはそのころ、幕内に上がって切さたく磨した時代がありましたね。
新入幕の場所、武双山とその場所はあたりました。
結果は私が勝たせてもらいました。
立ち合いのあたりが半端ではなかったです。
ぶつかる衝撃がほかの人とは違いました。
タイプは違うかもしれませんが御嶽海にそういうあたりがついてくると。
そうですね。
そういう重みのあたりをつけるためにはもっともっと御嶽海は体を鍛えないといけませんね。
土俵が時間になっています。
1勝3敗の徳勝龍と3勝1敗の蒼国来です。
行司は木村寿之介です。
寄り切って蒼国来の勝ち。
蒼国来、4勝1敗序盤戦、好成績です。
徳勝龍は敗れて1勝4敗です。
蒼国来の差し手を許さないということで、徳勝龍が右を固めて差させないようにして突き放して先手を取りにいったように見えたんですが。
蒼国来、力をつけてきたといいましょうか体は小さいが、相撲はなかなかしっかりしていますね。
腰が低いですね。
力は強いんでしょうね、きっと蒼国来。
東の10枚目で4勝1敗けがなどに苦しんだ時期もありましたが、今場所は白星を好調に伸ばしています。
あすは高安との対戦です。
高安が帰り際に足を止めて、今の蒼国来の一番を見ていました。
あした、対戦がありますね。
松鳳山についてのリポートです。
やはりもろ差しになりなったけれども思ったよりも重かったそのために、少しずらしていこうという動きになった。
ねらいどおりにいかなくても次の手が瞬時に出てくる松鳳山です。
1勝3敗どうし佐田の富士と誉富士。
国際センターの中かなり歓声が聞こえています。
佐田の富士コールでしょうか。
西のいす席の上のほうにのぼりが揺れています。
地元九州長崎出身の佐田の富士先場所苦しい初日からの13連敗がありました。
西の9枚目に番付を下げました。
地元の歓声を浴びてきのう今場所初白星を挙げました。
ふるさと後援会と書いてあります。
地元長崎県の南島原市から子どもたちがのぼりを持って駆けつけました。
こういう応援は九州場所ならではですか。
いいもんですね。
力が出ますよ。
きのうは得意の突き押しではなく相手に組まれて相手、魁聖、右四つで不得手の四つから上手をつかんで寄り切りました。
佐田の富士は自分でもびっくりしましたと言っています。
きょうの対戦相手は突き押し誉富士です。
押し相撲どうしの対戦です。
1勝3敗どうし。
この1年の両者の対戦は、突き押しで離れて取ると佐田の富士が勝っています。
守りの体勢、佐田の富士。
下手でも欲しいですね。
誉富士、頭をつけています。
誉富士も攻めないといけないですね。
残した、佐田の富士2分がたちましたね。
はたいた、佐田の富士の勝ち。
2分15秒の熱戦。
ファンも大喜びです。
佐田の富士が勝って2勝3敗。
誉富士、1勝4敗と変わりました。
応援のおかげだね。
誉富士もよく攻めました。
最初の攻めをこらえたところで2階席から大きな声が佐田の富士に飛びました。
そのあとさらに館内全体からも声が飛びました。
誉富士は残念。
この対戦では右のまわしを取ってから誉富士が勝利をつかむことが多かったんですが。
200kgを超えた体ですからじっくり止まってしまうと誉富士も大変ですよ。
相手の下手を取らずに差すなり押すなりして揺さぶらないとだめだね。
北の富士さん、速く攻めないといけないという声がありましたね。
確かに止まった時間が長かったですかね。
佐田の富士は長い相撲が得意ですからね。
押し込んで、出し投げで崩しかけるところもありました誉富士。
腰の重いいい力士ですね。
攻める腰に変わってくるともっといいんだがね。
攻めるともっと腰が生きてくるでしょうね。
この体を半分も生かしきっていない相撲ですね。
きょうは地元のファンの前で熱戦、白星をつかんだ佐田の富士。
リポートです。
敗れた誉富士ですがこちらはもっと荒い息遣いでモニターで自分の取組を見ることさえできませんでした。
いろいろと問いかけましたがうなずくか首を振るだけで答えにもなりませんでした。
2分15秒頑張りました誉富士。
先場所幕下優勝の千代翔馬が取り直しで右の変化で上手投げで勝ちました3連勝。
新十両、朝弁慶寄り切り4勝1敗好成績。
4勝1敗5人で序盤5日間を終わりましたことしの九州場所。
富士東、正代、朝弁慶東龍、大翔丸の5人です。
土俵は時間になりました。
2勝2敗どうし琴勇輝に旭秀鵬です。
自己最高位東の6枚目2勝2敗の琴勇輝。
敗れた相撲も含めて突きっぱなしの相撲が出ています。
きのうは左を差す形の立ち合いになった旭秀鵬西の7枚目。
ほっ!
気合いの声
木村晃之助が合わせます。
攻めきった琴勇輝。
突き出し、琴勇輝の勝ち。
琴勇輝勝って3勝2敗旭秀鵬敗れて2勝3敗と変わりました。
向正面の中立さん旭秀鵬からすればふだんですと右のかち上げからいきたいんですがもろ手で起こされてしまいましたね。
本人も突っ張りがあるんですから突き返して自分の右四つの形を作るような相撲、もっとこだわっていいんじゃないかと思うんですがね。
今の場合だと受けてしまったということは徹底しきれなかったということですか。
相手に合わせながらばたばた動くというのが結構見られますね。
もっと自分の形を作るための突っ張り。
突っ張ったあとに右を差す。
右の上手を引く。
そういうことにもっとこだわって稽古場からやっていったらいいんじゃないかなと思いますね。
大相撲は対戦相手がいますのでどうしても相手がどうくるかなということでいろいろ考える部分もあると思いますが旭秀鵬の場合は自分がどうするかということを考えたらいいということですか。
そう思いますね。
琴勇輝のほうは頭でいくかもろ手でいくかの違いがありますが突っ張り1本で相撲を取り続けています。
土俵上は魁聖と佐田の海幕内前半最後の相撲になります。
遠藤が西の土俵下膝を痛めている部分も影響しているかと思いますが足を伸ばして座っています。
先ほどから武双山の映像を見ていただいた御嶽海入門4場所でスピード出世の話をしましたが遠藤がそういう力士たちを上回る3場所で幕内に上がってきています。
歴代で最も早いスピード出世です。
おととしの秋場所が新入幕でした。
一気に上がっていくかと期待を持ったファンも多かったと思います。
新入幕から数えると2年余りですね。
デビューが華々しかっただけにけがもありますけれども低迷しているなという感じはしますね。
体がまず大きくならないね。
それに立ち合いの馬力、勢いとかうまさは持っていますけれどもその辺が成長していないかなと期待ほどの成長はないかなという見方でいいんじゃないでしょうか。
けがもあったというところが部屋での稽古がなかなかできないという状況につながっているのかもしれません。
けがもあるでしょうけれどももう少し大きくたくましくなってもいいんじゃないかなと思う。
体はそんなに変わっていないでしょう、入門したときと。
うまく土俵を使いました佐田の海、3勝2敗敗れた魁聖は3勝2敗と変わりました。
佐田の海と魁聖の相撲に遠藤の話をしてしまいましたね。
大変失礼しました。
佐田の海がね、土俵際の体をかわすのがうまいですね機敏ですよ。
今場所は差せなくても前に出ていく魁聖が、きょうは右を差して出て行ったんですけれどもその辺りのうまさですね。
魁聖は腰が高いですね。
最後は相手の膝の裏にも手を伸ばしていますが完全に佐田の海が動き勝ちました。
このところ佐田の海が負け越しが続いて地元九州熊本出身九州場所は西の前頭5枚目で迎えています。
悪い流れを止めたいと言っていましたが白星を1つ先行させて3勝2敗の序盤5日間です。
ニュースをお伝えします。
秋の園遊会が開かれ、漫画家の水島新司さんなど、招待された人たちが、天皇皇后両陛下や皇族方と和やかなひとときを過ごしました。
園遊会には、皇太子妃の雅子さまも12年ぶりに出席されました。
園遊会は、両陛下の主催で、きょうは、皇太子さまやほかの皇族方と共に、雅子さまも平成15年の秋以来、12年ぶりに出席されました。
赤紫色のスーツと帽子姿の雅子さまは、当初、検討されていた冒頭の行事への出席を終えたあとも、5分ほど会場の庭園を回り、招待者にことばをかけたり、笑顔で会釈を交わされたりしていました。
両陛下と皇族方はこのあと1時間近く庭園を回り、ドカベンやあぶさんなどの作品で知られる漫画家の水島新司さんや、iPS細胞を使った世界初の臨床研究を行っている理化学研究所のプロジェクトリーダー、高橋政代さんなど、招待された人たちと歓談されました。
ホンダは、車のエンジンを制御するコンピューターの不具合で、走行できなくなるおそれがあるとして、Nボックスなど、5つの車種10万台余りのリコールを国に届け出ました。
リコールの対象となったのは、ホンダのNボックス、Nボックスカスタムなど、5つの車種合わせて10万台余りです。
製造期間は平成23年12月から去年4月までです。
国土交通省によりますと、車のエンジンを制御するコンピューターのプログラムの不具合によって変速機の部品が壊れ、走行できなくなるおそれがあるということです。
ホンダには、車が止まったといった不具合の報告が、これまでに9件ありましたが、けが人はいないということです。
ホンダでは、あすから全国の販売店で、プログラムの改修などを無料で受け付けることにしています。
生字幕放送でお伝えしています九州場所五日目の福岡国際センターはちょうど4戦4勝の勢と、人気の遠藤が土俵に上がったところです。
これから幕内後半の取組です。
前半の結果を振り返ります。
新入幕御嶽海は、押し出しで3勝2敗と白星を1つ先行させました。
今場所も活躍が続く嘉風がきょうは栃煌山戦そのあと大関が登場します。
大関、4戦4勝の地元九州福岡出身の琴奨菊が豊ノ島と対戦します。
少年時代からのライバルどうしの対戦。
横綱の4戦4勝は白鵬。
日馬富士、鶴竜は3勝1敗できょう五日目です。
声援がいろんなところから飛んでいます。
4戦4勝の勢にきのう今場所の初白星が出た、遠藤の対戦。
過去4回の対戦いずれも勢が遠藤を破っています。
右四つ勢。
四つに組むなら左四つの遠藤けんか四つの対戦です。
遠藤は左を差し勝っても、勢が右から小手に振ったりはたいたり、上回っています。
先場所敢闘賞を受賞得意の右がなかなか入れないんですが、それでも立ち合いのあたりから前に出る意識がいい白星につながっている勢です。
北の富士さんから厳しい指摘もいただきましたが遠藤は先月25歳の誕生日を迎えています。
もう25ですか。
大学を卒業して入門してきましたからね。
相撲は3年4年はすぐですからね。
本人も上の番付の意識も口にしています、遠藤です。
制限時間いっぱいです。
東西の4枚目どうしの対戦人気力士どうしの対戦です。
恐らく勢は右を差しに肩からいくでしょう。
遠藤はこのところ勢戦は突っ張りから左四つをねらって差し勝つケースがあります。
木村庄太郎が合わせます。
寄り切り、勢の勝ち。
今場所も勢でした。
5連勝。
遠藤は、1勝4敗です。
決まり手は寄り切りです。
北の富士さん、正面側でしたからよく見えたんですが右と左がぶつかり合ったあとに遠藤得意の左は入ることは入るんですけれども勢に、小手投げで振られて。
引っ張り込まれたまま出られましたね。
そして土俵を割りました。
両者の馬力が違ってきたなという感じですよね。
勢からすると、右が入らなくても振っていけばという感じがあるんでしょうか。
強引な相撲でも持っていけるんですね。
左足が出ていました。
この程度の、この程度のと言っちゃなんだけど自分の体勢がいいんだから逆に持っていかれているあたり遠藤の馬力不足力不足というのを感じますよね。
まさに、土俵下のときに技術うまさはあるんだけれどもという話がありました。
そういうところでしょうか。
うまさは、あるんですがあるところまで来ると通じなくなりますね大きな相撲に、強引な相撲に押しきれないですね。
勢も三役を経験しているわけです。
勢、初日から5連勝は幕内で初めて。
新十両の平成23年九州場所新十両で優勝していますがそのとき以来の初日からの5連勝です。
日が西に傾きました。
博多湾にほど近い福岡国際センター。
日中の最高気温21度2分きのうに続いて20度を超えました。
穏やかな風が吹いています。
幕下の東の筆頭の安彦と千代丸の対戦から始まります。
十両の鏡桜と朝赤龍から始まります。
数字は過去の対戦成績です。
5連勝の勢のリポートです。
きょうも先手先手で自分から動いていきました。
何をするにも思い切ってやっています。
好調ぶりがうかがえました。
確かに思い切った右からの攻めに見えました。
土俵が時間になりました、1勝3敗どうしこのところ番付を上げてきている東の5枚目の阿夢露と西の3枚目の安美錦です。
先場所、阿夢露が実力者の安美錦を寄り倒しで破りました。
今場所この番付では少し相手の圧力に押し込まれている感じがある阿夢露です。
安美錦は二日目の遠藤戦では得意の右のまわし持ち味のうまさが出ました。
はたき込み、安美錦の勝ちです。
阿夢露に攻め込まれましたがうまく回り込みました。
決まり手は、はたき込みです。
向正面は中立さんです。
一瞬攻め込まれたように安美錦からすれば見えたんですけれども。
立ち合いあたってから、攻めは阿夢露がよかったですよね。
ただ安美錦も、下がっても慌てないですよね。
相手の動きをよく見ながらかわすときもうまくかわしますよね。
最後、下がりながらはたくとき一瞬まげの辺り、はたきはどうなのかなと思ったんですけれども。
はらっとしましたよ。
審判から動きはありませんでした。
まげをつかみますと反則で相手の勝ちとなりますが今の相撲ではそれがありませんでした。
つかんではいませんからね。
入っただけですから。
つかむと反則です。
国際センターがにぎやかになってきました。
嘉風頑張れ、という手前の文字向こう側には栃煌山とあって人気力士どうし。
2勝2敗どうし。
東の関脇栃煌山。
嘉風の小結に戻って地元大分市出身九州場所を迎えて、初日鶴竜二日目稀勢の里を破って2勝2敗の成績です。
ここ数場所の嘉風の好調ぶりを示すように栃煌山戦、過去の成績では分が悪いんですがそれでもこのところ嘉風が3連勝中です。
きのうの白鵬戦は右の張り手1発そこからのはたきで一瞬で敗れてしまった嘉風ですが本人は、あれは変化ではなく落ちた自分が悪いんですと相撲を振り返っていました。
ただ、33歳の嘉風がここ3場所で10勝、12勝11勝と勝っているんですよ。
大関よりもいいんだからね。
最多勝争いの中でも4番目につけている状況です。
何がこんなに変わっちゃったんだろうね。
本人は勝ちたいという気持ちではなく楽しむですとか全力を出し切る気持ちになれるようになったと言っているんですけれども。
その域に達したんだね。
そうか。
その心境にはなりきれないんだけれどもね楽しむというね。
僕らの時代は、そういうことはなかったよね楽しむというのは。
相手がいるわけですからもちろん勝ちたいですよね。
あらゆる分野のスポーツで、今楽しむということばが出ていますから。
何がいいんだろうねとおっしゃったので技術的なことを中立さんに聞いてみようと思います。
嘉風の相撲を見ていて変わってきた部分感じる部分はありますか。
技術というか気持ちの気がするんですけれどももともとあたって中に潜り込むとか横の動きがあったりしたんですけれども気持ちが変わって余裕が出てきたというか相手を見ることができるようになってきたのかなという感じには見えます。
相手を見ることができるというと?若いころは、がむしゃらに押していくという相撲が多かったと思うんですけれどもこのところ相手をよく見ながら止めるところは止める出るところは出るというメリハリができているのかなと思います。
土俵は時間になりました。
このところ3連勝、栃煌山戦は栃煌山が右肩からあたって嘉風は左肩からあたってそのあと嘉風、いなしや先手を取って栃煌山を破っています。
力的には栃煌山のほうがまだ上だと思いますよ。
三役で続けて勝ち越していますからね。
栃煌山も序盤で黒星を先行させるわけにはいきません。
寄り切った、嘉風の勝ち。
拍手と歓声
嘉風、勝って3勝2敗。
関脇栃煌山2勝3敗と変わりました。
うまいね。
むだがないよね。
北の富士さんがうなりましたね。
やはり差されても横に動いてすぐに巻き替えにいって。
やることにむだがないよね。
次々と技が出ました。
これはやはり考えては取っていないよね体が反応するんだね。
嘉風の持ち味のスピードが出た相撲ということでスローではなく先ほどの取組をもう一度そのままのスピードでご覧いただきます。
栃煌山も右肩からあたったあと突っ張ってすぐに中に入るのではなく考えた立ち合いに見えたんですが。
そうですよ。
しかし、そのあとです。
上手が切れたら、すぐにいなしそして肩すかしから突いて今度は中に入ろうとします。
それもだめなら横に突きながらうまく右から差し込んでいきながらですね。
相手がよく見えていますよね。
これだけ速い動きなんだから考えて取っているんではなくて体が反応しているよね。
確かに栃煌山が次の動き次の動きとされていますので。
先手先手といかれていますのでね。
後手に回っていますね。
きょうも速いすばらしい相撲を取った嘉風。
中立さん、相手が見えているのではないかという話をいただいたあとの相撲でしたがどうでしたか。
栃煌山も立ち合い1発あたって突き放しにいっているんですが突き放したあとにすでに見に行っているんですよね。
嘉風からしたら動きやすいんですよね、見てくれるので。
そこで間髪入れずに攻め込まれると嘉風の動きも制限されるんですけれども見てくれるので嘉風も動きやすくなりますよね。
嘉風の動きを警戒したというのが栃煌山にはあったのかもしれないですね。
嘉風らしい相撲を取って3勝2敗。
あすは日馬富士戦です。
これは日馬富士もきょうのような相撲を取られると慌てる部分があるでしょうね。
以前、日馬富士戦でスピード勝ちした相撲がありました。
まだ何か先場所の2横綱2大関を破った勢いが嘉風にはありますね。
あれはここのところの好調がフロックじゃないなと。
本当に力をつけたなという感じがしますね。
地元九州大分出身ということも含めて中盤以降も楽しみな嘉風。
土俵に大関の登場九州場所五日目。
カド番の豪栄道が上がってきました。
大関に上がったのが去年の秋場所で1年余りたちました。
今場所が2回目のカド番です。
三日目栃ノ心に胸を合わされて完敗でしたがきのうはその反省を生かして自分から攻めて安美錦相手に組めなかったんですが攻める相撲で勝ちました。
嘉風の話です。
驚いたのが仕切っていたら栃煌山がきょうは少し後ろから立ってきたので思い切って突っ込んでいくとうまくあたれない。
だからあれはわざと少し立ち遅れたというか自分がいちばんあたれるところまで、相手が出てくるまで待っているわけですと話しました。
そのあとは流れの中でと非常に実は冷静に見ていますね。
中立さんの見立てどおりといった感じかもしれません。
そうしないと全力が出し切れませんからと言いました。
豪栄道について中立さんに聞きます。
場所前に右手首の心配な情報がありましたが、ここまでの4日間は見ていてどうですか。
二日目辺りの相撲はよかったと思うんですが。
豊ノ島戦ですね。
ちょっと相手にいい格好になられてそれでも強引な首投げ小手投げも考えられますからね。
そうならないように自分の形をこだわって作っていくことでしょうね。
大砂嵐と相四つで敗れた栃ノ心同様上半身の力が強い相手ですね。
上手を取られるリスクはあっても深く差すということですよね。
豪栄道の攻め右を深く差して寄り切りました。
豪栄道、勝って4勝1敗。
カド番の場所、4勝1敗で序盤戦を終えました。
今場所は日馬富士を破っている大砂嵐ですが敗れて1勝4敗となりました。
大砂嵐がもろ手突きでくることは大関も頭に入っていたと思いますがそこで踏み込んで右を深く差していきましたね。
うまくもろ手でくるところに自分は張り差し気味にいっているんですね。
その手がちょうどもろ手の間のところに入っていったのでそれでうまく入っていくことができたのかなと思いますけれどもね。
やはり深く差し込んでいこうということを考えていたんだと思いますけれども上手を取られてもかまわないから深くというのはどういうねらいなんですか。
差す前に取られちゃいけないですけれども深く差したあとに取られた分には反応できると思うんです。
それだけのものがあると思うのでなので怖がらずに深く差すということを意識したほうがいいと思うんですね。
先に動けば相手が不利になりますし上手を取られても相手の深いところになるわけですね。
肩越しとか横からの上手になりますから。
まずはカド番の脱出これが大きな目標になっている今場所の豪栄道です。
早めに脱出して元気な相撲で優勝争いに加わってもらいたいものです、大関の豪栄道。
その豪栄道が豊ノ島に力水をつけます。
館内のファンの声は地元の大関琴奨菊に飛んでいます。
4戦4勝の琴奨菊に3勝1敗の豊ノ島。
少年時代からのライバルどうし。
入門、平成14年初場所の同期生どうし。
高校時代は同じ高知県で明徳義塾の琴奨菊と宿毛高校の豊ノ島。
しのぎを削った時代もありました。
過去は琴奨菊が大きくリードしていますがこのところ豊ノ島は不戦勝も含めて琴奨菊戦5連勝中です。
まず琴奨菊ですが、今場所いいですね。
いいですね。
先場所の好調をそのまま持ってきていますね。
本人も、今までにない感覚で落ち着いてどっしりできていると言っています。
本当に迷いがないし右から引っ張り込む相撲もないことはないけれども出足がいいのでね大事には至っていませんね。
これからですよね。
体の大きい人にあんな相撲を取ったら万歳になりますからね。
きょうの相手は体は小さいんですがこのところ不戦勝を含めて5連敗という。
ライバルに最近、分が悪いです。
体形が自分より小さいし低いからね。
多少やりにくい面もあるでしょうね。
豊ノ島に話を聞いています。
5連勝といってもそれは大関が、けがなどがあった時代でいやいや、今場所は絶好調ですよ大関は。
馬力がすごいですね。
いちばん強かったころの馬力に戻ったんじゃないかな。
差しても押っつけて挟みつけられて、これがすごいです。
きょうはとにかく馬力をなんとかしないと相撲にならない。
そのためには立ち合いです。
立ち合いしっかり踏み込んでまず馬力負けしないこと。
仮に差せたとして押っつけられたとしても正面にいると完全に押っつけられてしまうので、その場合はうまく動きたいという話をしています。
理想は馬力負けせずにしっかりあたって前に出ることだということです。
時間になりました。
このところこの対戦を見ていくと琴奨菊が本来は左四つですがもろ差しを許したくないということで右を固めて立つ立ち合いが多くなっています。
差し勝ったとしても豊ノ島に巻き替えられたり肩すかしを引かれたりしています。
ライバルにこのところ連敗中の琴奨菊です。
序盤戦無傷で乗り越えれば地元の期待がますます高まってきます。
ポイントは立ち合いと話していた豊ノ島。
木村玉治郎が合わせます。
土俵際微妙だが軍配は豊ノ島。
物言いがつきました。
軍配は豊ノ島。
豊ノ島の肩すかし。
足の出たタイミングと琴奨菊の倒れたタイミング。
微妙。
かかとだ。
俵の上なのか蛇の目をはいているのか。
かかとが上がっているとすれば残っていますね。
そうなると琴奨菊。
でももうダイビングしていますね。
体がなくなっていますね。
そうなると右のかかと。
残っているように見えますね。
もう少し上から確認したい気もしますが。
つまり豊ノ島の左足は問題なさそうで右足のかかとが俵の上なのかどうか。
右足を後ろに大きく踏み越したときには、琴奨菊の体は完全に飛んでいるということですね。
完全に宙に浮いていますしあれはもう問題ないと思いますね。
別の角度からも見ましょう。
豊ノ島の右の足と琴奨菊の体。
ちょっと足元が微妙で少し分かりにくかったかもしれません。
もう少し下のほうだったらよかったね。
一瞬、蛇の目の砂が。
盛り上がったね。
少し浮いたようにも見えました。
蛇の目は完全に着地しないと砂は舞わないものだと思うんですが。
かかとの裏の砂が、盛り上がったように見えましたね。
軍配は豊ノ島、長い協議でした。
ただいまの協議について説明いたします。
行司軍配は豊ノ島に上がりましたが豊ノ島のかかとと琴奨菊の体の落ちるのが同時ではないかと物言いがつきましたが豊ノ島のかかとが先に出ており行司軍配差し違えで琴奨菊の勝ちとします。
琴奨菊5連勝。
際どい相撲でした。
豊ノ島のかかとがやはり出ていました。
差し違え。
かかとの感覚は豊ノ島にあったかどうか。
しかし唇をかんで花道を下がりました。
琴奨菊、勝って5連勝。
決まり手は押し出しです。
立ち合い負けしたくないと話していた豊ノ島。
きょう琴奨菊は右を固めるよりは引っ張り込むような感じ。
差させて立ち合いから攻めていきました。
最後もつれましたので蛇の目もかなり乱れています。
立ち合いから振り返ります。
引っ張り込んでますね。
圧力が伝わって豊ノ島が引いているんでしょうね。
それもありますね。
向こう側で差し手争いになっています。
肩すかしにいったところ出られた。
そうなんですね。
勝機だと見た琴奨菊が多少強引だけど寄っていったね。
これでよかったと思うんだよね。
取組前に琴奨菊の出足がいいとおっしゃっていました。
相手が引いたところすぐ出ていきましたね。
右のかかとがすでに蛇の目をはいていたという判断で琴奨菊が勝ちましたこの勝利、どう見ますか。
1つ間違えれば軍配が反対に上がりますからね。
こういう土俵際の詰めを気をつけてあしたからやたらに出るのではなくてそこは注意したほうがいいですね。
一度軍配がいったものがこちらに来たということで白星を拾ったという言い方もできるかもしれません。
勝ちにも恵まれているなというそういう気持ちでいったほうがいいですよ。
何でもいいほうに考えて。
そうですね、豊ノ島戦の連敗も止めたわけですし去年の名古屋場所で優勝争いカド番の場所で12番勝ったときそれ以来の初日からの5連勝ですね。
これは少しやはり琴奨菊に期待が大きくかかりますね。
豊ノ島のリポートです。
かかとの感覚はありませんでした。
自分では分かりません。
本人から左ですか?と聞いてきたくらいです。
本人の感覚としてはなかったようですね。
しょうがないと言って風呂に入りました。
琴奨菊のリポートです。
結果はどうであれ自分からしっかり攻めていった相撲だった。
ただ土俵際については悪くても取り直しかなとそれぐらいに思っていたそうです。
明暗分かれた土俵際になりました。
序盤戦5連勝は琴奨菊と平幕の勢そして千代鳳そしてあとは、このあと相撲を取る白鵬、この4人です。
土俵には逸ノ城と稀勢の里が上がっています。
今場所の稀勢の里。
まだ1敗でしょう。
嘉風に敗れたのは稀勢の里、腰高だったね。
もったいない相撲だったね。
どうしても序盤に取りこぼすと追いかける展開になっていちばん苦しくなりますね。
きょうの相手、逸ノ城過去は4対3と稀勢の里が1つリード、このところ稀勢の里が3連勝中です。
逸ノ城に一瞬右を差されたんですがそのあと稀勢の里が巻き替えたり差し勝ったりしています。
逸ノ城はまだ今場所白星がありません。
稀勢の里、寄り切りました。
4勝1敗。
逸ノ城、5連敗です。
北の富士さん、どっしり取ったんじゃないでしょうか。
稀勢の里の思うように取ったんじゃないでしょうか。
右で上手も取りました左のかいなも十分返っていました。
相手に張るのは下手投げでしかたない警戒するのはそれにしても逸ノ城今場所はひどいですね。
全く力が出ないです。
むしろ相撲が悪くなっていますね。
きょうは3大関、ここまですべて勝っています。
4人目の大関照ノ富士二日目に栃煌山に敗れましたがここまで3勝1敗右膝を痛めています。
この両者は、過去4対0で、照ノ富士がリードしています。
照ノ富士が先場所優勝決定戦で敗れてあるいは今場所の成績いかんによっては、場所後に横綱昇進の話も出てくるのか期待はなくもなかったんですが二日目には早くも土がついて右膝も心配されます。
はらはらして見ているんですが悪いなりに考えて相撲を取っていますね。
強引な投げをあまり打たなくなりました。
左を取るまで我慢しています。
取ったら上手を切って頭をつけるという芸の細かいところを見せている照ノ富士です。
栃ノ心はここまで1勝3敗三日目に大関豪栄道を破っています。
右足のテーピングきょうは少し小さめのものです。
先場所、新三役で2桁の白星を挙げた、栃ノ心。
中立さん、栃ノ心、チャンスがないわけではないと思いますがどうでしょうか。
そうですね、栃ノ心からすれば左の上手、浅いところを先に引きたいところです。
深い上手になると胸を合わされるところもあります。
やはり浅いところを引くような立ち合いがほしいですね、栃ノ心。
栃ノ心、寄り切りました。
照ノ富士、2敗です。
序盤で2敗を喫しました大関の照ノ富士。
勝った栃ノ心、2勝3敗です。
中立さん、栃ノ心、きょうも左に動いて、上手、少し深いと思ったんですが。
上手が深かったんですが照ノ富士の右の膝上がったときに両足で残っているように見えますが重心は左に偏っていますね。
照ノ富士は左のほうで残そうとしているので栃ノ心の上手のほうが効いてきますね。
右に体重を乗せることができれば相手の上手に対して引き付けられないように、邪魔をすることができるんですが右に重心が乗らないので、栃ノ心の左の上手のほうが効いてきましたね。
左の膝、ここは勝敗に大きく関係してきましたね。
左の膝の状態で多くは勝てるとは思っていないと思うんですねそれを覚悟のうえで土俵に上がっていると思います。
大きくけがをしないでほしいと思います。
場所後の綱取りの話題はもうなくてけがのほうが心配ですね。
場所前からは険しい場所だとはいわれていましたよね。
土俵には横綱が登場してきました。
栃ノ心関です。
おめでとうございます。
栃ノ心⇒ありがとうございます。
照ノ富士には、5回目で初めて勝ちましたがどうでしょう。
うれしいです。
きょうはどういこうと思ったんですか。
先に上手を取ろうと思って先に先に攻めていってそれがよかったと思います。
少し上手が深いかなとも見えましたが。
そうですね。
休まずにどんどん前に攻めてよかったです。
これで大関2人倒しました。
5日終わってあと10日間あるので、頑張りたいと思いますね。
先場所も小結で、10番勝ちました、好調が続いています。
今場所も頑張らないといけないので、あしたから。
関脇に挑みたいですね。
そうですね。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
土俵が時間になりました。
3勝1敗鶴竜に1勝3敗の妙義龍過去は7対7の対戦成績です。
先場所は妙義龍が鶴竜を破っています。
妙義龍が攻め込んで横綱が引いてしまうという展開が多いこの対戦。
勘太夫が合わせます。
横綱、負けました押し出し、妙義龍鶴竜は2敗です。
今場所も妙義龍でした。
2勝3敗としました。
2場所続けて鶴竜を破った関脇妙義龍決まり手は押し出しです。
鶴竜にとっては、やはり妙義龍は取りにくいんでしょうね。
一方的でしたね。
妙義龍のあたりもよかったし角度もよかった。
それにしても一気に持ってこられると、鶴竜は、苦手が多すぎるね。
栃煌山にも分が悪いですね。
二日目から少し内容がよくなっているという、北の富士さんの話もありましたが。
ただこういう出足の鋭い相手には不安があるんでしょうね。
妙義龍からみれば2場所続けての鶴竜撃破ですね。
横綱は負けすぎだね。
先場所優勝してほっとしていると言っていますがやっぱり先場所は先場所今場所は今場所だからねほっとなんかしていられないはずです。
まだ先の話ですが現時点で白鵬が負けていないということを考えれば2つの差というのは、ちょっと。
五日目でしょう、それで2敗はこれは大変ですよ。
きょうは豪栄道、琴奨菊稀勢の里が勝ちました。
照ノ富士と鶴竜が敗れています。
今度は日馬富士。
休場明け3勝1敗、隠岐の海戦正確に言えば日馬富士は名古屋場所の初日相撲を取っていますがその相撲で右肘を悪化させて休場していますからほぼ3場所ぶりの九州場所土俵入りのときに北の富士さんからは勝ち急いでいるんではないかと話がありました。
そうですね。
余裕がないんじゃないでしょうか。
結果を残さなければいけない立場。
休場明けの高安のリポートにもありましたが土俵感覚本場所の感覚がなくなってしまう。
その中で久々の本場所ですからね。
もう五日目ですからそんなこと言ってられませんね。
隠岐の海は今場所白星がありません。
過去日馬富士戦では3番勝っていますし3年前の九州場所左四つから右小手投げ、物言いがつく相撲でしたが破りました。
今場所の隠岐の海元気がありませんからこういう力士に落としてるととんでもないことになりますから。
隠岐の海上手を取ると勝機がありますね。
日馬富士逆転。
日馬富士、勝ちました。
攻め込まれたところで投げに反応しました。
日馬富士、勝って4勝1敗。
隠岐の海、5連敗となりました。
結果的に先に上手をつかんだ隠岐の海ですが。
精いっぱいだね。
あっぷあっぷでしたね。
これで苦戦するようではね。
隠岐の海とは体格差があります。
以前、投げを食らったこともあってなかなか攻めに転じられませんでした。
懐が深いですからね。
逆転の投げでした。
これがぎりぎりでしたね。
相手が先に転んでくれたからね。
勝ちましたが、日馬富士序盤5日間で4勝1敗とはいえ一日一日、どの力士もそうですが大事になってきます。
嫌な相手、嫌な相手と合うんだよね、こういうときには。
きょうの幕内の結果です。
千代鳳も5連勝です。
琴奨菊は物言いのつく相撲差し違え、押し出しの勝ち。
照ノ富士、鶴竜は敗れましたが日馬富士は下手投げで隠岐の海に勝ちました。
1横綱1大関が敗れた九州場所五日目です。
4戦4勝の白鵬登場。
初めての横綱としての休場明けですが白星を4つ並べました。
きのうの嘉風戦、一瞬の勝負でした。
活躍している嘉風との対戦で期待を持って見ていました。
白鵬が右から張ってはたき込み北の富士さん、本人もきのうは複雑な表情を浮かべて右を張って左を差したかったんだと言っていましたが。
差すそぶりもなかったね。
張って体を開いたね。
こうして見るとお客様からブーイングもあって本人も反省をしているんでしょう。
ファンに申し訳ない気持ちです変化については見てませんでしたけども気をつけて頑張りますというコメントを残しています白鵬。
場所前に嘉風戦に対しては白鵬が出稽古に行って感触を確かめたいと。
やはり嫌な相手ですね。
横綱は研究熱心ですね。
みずから出ていって稽古をつけるというのはなかなかないことですからね。
嘉風も落ちた自分が悪いという話をしていました。
休場明けですが。
もう大丈夫。
左の前まわしが速いですね。
過去碧山戦は、12対1。
その1つが白鵬が休場で不戦勝です。
上手投げ、白鵬の勝ち。
白鵬、勝って5連勝です。
碧山、今場所も通じませんでした5連敗。
左四つになって胸が合って碧山が圧力をかけていきました。
今の白鵬の投げはどうでしたか。
きのうの分も含めてよかったんじゃないですか。
きょうは左四つになりました。
いつでも四つになれますから安心感があったでしょうね。
白鵬、琴奨菊が5戦5勝平幕では勢、千代鳳が5連勝でこのあと九州場所は中盤戦に入っていきます。
「大相撲九州場所五日目」をお伝えしました2015/11/12(木) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 五日目 ▽新十両紹介・朝弁慶[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜福岡国際センターから中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)中立(元小城錦),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:991(0x03DF)