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岸田外相 インフラ需要巡り中国をけん制11月16日 17時26分
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岸田外務大臣は、フィリピンで始まったAPEC=アジア太平洋経済協力会議の閣僚会議に出席し、アジア太平洋地域のインフラ需要を巡って、中国が積極的な投資を進めていることを念頭に、将来の維持管理のコストや環境面にも配慮する必要があることを訴え、中国をけん制しました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議の閣僚会議は、18日から開かれる首脳会議に先立ち、日本時間の16日午後からフィリピンのマニラで太平洋を囲む21の国と地域の閣僚らが参加して始まりました。
この中で、林経済産業大臣と共に会議に出席している岸田外務大臣は、アジア太平洋地域で膨大なインフラ需要を巡って中国が積極的な投資を進めていることを念頭に、将来の維持管理のコストや環境面にも配慮する必要があることを訴え中国をけん制しました。そのうえで岸田大臣は、日本が「質の高いインフラ整備」を推進し、アジア太平洋地域を中心に実績を上げていることを訴え、経済協力を強化していく考えを示しました。
また、岸田大臣は閣僚会議に先立ってタイのドーン外相と会談し、南シナ海で中国が人工島の造成を続けている問題を巡って、今週末から始まるASEAN=東南アジア諸国連合の一連の首脳会議で、ASEANが一体となって取り組むことが重要だという認識で一致しました。
この中で、林経済産業大臣と共に会議に出席している岸田外務大臣は、アジア太平洋地域で膨大なインフラ需要を巡って中国が積極的な投資を進めていることを念頭に、将来の維持管理のコストや環境面にも配慮する必要があることを訴え中国をけん制しました。そのうえで岸田大臣は、日本が「質の高いインフラ整備」を推進し、アジア太平洋地域を中心に実績を上げていることを訴え、経済協力を強化していく考えを示しました。
また、岸田大臣は閣僚会議に先立ってタイのドーン外相と会談し、南シナ海で中国が人工島の造成を続けている問題を巡って、今週末から始まるASEAN=東南アジア諸国連合の一連の首脳会議で、ASEANが一体となって取り組むことが重要だという認識で一致しました。