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ロシア大統領 テロ対策で協力姿勢を強調
11月17日 6時27分

ロシア大統領 テロ対策で協力姿勢を強調
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ロシアのプーチン大統領は、G20サミットのすべての日程を終えたあとトルコで記者会見を行い、テロ対策について「協力のためのドアは常に開いている」と述べ、各国と積極的に協力する姿勢を強調しました。
具体的には、政治や治安機関のレベルで情報共有を進め、テロの危険を事前に通報し合う必要があるとしています。
また、プーチン大統領は、シリアで空爆を続ける一方、過激派組織IS=イスラミックステートに対抗するため、地上で戦うシリアの政府軍と反政府勢力の一部に協力を促していると説明しました。そのうえで「このプロセスを逆戻りさせないため、アメリカとヨーロッパ、サウジアラビア、トルコ、イランの支持が必要だ」と述べ、関係国に対しロシアが主導する対IS作戦への支持を呼びかけました。
一方、ウクライナ情勢をきっかけに対立した欧米との関係については、「去年のG20ではもっと緊張していた。しかしすべては変化している。新たな脅威が現れ、どの国にとっても1国では解決が困難な状況になっている」と述べ、IS対策や難民問題を受け、関係改善の兆しが見られるとの認識を示しました。

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