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中ロ首脳会談 新興国の発言権拡大を確認
11月16日 9時21分

中ロ首脳会談 新興国の発言権拡大を確認
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ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は、トルコで開かれているG20サミットに合わせて首脳会談を行い、国際的な枠組みの中で新興国の発言権を広げていくことを確認するとともに、経済協力を加速することで一致しました。
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は15日、トルコ南部のアンタルヤで開かれているG20サミットに合わせて、ことし4回目となる首脳会談を行いました。
この中で、プーチン大統領は、主権国家は国の大小にかかわらず平等だという考えを示したうえで、「こうした国際法の基本的な原則を守ることが、国際問題へのわれわれの基本的な立場だ」と述べました。
中国国営の新華社通信によりますと、習主席はこれに対し、「今の国際秩序がより公正な方向で発展するよう推し進めていく」と応じ、国際的な枠組みの中で新興国の発言権を広げていくことを確認しました。
さらに、両首脳は、ロシアが主導する経済圏「ユーラシア経済同盟」と中国が進める巨大な経済圏構想「一帯一路」の連携を具体的に進めるための経済協力を加速することで一致しました。
ロシアは、ウクライナ情勢を巡る欧米からの経済制裁で経済状況が一段と厳しくなるなか、中国をはじめとするアジア諸国との経済関係の強化に力を入れています。

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