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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画で、石井啓一国土交通相は17日午前、翁長雄志(おながたけし)知事の埋め立て承認取り消しについて、知事に代わって撤回する「代執行」に向けた訴訟を福岡高等裁判所那覇支部に起こした。第1回口頭弁論は12月2日に開かれる。安倍政権と翁長氏の対立は「法廷闘争」に発展した。

 国が沖縄県知事を提訴するのは1995年、県内の米軍用地強制使用の代理署名をめぐり、当時の村山富市首相が大田昌秀知事を提訴して以来、20年ぶり。

 訴状は、知事が判決の正本を受け取った翌日から3日以内に、埋め立て承認取り消しを撤回するよう求めている。判決で国の訴えが認められた場合、国が知事に代わって撤回を執行することができる。