ニュース詳細
出光興産と昭和シェル石油 経営統合で基本合意11月12日 20時26分
k10010303471_201511122140_201511122144.mp4
石油元売り大手の「出光興産」と「昭和シェル石油」は、再来年4月までをめどに合併による新しい会社の設立を目指し、将来的には両社が全国で展開するガソリンスタンドで新しいブランドを使うことを検討することになりました。
石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油は、事業の効率化を進めて国内市場の縮小に対応しようと、ことし7月、両社の経営統合を目指すことを発表し、12日、統合に向けた基本合意書を締結しました。
これによりますと、両社は、来年10月から再来年4月までをめどに合併による新しい会社の設立を目指すということです。また、両社が全国で展開するガソリンスタンドは、将来的に新しいブランドを使うことを検討し、石油製品の精製や物流などの効率化を進めることによって新会社の設立から5年目に年間でおよそ500億円の収益の改善を見込んでいるということです。一方で、両社を合わせて全国に7か所ある製油所の統廃合については、今の時点では考えていないということです。
出光興産の丹生谷晋取締役は記者会見で、「大きなスケールで一段と高い合理化を進め、国内やアジアで競争力のある会社を目指したい」と述べました。また、昭和シェル石油の渡辺宏執行役員は「製品の需要が落ちる一方で石油元売りの数が多いという構造的な問題の解決に新しい会社で努めていきたい」と述べました。
これによりますと、両社は、来年10月から再来年4月までをめどに合併による新しい会社の設立を目指すということです。また、両社が全国で展開するガソリンスタンドは、将来的に新しいブランドを使うことを検討し、石油製品の精製や物流などの効率化を進めることによって新会社の設立から5年目に年間でおよそ500億円の収益の改善を見込んでいるということです。一方で、両社を合わせて全国に7か所ある製油所の統廃合については、今の時点では考えていないということです。
出光興産の丹生谷晋取締役は記者会見で、「大きなスケールで一段と高い合理化を進め、国内やアジアで競争力のある会社を目指したい」と述べました。また、昭和シェル石油の渡辺宏執行役員は「製品の需要が落ちる一方で石油元売りの数が多いという構造的な問題の解決に新しい会社で努めていきたい」と述べました。