辺野古移設:「シールズ」が各地で反対行動
毎日新聞 2015年11月14日 18時30分
安全保障関連法に反対する学生らの「SEALDs(シールズ)」の各グループが14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する行動「NO BASE 辺野古緊急アピール」を辺野古や東京、名古屋で一斉に実施した。
辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では「シールズ琉球」が「移設工事の強行は民主主義をないがしろにするもの」として集会を開催。移設に反対して座り込みを続けている県民らとともに「辺野古を守れ」「民主主義って何だ」などとリズムに乗ってコールを上げた。
「シールズ琉球」の国際基督教大4年の元山仁士郎さん(23)は「圧倒的な権力を持つ政府が弱い立場の沖縄をいじめている。表に出て声を出すのは勇気がいるが、おかしいと言わないといけない」とあいさつした。【佐藤敬一】