核燃料再処理工場でデータ流用か 旭化成建材がくい打ち
日本原燃は16日、旭化成建材(東京)がくい打ち工事をした青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の建物1棟で、データ流用の疑いがあると明らかにした。放射性物質を扱う棟ではなく、建物の安全性に問題はないとしている。
原燃によると、今後増設する施設の予備電源などが入る建物。2組計4本のくいでデータに同じ数値が並ぶ不自然な部分があった。工事の元請け会社が12日、データ流用の疑いがあるとして連絡した。
建物のくいは計132本。原燃は工事時に社員が立ち会い、くいが支持層に達したのを確認したという。
2015年11月16日月曜日