申台竜(シン・テヨン)監督率いる五輪サッカー韓国代表チームが中国・武漢で行われていた4カ国親善大会を2分1敗で終えた。
15日午後に行われた第3戦の韓国対中国は1-1の引き分けだった。この日も韓国の得点はセットプレーから生まれた。後半32分、イ・ヨンジェのFKが相手選手の頭に当たって上がり、これをヨン・ジェミンが頭でつなぎ、パク・ヨンウが左足でゴールを決めた。13日のコロンビア戦でコーナーキックからのプレーにより2ゴールを決めた韓国は、今大会でセットピースでの強みを見せた。しかし、韓国は後半41分、中国ミ・ハオルンの中距離シュートが韓国のDFに当たって曲がり、同点を許した。
韓国は今回、スタメンを変えながらいろいろ試したが、勝ち星なしで大会を終えた。 テレビ朝鮮で解説を務めたシン・ムンソン明知大学教授は「先にゴールを入れても最後まで集中力を保てず、同点を許したのは改善しなければならない。試合をするほどにパスプレーなど代表チームの組織力が良くなっていたのは良かった」と評価した。
最も光ったのはコロンビア戦と中国戦で連続ゴールを記録したMFパク・ヨンウの活躍だ。イ・チャンドンのけがでレギュラーの座を奪ったFCソウルのパク・ヨンウは、安定した守備力と得点力を見せて合格点を取った。