サムスン電子、北米で月10億ドル販売達成

 サムスン電子は15日、北米(米国・カナダ)市場で先月、月間売上高が10億ドルを突破したと発表した。2004年9月に1億ドルを突破して以降、11年で10倍に膨らんだ格好だ。

 サムスン電子のテレビ市場でのシェアは米国で35.1%、カナダで38.4%でいずれも首位。特に超高画質(UHD)テレビ市場でのシェアは米国で52.1%、カナダで54.4%に達する。

 サムスンは現地の消費者が家電製品を購入する際に参考にする消費者評価雑誌「コンシューマー・リポート」の好評が販売増の原動力になったと説明した。同誌は今年初め、サムスンのテレビ新製品「SUHD TV」に最高点数を付け、「これまでテストしたテレビで最も良い商品だ」と評した。

 市場調査会社JDパワーが今年6月に発表した消費者満足度評価でも、サムスンのテレビは2年連続で全部門で1位となった。サムスンは米ベストバイ、ウォルマートの店舗3,000カ所余りにブランド体験スペースを設け、消費者が自由に製品に触れるようにした。

 サムスン電子のイ・ユン専務は「北米市場の販売が月間10億ドルを突破したことは、サムスンのテレビが信頼される代表的なテレビブランドとして確固たる地位を築いたことを示している。年末の需要期にも北米の消費者による好評が予想される」と述べた。

朴淳燦(パク・スンチャン)記者
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