現代自動車は14日、中国市場で販売する自動車のうち、中型車が占める割合が初めて20%を超えたと発表した。
今年1-10月に中国市場で販売した中型車(ソナタ、K5など)は26万3610台で、販売台数全体(128万3936台)の21%を占めた。
同割合は2008年には7%にとどまっていたが、YFソナタ、K5を発売した11年に10%を超え、13%を記録。その後、現地戦略モデルの「名図」とK4が善戦し、昨年には16%まで上昇していた。
産業研究院(KIET)のイ・ハング上級研究委員は「これまで現代・起亜自は中国市場で、悦動(アバンテHD中国モデル)、浪動(アバンテMD)、K2、K3など主要中小型車を中心に販売を増やしてきた。中型車の販売割合上昇は、安定的な収益向上につながるという点で好材料だ」と述べた。
現代・起亜自は最近、中国市場でのスポーツ多目的車(SUV)の販売拡大にも期待している。9月から中国市場に投入された現代自の新型ツーソンは先月1万台以上を売り上げた。来年初めには起亜自の新型スポーテージも発売する予定だ。