【アンタルヤ聯合ニュース】20カ国・地域(G20)首脳会合などに出席するためトルコ、フィリピン、マレーシア歴訪に出発した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は14日(現地時間)、トルコに到着し、10日間の日程をスタートさせた。
朴大統領は15~16日に南部のアンタルヤで開かれるG20首脳会合で、包容的成長、テロリズム、難民危機、貿易・エネルギー、金融・租税、反腐敗などの議題について、参加国・地域の首脳と意見交換する。
韓国政府が進める公共・労働・教育・金融分野の4大構造改革や創造経済(産業と産業、文化と産業を融合させ付加価値や雇用、成長エンジンを生み出す経済政策)について説明するほか、世界経済およびマクロ政策での協調、投資、国際金融、雇用など国際経済の懸案に対する韓国の立場も表明する予定だ。
会合には安倍晋三首相も出席し、両首脳の接触も注目される。
朴大統領は17日にフィリピンに移動し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。20日からはマレーシアを訪れ、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議、東アジアサミット(EAS)、韓・ASEAN首脳会議に臨む。23日に帰国する。