中国人が購入したソウル市内の土地が毎年約40%ずつ増えていることが分かった。
ソウル市が13日に明らかにしたところによると、今年9月30日現在でソウル市内の外国人所有の土地は274万5132平方メートルだとのことだ。これは、ほぼ汝矣島の面積(290万平方メートル)に相当する。外国人所有の土地の公示地価は約10兆ウォン(約1兆500億円)に達する。
このうち中国人所有の土地だけが急増している。2013年の1537筆から14年は2234筆、15年9月現在は3104筆で、年々約40%ずつ増加してきた。外国人所有土地全体の増加率は14年3.3%、15年5.6%だった。
所有面積だけを見ると、米国人が所有する土地が最も多い。米国国籍を持つ韓国系が所有する土地が多いためだ。13年の1万3572筆から14年は1万3384筆と約2%減少したが、15年9月現在は1万3483筆と0.7%増加した。ソウル市関係者は「最近は中国の朝鮮族ではなく、中国人が土地を購入するケースも急増している」と語った。