ニュース詳細
無人機攻撃で被害の少女 「教育で平和を」11月17日 4時11分
アメリカがテロ対策だとしてパキスタンで行っている無人機攻撃で、家族を失った少女が都内で講演し、「武力ではなく教育によって平和を実現してほしい」と訴えました。
パキスタン北西部の出身で11歳のナビラ・レフマンさんは、2012年、自宅の近くがアメリカの無人機のミサイル攻撃を受けてけがをしたうえ、目の前で祖母を亡くしました。
ナビラさんは日本とイスラム社会の交流団体の招きで来日し、16日夜、都内で開かれたシンポジウムで講演しました。
このなかでナビラさんは、「私は自分の町が日本のように平和になることを心から願っています。武力では何も解決できません」と話しました。
また、軍事作戦の巻き添えにならないように避難生活を強いられているため、学校に通えていないことを明らかにしたうえで、「教育だけが平和を実現できるのです」と訴えました。
アメリカはテロ対策を理由に、無人機を使ってパキスタン国内のイスラム過激派などへの攻撃を続けていますが、国連の調査によりますと、これまでに市民や子ども少なくとも400人が犠牲になったということです。
シンポジウムのあとナビラさんは、世界各地で相次ぐテロについて「テロはよくないが、報復攻撃をするのはさらによくない。先進国は私たちの教育に力を貸してほしいです」と話していました。
ナビラさんは日本とイスラム社会の交流団体の招きで来日し、16日夜、都内で開かれたシンポジウムで講演しました。
このなかでナビラさんは、「私は自分の町が日本のように平和になることを心から願っています。武力では何も解決できません」と話しました。
また、軍事作戦の巻き添えにならないように避難生活を強いられているため、学校に通えていないことを明らかにしたうえで、「教育だけが平和を実現できるのです」と訴えました。
アメリカはテロ対策を理由に、無人機を使ってパキスタン国内のイスラム過激派などへの攻撃を続けていますが、国連の調査によりますと、これまでに市民や子ども少なくとも400人が犠牲になったということです。
シンポジウムのあとナビラさんは、世界各地で相次ぐテロについて「テロはよくないが、報復攻撃をするのはさらによくない。先進国は私たちの教育に力を貸してほしいです」と話していました。