仏・バルス首相が警告「数日か数週間以内にテロの可能性」

11/16 19:19
パリの同時多発テロ事件で、襲撃を受けたコンサートホール、バタクランは、内部の検証に時間がかかっていて、規制線が解かれる気配はない。
そして、バルス首相が16日、フランスのラジオ局の番組に出演し、今後のテロの可能性について言及した。
バルス首相は、「数日、あるいは数週間以内に、テロが起きる可能性がある」と述べた。
バルス首相は、さらに「標的はフランスとは限らず、ヨーロッパ全土である」と、警戒感をあらわにした。
今回の同時多発テロについては、シリアで計画されたものだと指摘している。
一方で、16日朝の朝刊は、バタクランで犠牲になった人たちの写真を載せているが、「若さが標的となった」と書かれている。
記事では、犠牲となった若者たちを「バタクラン世代」と呼んでいて、若く開放的な思想が、テロの標的となったと指摘している。
厳戒態勢が続くフランスだが、事件後、初めての月曜日を迎えた。
緊張感は残ったままだが、普段通りの生活に戻ることで、テロには屈しない姿勢を示す市民の姿が印象的だった。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース
あしたのニュース