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ノバルティスファーマ 副作用報告せず処分へ
11月11日 4時32分

ノバルティスファーマ 副作用報告せず処分へ
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大手製薬会社ノバルティスファーマが、販売する薬の副作用、およそ5500人分について、定められた期限内に国に報告していなかったことが分かり、厚生労働省は業務改善命令を出す方針を固めました。副作用の報告を巡って、ノバルティスファーマに行政処分が出されるのは、これで3回目になります。
厚生労働省によりますと、大手製薬会社ノバルティスファーマは、ことしに入って把握した、抗がん剤など販売する複数の薬の副作用について、医薬品医療機器法で定められた最大で30日の期限内に国に報告していなかったということです。
報告を行っていなかった患者の数はおよそ5500人に上り、会社側は、社内のシステムに不具合が起き、報告が間に合わなかったと説明しているということです。
厚生労働省は、悪質なケースではないものの、副作用の報告を行わなかった患者の数が多いことから、近く業務改善命令を出す方針を固めました。
副作用の報告を巡ってノバルティスファーマに出される行政処分は、ことし3月の15日間の業務停止などに続き、これで3回目になります。
ノバルティスファーマは「今の時点ではコメントは差し控えたい」としています。

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