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中国企業 北海道のリゾート施設を買収へ
11月11日 21時09分

日本を訪れる中国人観光客が急増するなか、中国・上海の企業グループが、スキー場やゴルフ場などを備えた北海道の大型リゾート施設のすべての株式を買収すると発表しました。
これは、中国・上海で商業施設などを経営する企業グループ「上海豫園旅遊商城」が発表したものです。
それによりますと、この企業グループは、北海道占冠村にある大型リゾート施設「星野リゾートトマム」のすべて株式を、およそ183億円で買収するとしています。
星野リゾートトマムは、スキー場やホテル、それにゴルフ場などを備えた大型リゾート施設で、長野県に本社のある星野リゾートと外資系の投資ファンドが株式を保有していました。
星野リゾートは、来月1日から中国の企業グループが施設を所有することになるとしたうえで、施設の運営は、これまでどおり星野グループが行うとしています。
日本を訪れる中国人は、ことし1月から9月までで383万人余りと去年の同じ時期の2倍を超えています。
中国人観光客が急増するなか、先月には中国の企業グループが日本でホテル事業に参入すると発表するなど、中国企業の間で日本国内のホテル事業への参入や買収の動きが出ています。

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