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マツモトキヨシ会長ら報酬返上 子会社の不正会計で
11月11日 20時36分

ドラッグストア大手の「マツモトキヨシホールディングス」は、子会社の社長らが4億円余りの損失を隠す不正な会計操作を行っていたとして、経営責任を明確にするため、会長と社長が役員報酬1か月分の30%を自主的に返上することを決めたと発表しました。
「マツモトキヨシホールディングス」は、100%子会社の「イタヤマ・メディコ」が損失を隠すために不正な会計操作を行っていた疑いがあるとして、弁護士などによる調査委員会を設けて実態の解明を進めていました。
11日公表された調査結果によりますと、「イタヤマ・メディコ」では、当時の社長と役員の合わせて2人が、商品の在庫を実際より多く見せかける不正な会計操作を行い、その額は4億400万円に上るということです。
不正な会計操作を主導していた当時の社長は、先月31日付けで自主的に退職し、役員は降格処分にしたということです。また、経営責任を明確にするとして、「マツモトキヨシホールディングス」の松本南海雄会長と松本清雄社長が、役員報酬1か月分の30%を自主的に返上することを決めたとしています。
今回の問題について会社では、「調査結果を厳粛に受け止め、信頼の回復と業績の向上に努めます」としています。

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