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くい工事の元請け「三井住友建設」が謝罪11月11日 18時45分
横浜市のマンションで傾きが見つかり、建物を支えるくいのデータが改ざんされていた問題で、くいの工事の元請けの「三井住友建設」の永本芳生副社長は11日の中間決算の会見で「元請けとして、くいの工事の不具合について見抜けなかったことは最大の責任だ」と述べ、謝罪しました。
この問題は横浜市のマンションで傾きが見つかり、建物を支えるくいのデータが改ざんされ、このうちの一部のくいが必要な深さまで達していなかったもので、「三井住友建設」が元請けとして工事全体の施工管理を担っていました。
「三井住友建設」の永本芳生副社長は11日の中間決算の会見で、「住民の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げます」と謝罪しました。そのうえで、永本副社長は「元請けの責任にはくいの工事をきちんと行うことも入っている。不具合を見抜けなかったことは最大の責任だ」と述べ、管理責任があったことを認めました。また、マンションの安全性については、「構造解析した結果として大地震でも倒壊しない強度を有している。必要な補強工事を行うことで住民の不安の解消、安心安全な生活の回復に努めたい」と述べました。
このほか、来年3月期決算の業績見通しについては、今回の問題の影響は合理的に算定できないとして盛り込まなかったことを説明しました。
「三井住友建設」の永本芳生副社長は11日の中間決算の会見で、「住民の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げます」と謝罪しました。そのうえで、永本副社長は「元請けの責任にはくいの工事をきちんと行うことも入っている。不具合を見抜けなかったことは最大の責任だ」と述べ、管理責任があったことを認めました。また、マンションの安全性については、「構造解析した結果として大地震でも倒壊しない強度を有している。必要な補強工事を行うことで住民の不安の解消、安心安全な生活の回復に努めたい」と述べました。
このほか、来年3月期決算の業績見通しについては、今回の問題の影響は合理的に算定できないとして盛り込まなかったことを説明しました。