トップページ国際ニュース一覧米 G20サミットで中国に経済改革など求める
ニュース詳細

米 G20サミットで中国に経済改革など求める
11月11日 9時11分

アメリカのルー財務長官は、今月15日からトルコで開かれるG20サミットでは、減速傾向が見られる世界経済の成長を引き上げる方策について話し合い、特に中国に対して経済や通貨制度の改革を着実に実行するよう求めていく考えを示しました。
主要20か国の首脳らによるG20サミットは、15日から2日間、トルコで開かれます。
オバマ大統領と共にサミットに参加するルー財務長官は10日、ワシントンで行われたフォーラムで、G20では世界経済の成長を引き上げる方策について話し合う考えを示しました。
特に、ことしの夏に世界同時株安などをもたらした中国に対して、輸出や投資頼みの経済からの脱却や、通貨制度の一段の自由化などの改革を求める考えを示しました。
ルー長官は「中国が改革を着実に実行することは、世界経済のためにもなる。中国は改革を約束しているが実行されるかどうかが大切だ」と述べました。
また、アメリカ財務省の別の高官は、記者団に、日本経済もGDP=国内総生産がマイナスになり、このところ成長の勢いが欠けていることが懸念の一つになっていると指摘し、中国経済などとともにG20で議論になる可能性があるという見方を示しました。

関連ニュース

k10010301581000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ