トップページスポーツニュース一覧ロシア ドーピング問題 国際陸連が13日に処分協議
ニュース詳細

ロシア ドーピング問題 国際陸連が13日に処分協議
11月11日 18時40分

ロシア ドーピング問題 国際陸連が13日に処分協議
k10010302181_201511111949_201511111955.mp4
ロシア陸上界のドーピング問題を受けて、国際陸上競技連盟が13日に緊急の理事会を開いて出場停止などロシア陸上競技連盟への処分を協議することになりました。
この問題は、WADA=世界アンチドーピング機構の第三者委員会が9日に公表した調査報告書の中で、ロシアの陸上界で禁止薬物の使用の隠蔽や検査逃れのための贈収賄などの不正行為が日常化し、ロシアでは、「勝利至上主義」の下に組織ぐるみで不正が行われていたと認定したものです。
第三者委員会は、改善がなされるまではロシア陸連が国際大会に出場すべきではないと指摘し、来年のリオデジャネイロオリンピックに出場できない可能性も出ています。
これを受けて、国際陸連が13日にモナコで緊急の理事会を開くことになりました。理事会では、ロシア陸連の国際大会への出場の可否など処分について検討するものとみられます。
また、この問題を巡って、ドーピング違反をもみ消すため賄賂を受けていたとの疑惑が取り沙汰されている国際陸連のラミン・ディアク前会長について、IOC=国際オリンピック委員会は、IOC名誉委員としての資格を暫定停止処分とし、ディアク前会長は11日、名誉委員を辞任しました。

関連ニュース

このページの先頭へ