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シリア ロシア使用の基地近くで砲撃 20人以上死亡11月11日 5時31分
内戦が続くシリアで、アサド政権を支援するロシアが空爆の拠点として使用する基地に近い町で、市民など20人以上が砲撃を受けて死亡し、アサド政権と対立する勢力がロシアの空爆に対する報復として行ったものとみられています。
ロシアのメディアによりますと、シリア北西部のラタキアで10日、郊外にあるロシア軍の空軍基地と町の中心部を結ぶ幹線道路沿いにある大学の周辺が砲撃され、学生を中心に市民など20人以上が死亡し、60人余りがけがをしたということです。
地中海に面した港町ラタキアはアサド政権側が支配する交通の要衝で、ロシアもアサド政権を支えるため、町の郊外にある空軍基地を拠点に、先月30日からほぼ連日、空爆を行っています。
ラタキア市内には空軍基地などを取材するため多数のロシアの報道関係者らも滞在していますが、これまでに砲撃に巻き込まれたという情報はないとしています。
ロシアによる空爆開始後、ラタキアが大規模な砲撃を受けたのは初めてとみられ、過激派組織IS=イスラミックステートや反政府勢力などアサド政権と対立する勢力がロシアの空爆に対する報復として行ったものとみられています。
地中海に面した港町ラタキアはアサド政権側が支配する交通の要衝で、ロシアもアサド政権を支えるため、町の郊外にある空軍基地を拠点に、先月30日からほぼ連日、空爆を行っています。
ラタキア市内には空軍基地などを取材するため多数のロシアの報道関係者らも滞在していますが、これまでに砲撃に巻き込まれたという情報はないとしています。
ロシアによる空爆開始後、ラタキアが大規模な砲撃を受けたのは初めてとみられ、過激派組織IS=イスラミックステートや反政府勢力などアサド政権と対立する勢力がロシアの空爆に対する報復として行ったものとみられています。