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マイナンバー通知カード 配達はまだ10%
11月12日 17時48分

「日本郵便」は一人一人に割りふられるマイナンバーを伝える「通知カード」について今月中に配り終えたいとしていますが、これまでに配達できたのは全体の10%にとどまっていると12日、発表しました。
マイナンバーを伝える「通知カード」は全国の市区町村から郵便局を通じて、簡易書留で住民票のある住所宛てに届けられることになっていて、先月23日に配達が始まりました。
「日本郵便」では全国で5600万通余りを今月中に配り終えたいとしていますが、11日までのおよそ3週間で配達できたのは595万通で全体の10%にとどまっていると12日発表しました。日本郵便が全国2万4000余りの郵便局のうち、1000余りの規模の大きな郵便局を調査したところ、およそ半数で通知カードが全く届いていなかったということです。原因について日本郵便では「通知カード」の印刷業務を行う国立印刷局からカードが届いていないためだとしています。
日本郵便では、「きょうまでに全国18の郵便局で配達ミスも起きており、作業を慎重に進めているが今後は配達の体制を強化して、当初の予定どおり今月中の配達完了を目指したい」としています。

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