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旧宗主国フランスとシリア 揺れる関係
11月16日 13時53分

フランスは、第1次世界大戦中にイギリスとの間で中東を分割する密約を結んで、1920年からシリアを統治しました。シリアは、第2次世界大戦後の1946年にフランスからの独立を果たしましたが、旧宗主国であるフランスは、その後も、政治や経済の分野でシリアと密接な関係を保ちました。
しかし、1963年にシリアで起きた軍事クーデター以降、シリアが旧ソビエトなど社会主義国との結びつきを強めたことから、フランスとシリアの関係は次第に弱まりました。そして、2011年に民主化運動のうねり「アラブの春」がシリア国内でも広がり、アサド政権がデモを弾圧すると、フランスはアサド政権を厳しく非難し、圧力を強めました。
現在行っている過激派組織IS=イスラミックステートに対するシリアへの空爆について、フランスは、当初、結果的にアサド政権を利することになるとして慎重な姿勢を取ってきました。しかし、ことし1月にパリの新聞社「シャルリ・エブド」が襲撃されるなどフランスでテロ事件が相次ぎ、過激派対策を求める声が急速に高まりました。
ことし9月には、オランド大統領が「シリア国内で勢力を拡大しているISによるテロから自国を守るためだ」として方針を変更し、シリア国内のISの拠点に空爆を行うなど軍事的な介入に踏み切っていました。

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