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【プロ野球】

三遊間は若手台頭を 田辺監督がおかわりの負担軽減

2015年11月16日 紙面から

 出てこい三遊間! 西武の田辺徳雄監督(49)が15日、三遊間に若手の台頭を求めた。今季は主に三塁で出場した主砲の中村を、来季はDHで起用する意向。現時点で白紙の遊撃も含めて「何とか若い選手に出てきてもらわないと」と新たな選手の発掘にとりかかる。

 今季の中村の先発は三塁が122試合、DHが17試合。守備でもチームを支えたが、左膝の手術歴がある上、終盤には背中の違和感など疲労に伴うアクシデントも発生した。何より懸念されるのは今季通算6度目の本塁打王に輝いたバットに影響が出ることだ。田辺監督は「守らせ続けるのは厳しい。DHが多くなる」として、来季はメヒアとともに一塁、DHで回す方針を示した。

 三塁を守れる脇谷は今オフ、国内FA宣言。移籍の可能性が高まっており、新戦力の台頭は必須条件だ。候補は“おかわり2世”の山川や、イースタン・リーグ盗塁王で来季2年目の外崎ら。現状では右翼も固定されておらず、3つのポジションで若獅子のバトルが繰り広げられることになりそうだ。 (山田孝人)

 

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