韓国大統領「テロ根絶の取り組みに参加」

11月15日 5時52分

フランスの首都パリで起きた同時テロを受けて、韓国のパク・クネ（朴槿恵）大統領はフランスのオランド大統領に弔電を送り、この中で「テロは反文明的で反倫理的な犯罪行為であり正当化されることはない」と非難しました。

そのうえでパク大統領は「今回のテロはフランスだけではなく国際社会全体に対する攻撃だ。国際社会のテロ根絶の取り組みに積極的に参加する」として、韓国政府としてもテロ対策に協力していくと表明しました。
韓国ではことし、情報機関が過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートに共鳴する外国人５人を爆薬の原料を韓国に密輸入しようとしたとして摘発したほか、ＩＳに参加しようとした韓国人２人の出国を禁止したうえでパスポートを没収しており、韓国政府は「韓国もテロの安全地帯ではない」として国内外の過激派対策を強化しています。