こんにちは、竹野凍です。
今回はsm27538013の解説にもならない捏造設定をぶちまけようとしてこの場に参りました。
この動画はもともと
本来が物書きなので、コッソリ小説にしてまおうかと考えていたネタをぽんぽこしたのがこの動画です。
此方ツイッターのツイートURLです↓
https://twitter.com/HummingFreeze/status/661482178329473024
ツイッターだとあまりにも雑なので、こっちにもこっそりまとめておこうと思いましてこうして筆を執った次第です。
まず最初に。
初期刀→陸奥守吉行 初鍛刀→薬研藤四郎
こういう状況であり、男審神者は気心の知れた陸奥守ばかりを構う、という本丸の状況でした。
へし切長谷部は主への忠誠心が高い刀です。尚且つ、この本丸に顕現されたへし切長谷部は、特に嫉妬深い性格をしていました。
そんなへし切長谷部は、主に頼られ、仲良く話せる陸奥守吉行が憎たらしくて仕方ありません。ですが、主の手前そっけなくするだけで済ませていました。
陸奥守吉行は初期刀、つまりこの本丸で一番人間の側にいる時間が長かった刀です。なので、長谷部と仲良くしようと笑顔で話しかけ、積極的にコンタクトを取ります。
ですが、長谷部はそれが鬱陶しくて仕方ありません。なので、ある日とうとう考えが爆発し、こんな考えに至ります。
「贔屓される刀があるのなら、その刀を折って、なくしてしまえばいい」
こうして、長谷部は初期刀である陸奥守を折って、悲嘆にくれる主を慰めようとします。
然し、長谷部の計画は狂ってしまいました。長谷部は陸奥守が折れた時の近侍であった為、「陸奥守が折れた日を思い出すから」という理由で近侍から外されてしまいます。
代わりに近侍に収まり、主を慰めたのが薬研藤四郎です。
長谷部の嫉妬は薬研藤四郎に向かいますが、主がいつまでも初期刀の陸奥守を思って悲嘆に暮れ、陸奥守吉行を鍛刀しては「これは俺の陸奥守じゃない」と刀解する姿を見て、今度はとんでもない考えに思い至ります。
「『初期刀だから』という理由で寵愛を受けるのなら、俺が初期刀になれば良いんですね、主?」
主の強い念によって、本来なら破壊された陸奥守本体と同じように消える筈の銃だけが遺品として残っています。長谷部はそれを掴んで鍛刀場に向かいます。
初期刀の陸奥守の銃と、自分の本体。それを一緒に燃やす……つまり、連結と似たような事をすることによって、初期刀の陸奥守を自分の中に降ろそうとしたのです。
最近の長谷部の様子を不審に思っていた薬研は、長谷部の背を追いかけて鍛刀場に来ましたが、最早手遅れ。振り向いた長谷部の瞳は、陸奥守のものになってしました。
薬研はそれを審神者に報告し、審神者は"まがいもの"になってしまった長谷部を鍛刀場所に封じ込めます。
然し、数日後、札は効果を無くしてまがいものは出てきてしまいます。
ショックな事が立て続いて伏せってしまった審神者を見舞う粟田口の短刀達。そこに現れたのは、変わり果てたまがいものでした。
そんなまがいものは主のそばにいる刀の精神を全て喰らい尽くし、全てを自分の中に収めてしまいます。
勿論、そんな無茶ができるはずもなく、滅茶苦茶になった身体は可笑しな刀になって転がります。あとに残るのは、審神者の消えた本丸と、そこに棒立ちになる抜け殻たちだけでした。
長くなりましたがこんな話のつもりでした。
彼らはどうして人の身体を得ているのでしょうか。彼らの姿は、何から作られているのでしょうか。
精神は刀として扱われた記憶、容姿はそれに加え、刀自体の見目。
なら、大部分を占める精神を混ぜてしまった長谷部は、長谷部なのでしょうか。
それは多分、まざりもの、まじりもの、まがいものと呼ばれるべきだと思います。
どうでもいいことですが、陸奥守が何故折れたのに踊っていて、最後に長谷部カラーで踊っていたのか。
アレは鍛刀場所で虚ろな目をして立っていた陸奥守と同じ。つまり、初期刀の陸奥守ののこりかすです。
のこりかすは長谷部に影響されて、長谷部とついに逆転した、というイメージでカラー変更をさせて頂いております。
そしてサビの骸骨。コメントで気付いている方もいらっしゃいましたが、長谷部は陸奥守を何本も連結しています。なので、骸骨は陸奥守と同じモーションなのです。
追記
何故長谷部にお札が効かなかったのか、何故審神者は長谷部を刀解しなかったのか。
この二点は、ひとえに封じ込めたものがまがいものだったから、の一言につきます。
分かりやすく喩えるなら、まがいものはバグなのです。
・健全な刀剣でない以上正規の手順で刀解ができない。(審神者既知)
・審神者の札は健全な刀剣のみにしか効かない。(審神者知らず)
という事で起こった悲劇でした。つまり、悲劇を防ぐには折るしかなかったんですね。
蛇足が長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。
コメント
そこで一つ気になったことがあったので、動画コメでなくこちらで確認させていただきます。投稿コメに、参考になさった作品があるという旨が書かれておりましたが、MMD動画を見て、こちらのメイキングや世界観説明などを見てから、なんとなくどなたの作品をご参考にされたのかがわかったような気がします(陸奥守がああなってしまったり、最後の刀剣達の様子であったり、ブロマガ記事ラストの世界観だったりで)。
そこで、竹野さんが動画を紹介する中で、参考元となった作品投稿者さんへ、この動画を作成投稿するにあたりアクションを取られたのか、ということが気に掛かりました(参考にした、としか書かれていなかったので)。
この界隈に関しては、そういった作品群に対しての確認などがとても大切なことと個人的に考えています。竹野さんの今回の動画もとても素晴らしいものでしたので、もし、私の心配が杞憂であればそうとご回答していただければ……と思います。
大変長文となってしまい、申し訳ありませんでした。それでは。
竹野様がアップロードされたこの動画に対して、同曲を使用したBASARAのMMD動画を参考になさったのではというかなり苛烈な口調のタグやコメントが何度もついていて、私も拝見したのですが一部のカメラワークなどがかなり似ているように思われました。
実際にそちらを参考になさったのでしょうか?
そうであるにせよないにせよ、はっきりと動画説明文かこちらの解説文に明記なさったほうが、動画も荒れず余計な反感や誤解を受けずに済むのではと思うのですが…
また、その疑問が寄せられているカメラのファイルを一般配布、かつコンテンツツリー登録必須という事ですが、こういった経緯を知らない方がファイルを使用して動画をアップロードすると、今現在竹野様が受けている批判や誤解に巻き込まれかねません。
その事についてはどうお考えでしょうか。
個人的には、そういった懸念がある状態でファイルを配布されるのは、責任感や危機感を欠いた行為ではないかと思います。
寄せられている疑問にはっきりと答えを出してから配布するべきではと感じるのですが。
お忙しいかとは思いますが、お答え頂ければ幸いです。