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G20 中国は構造的な改革努力を 首相が促す11月16日 1時34分
トルコで開かれているG20サミットに出席している安倍総理大臣は、世界経済や成長戦略をテーマに開かれたセッションで、世界経済の安定に向けて、中国に対して、過剰な生産設備の解消など構造的な改革に努力するよう促しました。
G20サミットは、日本時間の15日夜、安倍総理大臣をはじめ、アメリカのオバマ大統領ら主要20か国の首脳らが出席してトルコ南部のアンタルヤで開幕し、各国の首脳らは、ワーキングランチに続き、世界経済や成長戦略をテーマとしたセッションに臨み、安倍総理大臣は討議をリードする発言者に指名されました。
この中で、安倍総理大臣は「先進国経済は日本を含め再び世界経済にプラスの貢献をするところまできている。これに対し、これまで高い成長を達成してきた新興国等に弱さが見られる」と指摘しました。そのうえで、安倍総理大臣は「特に、中国には、過剰な生産設備の解消をはじめ、経済の不均衡や構造的な諸課題の解決に向けた改革努力が求められている。中国経済の安定的でバランスのとれた成長は、世界経済の安定に資する」と述べ、過剰な生産設備の解消や少子化対策など、構造的な改革に努力するよう促しました。
また、安倍総理大臣は「大筋合意に至ったTPP=環太平洋パートナーシップ協定は成長戦略の核であり、生産性の向上や産業の活性化などを通じて日本の成長につながることを期待している」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、新たにGDP=国内総生産600兆円の達成などの目標を掲げ、日本経済の成長に取り組むことを通じて世界経済の成長に貢献していく考えを表明しました。
この中で、安倍総理大臣は「先進国経済は日本を含め再び世界経済にプラスの貢献をするところまできている。これに対し、これまで高い成長を達成してきた新興国等に弱さが見られる」と指摘しました。そのうえで、安倍総理大臣は「特に、中国には、過剰な生産設備の解消をはじめ、経済の不均衡や構造的な諸課題の解決に向けた改革努力が求められている。中国経済の安定的でバランスのとれた成長は、世界経済の安定に資する」と述べ、過剰な生産設備の解消や少子化対策など、構造的な改革に努力するよう促しました。
また、安倍総理大臣は「大筋合意に至ったTPP=環太平洋パートナーシップ協定は成長戦略の核であり、生産性の向上や産業の活性化などを通じて日本の成長につながることを期待している」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、新たにGDP=国内総生産600兆円の達成などの目標を掲げ、日本経済の成長に取り組むことを通じて世界経済の成長に貢献していく考えを表明しました。