【BOX】三浦V5戦、セミファイナル昇格 22日ラスベガス、日本人選手では破格
2015年11月15日6時0分 スポーツ報知
◆プロボクシング WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 王者・三浦隆司―同級1位・フランシスコ・バルガス(21日、米ネバダ州ラスベガス マンダレイベイ ホテル&カジノ)
プロボクシングWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(31)=帝拳=に14日、朗報が舞い込んだ。21日(日本時間22日)に米ラスベガスで行う同級1位フランシスコ・バルガス(30)=メキシコ=とのV5防衛戦がセミファイナルに昇格することが内定した。ミドル級王者コット(プエルトリコ)対アルバレス(メキシコ)戦がメインを飾るビッグマッチで、当初セミに出場予定だった世界王者ウォード(米国)が負傷欠場し繰り上がった。
日本人選手では過去に例を見ない破格の扱い。しかし三浦は「目標はリングに立つことではなく、勝つこと」と浮足立たなかった。この日で国内での調整は打ち上げ。スパーリングは過去最多の165回に達した。「今は戦闘態勢。この気持ちを維持していきたい」と引き締めを図っていた。