【BOX】アマチュア5冠の井上浩樹がプロ転向を表明
2015年11月12日16時35分 スポーツ報知
プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(22)と東洋太平洋スーパーフライ級王者・井上拓真(19)=ともに大橋=のいとこで、アマチュア5冠の浩樹(23)が12日、横浜市の大橋ジムでプロ転向を表明した。
浩樹は神奈川県座間市出身で、身長178センチのサウスポー。小学3年から高校まで尚弥、拓真らと一緒に練習してきた。相模原青陵高1年で国体と選抜大会を制覇し、今年の和歌山国体ライトウエルター級優勝を飾るなど5冠の実績を持つ。
来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指していたが、「悩んだ末にプロになることを決めた。尚弥や拓真がプロで活躍している姿を見て、自分もやってみたいと思っていた」と話した。
19日に都内でプロテストに臨み、合格すれば、12月29日に東京・有明コロシアムで尚弥や拓真の初防衛戦が行われる興行で、スーパーライト級6回戦でプロデビューする予定。「スーパーライト級には世界に強い選手がたくさんいる。一歩ずつ勝ち上がり、世界チャンピオンになりたい」と意欲を語った。