【マラソン】駒大主将の其田、ハーフで優勝「予定通り」
2015年11月15日12時48分 スポーツ報知
上尾シティマラソンが15日、埼玉・上尾運動公園陸上競技場発着で行われ、ハーフマラソン男子の部で駒大の其田健也(4年)が1時間2分48秒で優勝した。2位も駒大の西山雄介(3年)が1時間2分52秒で続いた。招待選手の川内優輝(28)=埼玉県庁=は1時間3分11秒で5位相当だった。
出雲駅伝(10月12日)、全日本大学駅伝(1日)ともに3位で、箱根駅伝(来年1月2、3日)では8年ぶり7度目の優勝を目指す駒大の主将を務める其田は「きょうはタイムよりも順位を重視して走りました。予定通りです」と納得の表情で話した。14日の日体大長距離競技会1万メートルでは駒大の2枚看板の中谷圭佑(3年)が28分17秒56、工藤有生(2年)が28分23秒85とそれぞれ自己ベストを更新。「あいつらが頑張ってくれたのでチームにいい流れがきた。箱根駅伝で勝つためには9、10番目以降の選手の底上げが必要。もうひと踏ん張りです」と強豪の主将らしく貫禄たっぷりに話した。
川内はリオ五輪代表選考会の福岡国際マラソン(12月6日)に向け、強化の一環として出場。「今季の自己ベストが出た。福岡では2時間7分台を狙える。表彰台(3位以内)が目標です」と明るい表情で話した。初の五輪代表については「とにかく順位を狙う。そうすれば結果はついてくるでしょう」ときっぱり。レース終了後は、大会サポーターを務める、さいたま国際マラソンの会場(さいたまスーパーアリーナ)へ足早に元気よく向かった。