天龍源一郎 ラストマッチ直前の心境吐露「7勝7敗で千秋楽」
2015年11月15日 13時57分
15日、東京・両国国技館で引退試合を迎えたミスタープロレス・天龍源一郎(65)が、大会開始(午後5時)前の午後1時30分から会見を行った。
角界時代から52年の格闘技人生の集大成。新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカとの大一番を前に、天龍は「今さら気持ちがどうのこうのはないですけど、相手も新日本のエース。平常心で臨めたらと思います」と落ち着いた表情を見せた。
前夜(14日)は「興奮して寝れなかった。自分でびっくりした。明日で開放されるっていうのと最後の大一番が待っているというのと、微妙な気持ち」だったという。
しかし「やれることはやった。今日の一番は平常心で迎えられる。ただ天龍源一郎を見せるだけですよ」と吹っ切れた様子だ。
相撲の聖地・国技館でのラストマッチには「感無量ですよ」とキッパリ。試合前にはリングで受け身の練習を繰り返した。「7勝7敗で千秋楽を迎える心境」で迎える大一番。昭和と平成をまたいで一時代を築いた希代の名レスラーが、いよいよ最後の戦いに臨む。
【新着記事】
【関連記事】