女子中学生を車に押し込む　容疑の会社員逮捕　川崎

　多摩署は１４日、女子中学生を車内に押し込み、わいせつな行為をしようとしたり、顔を殴ったりしたとして、強制わいせつ致傷の容疑で、川崎市中原区下小田中、会社員、横田仁志容疑者（３２）を逮捕した。

　逮捕容疑は、１０月３１日午前１時４０分ごろ、同市多摩区内の路上で、自転車に乗って帰宅途中だった近くに住む中学２年の少女（１４）を乗用車の中に押し込み、体を触るなどのわいせつな行為をしようとしたが、少女に抵抗され、その際に顔面を殴って軽いけがを負わせたとしている。「（少女を）平手でたたいたが、わいせつな行為をしようとはしていない」と容疑を一部否認している。

　同署によると、横田容疑者は少女の進路をふさぐように車を寄せ、少女が自転車を停止させると運転席から降りて少女の口をふさぎ車内に押し込んだという。