先日三井ゴールデン・グラブ賞の受賞者が発表されました。マリーンズからは涌井、クルーズ、清田の3選手が選ばれています。
5年以上のキャリアを持つプロ野球担当記者による投票制で、規定投球回以上投球し、かつ年間試合数の3分の1以上登板している投手と、チーム試合数の2分の1以上同じポジションで出場している捕手・野手が対象です。

パ・リーグ
投手 涌井秀章(ロッテ)5年ぶり3回目
捕手 炭谷銀仁朗(西武)3年ぶり2回目
一塁 中田翔(日本ハム)初受賞
二塁 クルーズ(ロッテ)初受賞
三塁 松田宣浩(ソフトB)3年連続4回目
遊撃 今宮健太(ソフトB)3年連続3回目
外野 柳田悠岐(ソフトB)2年連続2回目
   秋山翔吾(西武)2年ぶり2回目
   清田育宏(ロッテ)初受賞
   
セ・リーグ
投手 前田健太(広島)4年連続5回目
捕手 中村悠平(ヤクルト)初受賞
一塁 畠山和洋(ヤクルト)3年ぶり2回目
二塁 菊池涼介(広島)3年連続3回目
三塁 川端慎吾(ヤクルト)初受賞
遊撃 鳥谷 敬(阪神)3年連続4回目
外野 福留孝介(阪神)9年ぶり5回目
   丸 佳浩(広島)3年連続3回目
   大島洋平(中日)2年連続4回目


フィールディングが上手い涌井の受賞は順当。
清田はマリーンズの外野の中では守備が上手いです。3割打ったのも受賞の理由でしょうか。
岡田がもっと試合に出られていれば岡田だったかもしれません。荻野や角中はあまり上手くありません。
クルーズは雑な守備も多かったですが、派手なファインプレーの印象が強かったのでしょう。

ゴールデングラブと言いながら、実際は打てる割りに守備がそこそこな選手が選ばれており、賞の形骸化が進んでいます。

投票資格のある記者が選手のプレーを実際に見ていないという批判もありますね。
ショートの守備が下手な鈴木大地に28票も入ってしまったのがその証拠でしょう。
鈴木大地は一部の守備指標だけ抽出するとパリーグのショートの中で上位に入ってしまうため、ファンからの批判が多い広尾晃氏と言うライターはゴールデングラブ賞の有力候補に鈴木大地を推していました。
野球を見ていない人物が幅を利かすようなスポーツジャーナリズムはやがてファンからそっぽを向かれてしまいます。

ゴールデングラブ賞のあり方自体も含め、色々と考える時期にきていると思います。


各選手のコメントはこちらです。

涌井投手(5年ぶり3回目)

「5年ぶりの受賞という事で、少し期間が空いてしまいましたが、これを励みに引退するまで獲れるように頑張ります。」


クルーズ選手(初受賞)

「一年間セカンドのポジションを任されて、自分が一番欲しかった賞。本当に嬉しいし興奮しているよ。選んでくれた人に感謝している。ありがとう。」


清田選手(初受賞)

「初めての受賞なので、非常に嬉しいです。プロ野球に入り、今年はオールスターにも出場させてもらい、そして三井ゴールデン・グラブ賞も一つの目標でもあったので、今年一年間、頑張って本当に良かったです。来年も獲得できるように頑張ります。」



「初めての受賞なので、非常に嬉しいです。プロ野球に入り、今年はオールスターにも出場させてもらい、そして三井ゴールデン・グラブ賞も一つの目標でもあったので、今年一年間、頑張って本当に良かったです。来年も獲得できるように頑張ります。」


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