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伊豆半島のジオパーク認定 イルカ漁理由に保留
11月14日 22時56分

伊豆半島のジオパーク認定 イルカ漁理由に保留
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貴重な地形や地質が残る地域「世界ジオパーク」を認定する国際団体が、ことし9月の会議で静岡県の伊豆半島の認定を「保留」とした理由の一つに、この地域でかつて行われていたイルカの追い込み漁を挙げていたことが分かりました。
「世界ジオパーク」はユネスコが支援する国際団体「世界ジオパークネットワーク」が認定するもので、日本では現在、8か所が認定されています。
静岡県の伊東市など15の市や町などで作る「伊豆半島ジオパーク推進協議会」は伊豆半島の認定を目指していましたが、ことし9月の国際会議で追加資料の提出が必要な「保留」とされ、認定は先送りになりました。
協議会によりますと、先月初め、ユネスコの関係者から届いたメールに10項目の「保留」の理由が示されていたということです。その一つに伊東市で10年余り前まで行われていた伝統のイルカの追い込み漁が挙げられ、漁を巡る歴史やいきさつなどにについて、さらに説明を求められているということです。
伊豆半島ジオパーク推進協議会は「これまでの経緯とともに10年余り行っていないイルカ漁を今後どうするのか、漁協などの関係機関と協議して報告したい」と話しています。

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