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フォード マツダの全株式売却 資本提携解消
11月14日 20時31分

アメリカの大手自動車メーカー「フォード」が、保有していたマツダのすべての株式を売却したことが分かりました。フォードは36年前マツダに出資し、一時は33.4%の株式を保有するなど緊密な関係がありましたが、今回の売却で長年にわたる資本提携は解消されました。
フォードはことし3月末の時点でマツダの株式の2%余りを保有していましたが、マツダによりますと、ことし9月末までに保有するすべてのマツダの株式を売却したということです。
フォードは昭和54年、第2次石油ショックなどで業績が悪化したマツダに出資し、平成8年には出資比率を33.4%にまで高めたほか、4代にわたってフォードの出身者がマツダの社長を務めるなど緊密な関係がありました。しかし、リーマンショックで経営が悪化したことから、フォードはマツダの株式の大半を売却し、最近は出資比率が2%まで低下していました。
今回の売却で、マツダとフォードの資本提携は解消されましたが、マツダによりますと、タイの合弁会社や中国のエンジン工場などの業務提携は維持するということです。

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